ラクマで商品を出品するには、いくつかの項目を埋めて販売価格を決める必要があります。
その際、出品初心者さんからすると「この項目はどう入力したらいいの?」と思う部分がいくつかあるかもしれません。
そんなラクマの出品方法や売れた後にやるべき操作方法や手順を、初心者さんでもわかりやすいように詳しくご紹介します。
- 【出品者向け】ラクマの出品の仕方・売れた後のやり取りや操作方法
- ラクマは出品するだけではない!コメントやメッセージ、梱包、発送は全て丁寧に
【出品者向け】ラクマの出品の仕方・売れた後のやり取りや操作方法
まだラクマで出品したことがない方にとっては「ラクマの出品は難しそう・・・」と思うかもしれませんが、ラクマの出品方法は慣れてしまえば3分ほどで終わります。
ラクマの商品の出品方法
ではラクマで商品を出品する際の手順をご紹介します。
ですがその前に、出品したい商品がラクマの出品禁止対象ではないかを必ず確認しましょう。
出品禁止商品を出品してしまうと商品の削除、さらにはペナルティが課される可能性があるため、出品者さんは必ずラクマの出品禁止商品を把握しておきましょう。
出品したい商品の写真を撮る
まずはラクマで出品作業をする前に、出品したい商品の写真をスマホで撮りましょう。
ラクマでは1商品につき最大で4枚まで商品画像を登録できるので、1枚だけでなく様々な角度から4枚分の写真を撮ってみましょう。
商品画像の撮り方は別記事で詳しく書いていますので、こちらを参考にしてください。
商品を登録していく
商品の写真が撮れたら出品作業(登録作業)に入ります。アプリ内の下のメニューの「出品」から商品を出品していきます。
商品名・商品説明を作る
画像を選択できたら、出品フォーマットに商品情報を入力していきます。商品名の作成方法
商品説明の作成方法
この商品説明を作成する上で重要となるのが、自分が「この商品を購入するときに知りたいと思う情報」は全て載せることです。
また、傷汚れがある場合は何も書かないとクレームにも繋がりますので「どの部分にどのくらいの汚れやシミやがあるのか」を具体的に書いておくとクレームが防げます。
さらにその汚れやシミを画像で撮って載せるとより親切です。
商品名・商品説明文の作り方についても別記事で詳しく書いていますので、下記の記事を参考にしてください。
ラクマの売れる商品名・商品説明の書き方!コピペOKなテンプレートやハッシュタグの使い方とは?
カテゴリーを選択する
その後は商品のカテゴリーを選択していきます。
商品名にカテゴリーと一致するワードが入っていれば、「お探しのカテゴリーはこちらですか?」とラクマ側が自動で候補を挙げてくれます。
その中に当てはまるカテゴリーがあれば選択をし、当てはまらなければ手動でカテゴリーを辿っていき当てはまるカテゴリーを選択しましょう。
ブランドの選択
出品する商品がブランド商品の場合は、必ずブランドを登録しましょう。
ラクマではユーザーが好きなブランドを設定することができます。
出品時にブランドを選択しておくと、そのブランドを「好きなブランド」に登録している人に商品が表示されやすくなります。
つまり、ターゲットに売れやすくなるのです。
また、出品時にブランドを登録していると、商品が一覧で並んだ時にも一目でどんなブランドかがわかるようになっているのでクリックされやすくなります。
↓登録したブランドはこのように表示されます
ラクマはブランド名の表記が超大事!売れるための4つのルールやブランドがない場合は?
商品の状態を選択
次に商品の状態を選択していきます。
新品、未使用・未使用に近い・目立った傷や汚れなし・やや傷や汚れあり・傷や汚れあり・全体的に状態が悪いの中から選択していきます。
傷や汚れがある場合は正直に当てはまる商品状態を選択しましょう。
配送料の負担を選択
配送料の負担とは、この商品が売れた場合に出品者・購入者のどちらが送料を負担するか?ということです。
出品者としては送料の負担はできるだけしたくないですし、正直なところ購入者が負担して欲しいと思ってしまいますよね。
ですが、現在のラクマでは送料込み(出品者負担)が当たり前となっており、着払い(購入者負担)の商品は売れない傾向があります。
また、ラクマ独自の配送方法の「かんたんラクマパック」は送料込み(出品者負担)でないと利用できないため、送料は送料込み(出品者負担)で出品することが望ましいです。
もし大型商品などの送料が高い商品の場合は、販売価格に送料分を上乗せするなどしても良いでしょう。
ラクマは送料込み・着払いのどちらが売れる?利用できる発送方法の送料比較も!
配送方法の選択
その商品が売れた場合、どんな配送方法で発送するかを選択します。
送料が出品者負担であっても、意外と「どんな配送方法で発送してもらえるのか」ということをユーザーは見ていますので、正確な配送方法を選ぶようにしましょう。
ラクマでは多くの配送方法から選ぶことができますが、一番おすすめなのが「かんたんラクマパック」を利用することです。
かんたんラクマパックは通常よりも送料が格安、宛名書き不要、追跡番号付き、もしもの時の配送補償つきなど出品者・購入者ともにメリットが多くあります。
また、「かんたんラクマパック(日本郵便)」なら匿名配送が利用できるため、個人情報を教えたくない人にはおすすめです。
どの配送方法にも荷物のサイズや重量の規定があるため、サイズオーバーしないかどうかを事前に確認した上で発送方法を選ぶようにしましょう。
発送日の目安の選択
発送日の目安とは、商品が売れて代金が支払われてからどのくらいの日数で商品を発送するのかということです。
ラクマでは1~2日で発送・2~3日で発送・4~7日で発送が選べますので、仕事や育児などの都合を考えながら発送目安を決めます。
「購入してからどのくらいで届くのか?」を重視しているユーザーはとても多いため、最短の「1〜2日で発送」を選ぶと売れやすくなります。
ですが、仕事や育児でなかなか発送が頻繁にできない人は無理のない日数を選び、発送期限が過ぎないように気をつけましょう。
ラクマの発送日の目安とは?売れる設定方法、発送期限を超えたらキャンセルも?
発送元の地域の選択
その商品をどの都道府県から発送するのかを選択します。
基本的には自分の住んでいる都道府県になるため、正しい場所を選びましょう。
購入申請あり・なしの選択
ラクマでは購入申請機能があります。
この購入申請機能とは、ユーザーが商品を購入したいと思った時に「この商品を購入したいです!」と出品者へ購入の意思表示をすることができる機能です。
購入申請が来ると、出品者はどんなユーザーから購入申請が来たのかを購入前に確認することができるため、事前にユーザーのプロフィールや評価を見ることができます。
それを見た上で出品者が購入の許可・拒否ができるのです。
「いきなり購入されたくない」「事前にどんなユーザーかを見てから購入者を決めたい」などがあれば「購入申請あり」に設定をしましょう。
ラクマの購入申請とは?キャンセル方法や拒否、メリット・デメリットとは?
販売価格の入力
その商品をいくらで販売するのかを決めます。
価格については商品の状態などを見て「その商品と価格が釣り合うのか」をよく考えた上で決めましょう。
また一度、同じ商品がラクマで販売されているのかを検索してみて、その商品の相場を知ることも大事です。
最初はその相場に対して少し安く販売してみる、もしくは同じくらいで販売してみるなどしてみましょう。
利益シミュレーションをして問題ないかを確認する
また、販売価格を入力すると販売手数料(3.5%)と販売利益が自動で入力され、その商品が売れた時の利益のシミュレーションを行えます。
その最終利益を見た上で自分が納得でできるのかを考え、その価格でよければ「出品する」をタップしましょう。
途中で下書きに保存することもOK
もし商品を出品していて中断しなければいけない時があれば、その時は「下書きに保存する」をタップしましょう。
下書きに保存しておけば、次にラクマのアプリを開いた時に保存した下書きから出品作業を再開することが可能です。
下書きに保存した商品の編集方法:
マイページ>下書きの商品>再開したい商品をタップ>編集
商品出品後にやるべきことや手順
ラクマでは「商品を出品したら後は売れるのを待つだけ」というわけではありません。
売れる前にもやるべきことが発生する場合もありますし、売れた後の梱包や発送の手順もしっかり知っておく必要があります。
商品コメントが来れば返信する
ラクマに商品を出品をすると、ユーザーから商品の質問や値下げ交渉のコメントが来る場合あります。
最初は戸惑うかもしれませんが、商品の質問には丁寧に答え、値下げ交渉は自分がその値段に納得できるのならその値段での販売をしてあげましょう。
ですが、大幅に値下げを要求された場合など、自分が納得できない場合はしっかり断ることも大事です。
ラクマでよくあるコメントの例や返信例文などを下の記事でご紹介していますので、こちらも参考に!
商品が売れたら取引ページを確認する
もしラクマで商品が売れた場合、ラクマからメールが届き、さらにラクマのアプリから通知が来ます。
また、商品が購入されると商品ページ上は誰もコメントや購入ができない状態となり、「取引ページへ」のボタンが表示されるようになります。
この取引ページで購入者とメッセージのやりとりや、発送に必要な情報の確認をすることができます。
まずは購入のお礼のメッセージを送る
商品が売れたらまずは購入者にお礼のメッセージを送りましょう。
購入後、出品者から何も連絡がなければ購入者も不安になってしまいますので、「しっかり購入を確認しましたよ」という意味も込めてメッセージを送ります。
メッセージの送り方については別記事に詳しく書いていますので、こちらを参考に。
ラクマで取引メッセージを送るのはマナー!おすすめの例文・こないことで悪い評価も?
商品代金が支払われたら梱包・発送作業をする
もし購入者がATM支払い/コンビニ支払いを選択していて、支払いに時間がかかっている場合は「購入者の支払い待ちです」と表示されます。
その場合は、まだ商品を発送してはいけません。
その後購入者が商品代金を支払うか、クレジットカード等で購入の際に決済を済ませている場合は、取引ページ上に「商品を発送してください」と表示されるので、それが表示されたら梱包・発送作業に進みます。
商品の梱包は丁寧に
商品を梱包する際、できるだけ梱包資材は事前に持っておいた方が良いです。
例えば、プチプチ、緩衝材、OPP袋、ガムテープ、宅配用紙袋などです。
最初は通販で買い物をした時の梱包資材を再利用するのでも良いですが、今後も発送作業が多くなりそうであればネットで簡単に梱包資材を購入することができるので、いくつか持っておくことがおすすめです。
また、商品は配送中に破損がないようにプチロールに丁寧に包み、できるだけ綺麗な紙袋や茶封筒、段ボールに入れましょう。
もし段ボールで発送する際、商品と段ボールに隙間が開くようであれば、新聞紙や紙などの緩衝材を埋めるかズレないようにテープで固定してしまうのも良いでしょう。
梱包したら発送場所に荷物を持ち込む
商品の梱包が完了したら、荷物を発送場所へ持ち込みましょう。
かんたんラクマパックの場合は、取引ページ上で二次元コードを発行する必要があるため、荷物のサイズや発送場所を選択した上で二次元コード(QRコード)を発行し、発送場所(コンビニか郵便局、ヤマト運輸営業所など)へ荷物を持ち込みましょう。
他の配送方法を選択した場合は、その配送方法に従って発送作業を行いましょう。
発送が完了したら発送通知・発送完了のメッセージを送る
発送が完了したら、ラクマの取引画面上から発送通知を行います。
発送通知のやり方
ラクマの発送通知の方法は下記となります。
取引画面上上部の「商品を発送したので、発送通知をする」をタップ>「商品を発送しましたか?」に「はい」をタップ
かんたんラクマパックの場合は、取引画面上から購入者も荷物の追跡番号を確認できるので発送通知のみで良いでしょう。
ですが、それ以外の配送方法の場合は、荷物の追跡番号を知っているのは出品者のみとなります。
「追跡番号を知りたい」という購入者も多いため、念のためメッセージで発送が完了した旨と配送方法・荷物の追跡番号を送るようにしましょう。
購入者の受け取り評価評価後、購入者へ評価をつける
商品が無事購入者に到着すると、購入者から受け取り評価がきます。
受け取り評価の通知が来たら、出品者側も購入者に取引の評価をつける必要があります。
このお互いの評価を行わないと出品者に商品代金が支払われないので、必ずお互いの評価をつけることを忘れないようにしましょう。
その際、購入者への評価をつける基準は下を参考にしてください。
・良い:特に問題がなくスムーズにやりとりができた
・普通:メッセージのやり取りや配送に関して何か問題はあったが無事取引が完了した
・悪い:取引をする上で問題があった
(例:商品を受け取っているのに受け取り評価をずっとしてくれなかった、期日までに代金を支払わなかったなど)
ラクマでは多くの場合が特に問題なく取引を終えることができるので、お互いを「良い」評価をつけ合うことが多いです。
下の記事で詳しい評価の付け方をご紹介していますので、こちらも参考に!
お互いの評価がつき次第、出品者に商品代金が支払われ自分の売上金に反映されます。
これで取引完了となります。
ラクマは出品するだけではない!コメントやメッセージ、梱包、発送は全て丁寧に
以上が、ラクマの出品方法や出品者がやるべき売れた後の手順についてでした。
「ラクマに商品を出品したら後は待っているだけ」と思いがちですが、実は出品後も出品者としてやるべきことは多くあります。
商品コメントや取引メッセージ、商品の梱包・発送作業等は、購入者の立場に立って丁寧に対応することが大事です。
ラクマでは、商品を出品してから取引が完了するまでが出品者の仕事となるため、代金をいただく以上最後まで責任を持って取引をするようにしましょう。