ラクマ初心者さんが商品を出品する際、様々な面で不安な点があります。
例えば、「個人と個人のやり取りとなるから個人情報は教えなければいけないの?」ということや、「発送まで全て自分でやるなら事前に何が必要?」「配送方法は何を使えばいいの?」などと思うでしょう。
ラクマで商品を出品をするということや、出品だけでなく発送や個人情報の管理、さらにしっかり利益が残るか(マイナスにならないか)までしっかり考えた上で出品をしなければいけないのです。
そこで、ラクマ初心者さんが商品を出品する前に知っておくこと・準備しておくことについてご紹介していきます。
ラクマ出品初心者さんが知っておくべき4つのポイント
上でもご紹介した通り、ラクマに商品の出品するということは「やったー!売れた!」というだけではダメなのです。
売れた後に商品の梱包や発送もあるため、商品を購入者に無事に届けるまでが仕事となります。
そんなラクマで初めて商品を出品する際、事前に知っておくべきことや準備しておくことがあります。
これを知らないと売れてから「間違えた!」「聞いてないよ!」ということにもなり得るので、しっかり把握しておきましょう。
個人情報が心配ならかんたんラクマパックを利用する
ラクマ初心者さんがまず思うことは「ラクマって個人間取引だよね?じゃあ個人情報を相手に教えるってこと?大丈夫?」ということでしょう。
実際にこの個人情報を教え合うということがネックで、今までフリマアプリを利用しなかったという人は多いと思います。
ですが、ラクマでは出品者・購入者お互いの個人情報を教えあわない匿名での取引が可能です。
それは、ラクマ独自の配送方法「かんたんラクマパック」を利用した場合のみ、匿名での取引となります。
また、かんたんラクマパックは通常の配送方法よりも送料が格安になり、手書きで宛名書きをしなくても良いため、出品者からしても嬉しい点ばかりです。
下記でかんたんラクマパックについて詳しくご紹介していますので、事前にどんな配送方法なのかや使い方を知っておきましょう。
購入申請機能は使わない
ラクマには購入申請機能というものがあり、商品を出品する際に「購入申請あり」「購入申請なし」を出品者が選ぶことができます。
その際、「購入申請あり」にし設定しているとユーザーが商品を購入したいと思った時に、出品者へ購入の意思表示をすることができます。
購入申請が来ると、出品者はどんなユーザーから購入申請が来たのかを確認することができるため、事前にユーザーのプロフィールや評価を見ることができます。
それを見た上で出品者が購入の許可・拒否ができるのです。
これは一見「変な人から購入されたくないし、購入前に自分で購入者を選べるのはいいかも!」と思うかもしれませんが、この購入申請ありに設定することはおすすめしません。
その理由は、急いで購入したいと思っているユーザーにとってみれば、購入申請をしてから出品者の許可が下りるまで購入ができないため、その待っている時間はストレスでしかありません。
また、ラクマでは友達紹介でポイントがもらえたり、定期的にラクマ事務局からクーポンが発行されたりしますが、それには必ず有効期限がついています。
そのラクマポイントやクーポンの期限が迫っているから商品を探しているのに「購入申請あり」と設定されていれば、「この商品すごく欲しいけど購入できるまでに時間がかかりそうだからやめよう」と思われて、機会損失にもつながってしまいます。
そのためにも「購入申請なし」にしておき、ユーザーがすぐに購入・決済できる状態にしておきましょう。
ラクマの購入申請機能とは?キャンセル方法や拒否、メリット・デメリットとは?
梱包資材(用品)をしっかり揃える
売れた時のことを考えて、出品前にしっかり梱包用品は揃えるようにしましょう。
梱包に必要なものが揃っていなければ「あれがない!これがない!」となってしまい、急遽買いに行くことにもなります。
そうなると発送が遅れてしまったり梱包が汚くなってしまうこともあるので、事前にしっかり揃えておきましょう。
必要となるのアイテムは下記があればOKでしょう。
● プチロール
● メンディングテープ
● A4、A5茶封筒
● 60cmサイズ・80cmサイズ相当の紙袋
● ガムテープ
もちろんネットでも購入できますが、基本は100円ショップで揃えられるものばかりです。
また、商品によってはプチロールがいらなかったりしますし、段ボールが必要な商品の場合でも、スーパーやお店で段ボールがタダでもらえるのでそこで調達しましょう。
別記事で必要な梱包用品について詳しく書いているので、下記の記事も参考にしてください。
【メルカリ・ラクマ】おすすめの梱包資材・発送グッズで必要なものはどれ?
商品を発送する際の送料を計算しておく
商品が売れたら必ず発生するのが送料です。
ラクマでは送料を購入者負担にすることもできますが、送料を購入者負担にすると購入率が確実に下がる上に、匿名配送でさらに送料が格安となるかんたんラクマパックが利用できなくなるため、送料は必ず出品者負担にしましょう。
ですがその場合、ラクマで販売した価格から販売手数料と送料が差し引かれることとなり、いくつかの点で不都合が出てきしまいます。
①利益が残らず赤字になる
例えば、1000円の商品を出品して売れた場合でも送料が900円かかってしまったら、利益はほぼ残りません。
ラクマでは販売手数料が安いのが特徴ではありますが、このように送料を考えた上で出品をしないと、赤字になってしまうこともあります。
事前に送料を把握し販売価格を上げる、もしくは出品はしないという選択も大事です。
②販売価格によってはかんたんラクマパックを利用できない
ラクマのかんたんラクマパックは、通常よりも送料が安くなるため出品者としては嬉しいのですが、実は利用できる最低の販売価格が設定されています。
かんたんラクマパックでは日本郵便・ヤマト運輸どちらも、下記の金額を下回って販売した場合は利用ができません。
● ネコポス:販売価格300円以上
● 宅急便コンパクト:販売価格570円以上
● 宅急便:販売価格1,610円以上
● ゆうパケット:販売価格300円以上
● ゆうパック:販売価格1,610円以上
それを防ぐためにも、商品ごとに送料がどの程度かかるのかを把握した上で商品の価格をつける必要があるのです。
下記ページにラクマで利用できる発送方法のおおよその送料をまとめていますので、その商品をどの配送方法を使って配送するのかを予め決め、送料を考慮した上で利益がきちんと出るのかを考えてから出品するようにしましょう。
ラクマの発送方法や送料を徹底比較!送料最安のおすすめの配送方法は??
ラクマで売れた後のことを考えてしっかり準備を
以上が、ラクマの出品初心者さんが事前に知っておくべきこと4つについてでした!
ラクマでは残念ながら、出品時は気づかなくても売れた後に気づくということは、出品初心者さんならよくあることです。
ですが、上でご紹介した事だけでも事前に知っておくと、売れたらスムーズに動くことができ「あれがない!これがない!」「こんなはずじゃなかった!」ということが防ぐことができます。
不用品販売でお金を稼ぐにはしっかりと準備も必要なので、初心者さんはこの3つを把握し準備できることはしておきましょう。