フリマアプリの「ラクマ」には様々な配送方法があります。
例えば、ラクマ独自の配送方法の「かんたんラクマパック」もあれば、通常の配送の宅配便、レターパック、クリックポスト、定形郵便など、ラクマで利用できる配送方法はたくさんの種類があります。
そんなラクマで利用できる配送方法はどんな種類があるのか?どの配送方法が一番送料が安いのか?など、比較をしながら詳しく解説していきます!
- ラクマの発送方法や送料を一覧で比較!送料を安く抑える配送方法とは?
- 出品時に必ず利用したい配送方法を選択するように
- まとめ:ラクマで売れた商品は、ほぼ全商品「かんたんラクマパック」で送れる
ラクマの発送方法や送料を一覧で比較!送料を安く抑える配送方法とは?
ラクマには様々な配送方法があります。
また、ラクマでは出品者が商品を出品する際にどの配送方法を利用するかを、出品者自身が選ぶ必要があります。
ラクマで利用できる配送方法の内容や送料をしっかり把握しておかないと、後々「こっちの発送方法の方が安かった」ということにもなりかねないので、事前に知っておきましょう。
ラクマで利用できる発送方法一覧
現在のラクマで利用できる配送方法は下記となっています。
(送料を出品者負担にした場合・順不同)
ラクマで利用できる配送方法のおおよその送料一覧
配送方法 |
送料 |
かんたんラクマパック(日本郵便) |
179円~ |
かんたんラクマパック(ヤマト運輸) |
200円~ |
レターパックライト |
370円 |
レターパックプラス |
520円 |
クリックポスト |
全国一律188円 |
宅急便コンパクト |
610円~+箱代70円 |
ゆうパック元払い |
810円~ |
ヤマト宅急便 |
930円~ |
ゆうメール元払い |
180円~ |
スマートレター |
全国一律180円 |
普通郵便 |
全国一律84円~ |
ヤマト便 |
2,388円~ |
※2019年10月の消費増税に伴い、一部の配送方法の価格に変更がありました。こちらは変更後の料金です。
増税で送料も値上げに!日本郵便の各配送方法が消費税10%で料金変更!
この表だけを見ると、普通郵便がラクマで送料が最安、次にかんたんラクマパック(日本郵便)が安いとわかります。
ですが、発送方法によっては荷物のサイズや重量などで送料が変動するものもあるため、一つ一つしっかり中身を確認することが大事です。
これらの配送方法は一体どんな配送方法なのかを詳しくご紹介していきます。
かんたんラクマパック(日本郵便)
ラクマの「かんたんラクマパック(日本郵便)」とは、ラクマの独自の配送方法である「かんたんラクマパック」の日本郵便を利用した配送方法です。
かんたんラクマパックは、ラクマの出品者のみが使える配送方法となっており、ラクマ以外で売れた商品やラクマを通していない取引では利用することができません。
また、かんたんラクマパックは日本郵便とヤマト運輸の2種類がありますが、匿名配送となるのは日本郵便のみとなります。
(「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」は匿名配送不可です)
日本郵便もヤマト運輸どちらもかんたんラクマパックの特徴やメリットを考えると、ラクマでものが売れたらできるだけ使ったほうがいい配送方法になっています。
かんたんラクマパックは増税後も価格据え置き
ラクマでは2019年10月の消費増税(8%→10%)に伴い、販売手数料を3.5%(税込)から3.5%(税抜)となりましたが、かんたんラクマパック(日本郵便)については送料の変更・値上げ等はありません。
※かんたんラクマパック(ヤマト運輸)も同様に値上げはありません
そのため、今後も安心して利用できる配送方法となっています。
かんたんラクマパック(日本郵便)の特徴
かんたんラクマパック(日本郵便)の特徴は、下記となっています。
・全国どこでも一律の送料
・宛名書き不要
・送料の支払いは売上金から差し引かれる
・A4から170サイズまで、幅広い対応サイズ
・荷物はローソンか郵便局に持っていくだけ
・配達状況が取引ページで確認できて安心
・配送トラブルが発生した際には、ラクマ事務局が商品代金などを補償してくれる
・出品者・購入者ともに匿名配送で取引ができる
かんたんラクマパック(日本郵便)は2種類から配送が選べる
また、かんたんラクマパック(日本郵便)を選択すると、さらに下記のような配送方法に分かれ利用することができます。
①ゆうパケット
ゆうパケットは、ラクマを利用する上で2番目に安い配送方法となります。(一番は普通郵便)
ですが、かんたんラクマパックの中では最安値の発送方法です。
荷物のサイズや重量に制限はありますが、この規定サイズに収まる商品を送る際は必ずかんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットは利用したほうが良いです。
《かんたんラクマパック・ゆうパケットの送料やサイズ規定》
送料: 全国一律 179円(税込)
サイズ:3辺合計: 60cm以内 長辺: 34cm以内 (目安:A4サイズ)
厚さ: 3cm以内
重さ:1kg以内
ゆうパケットは、軽量で小さい小物や衣類の発送にはおすすめの配送方法です。
②ゆうパック
ゆうパックは、日本郵便の宅配便サービスです。
重量があるもの・サイズが大きいもの・壊れ物・割れ物の場合は、段ボールで送るような宅配便サービスを利用するのがおすすめです。
かんたんラクマパック・ゆうパックの送料やサイズ規定
かんたんラクマパックのゆうパックの送料やサイズ規定は下記となります。
荷物のサイズ |
送料 |
60サイズ |
700円 |
80サイズ |
900円 |
100サイズ |
1150円 |
120サイズ |
1350円 |
140サイズ |
1500円 |
160サイズ |
1500円 |
170サイズ |
1500円 |
※荷物のサイズは3辺の長さの合計となります
※重量は一律25kgまでとなります
※2020年4月1日より60サイズの送料が値下げとなりました
詳しいかんたんラクマパック(日本郵便)の特徴は下記の記事でご紹介していますので、こちらも参考に!
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は、ヤマト運輸を利用したラクマ独自の配送サービスです。
ただし、こちらは匿名配送ではないため、通常通り出品者・購入者共に個人情報を教え合う必要があります。
かんたんラクマパックは増税後も価格据え置き
上のかんたんラクマパック(日本郵便)でもご紹介した通り、ラクマでは2019年10月の消費増税(8%→10%)に伴い、販売手数料を3.5%(税込)から3.5%(税抜)となりました。
ですが、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)については送料の変更・値上げ等はありません。
※かんたんラクマパック(日本郵便)も同様に値上げはありません
ただし、宅急便コンパクトの箱代が65円から70円へ値上げとなったため、宅急便コンパクトを利用する際は今までよりも5円分高くなります。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の特徴
上で紹介したかんたんラクマパック(日本郵便)とかんたんラクマパック(ヤマト運輸)は特徴がほぼ同じですが、違いはヤマト運輸は匿名配送ではない、日本郵便のゆうパックは170サイズまで対応ですがヤマト運輸は160サイズまでの対応となります。
また、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の場合は、荷物の発送場所がファミリーマートかヤマト運輸営業所になります。
・全国どこでも一律の送料
・宛名書き不要
・送料の支払いは売上金から差し引かれる
・A4から160サイズまで、幅広い対応サイズ
・荷物はファミリーマートかヤマト運輸営業所に持っていくだけ
・配達状況が取引ページで確認できて安心
・配送トラブルが発生した際には、ラクマ事務局が商品代金などを補償してくれる
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は3種類から配送が選べる
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を選択すると、さらに荷物の大きさや重量によって3種類の中から配送方法を選ぶことができます。
①ネコポス(A4に入る小型サイズ)
送料: 全国一律 200円(税込)
サイズ:A4サイズ(31.2cm 以内 × 22.8cm ) 以内
厚さ:3cm以内
重さ:1kg以内
※ネコポスは日時指定不可です
②宅急便コンパクト(小~中型サイズ)
送料:全国一律 530円(税込)
※別途専用BOXの購入に70円(税込)かかります
サイズ:
専用薄型BOX 34cm × 24.8cm (A4サイズ) 以内
専用BOX 20cm × 25cm 以内
厚さ:5cm以内
③宅急便(中~大型サイズ)
荷物のサイズ |
重量 |
送料 |
60サイズ |
2kgまで |
800円 |
80サイズ |
5kgまで |
900円 |
100サイズ |
10kgまで |
1150円 |
120サイズ |
15kgまで |
1350円 |
140サイズ |
20kgまで |
1500円 |
160サイズ |
25kgまで |
1500円 |
※荷物のサイズは3辺の長さの合計となります
かんたんラクマパックの宅配便サービスは送料は同じなので特徴で選ぶ
ラクマで売れたものを宅配便で発送する場合は、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)もかんたんラクマパック(日本郵便)も送料が同じなので、どちらを選んでも良いと思います。
ただし、下記のような違いがあるので荷物のサイズや持ち込み場所等を考え、選ぶことがおすすめです。
・匿名配送を利用したいなら日本郵便
・ヤマト運輸の場合は荷物のサイズごとに重量の制限がある
・ヤマト運輸は170サイズに対応していない
・ヤマト運輸の荷物持ち込み場所はファミリーマート・ヤマト運輸営業所
・日本郵便の荷物持ち込み場所はローソン・郵便局
レターパック
レターパックライト・レターパックプラスは日本郵便の配送サービスです。
レターパックには2種類があり、どちらも最寄りの郵便局か取り扱いのあるコンビニで指定の封筒を購入する必要があります。
また、どちらも指定の封筒はA4サイズ・重量4kg以内となりますが、荷物の厚みによりライトとプラスで分かれます。
レターパックの特徴
レターパックの特徴は下記となります。
①レターパックには2種類ある
レターパックには、レターパックライト・レターパックプラスの2種類があります。
青はレターパックライト、赤がレターパックプラスになります。
↓レターパックライトの封筒
↓レターパックプラスの封筒
②どちらも封筒サイズ、重量の規定は同じ
レターパックライト・レターパックプラス共に封筒のサイズはA4サイズ、重量は4kg以内と同じになっています。
③ライトとプラスの違いは商品の厚み
ここで間違えてはいけないのが、レターパックライトとレターパックプラスでは送れる荷物の厚みが異なります。
商品の厚みが3cm以下ならレターパックライト、厚みが3cmを超える場合はレターパックプラスが最適です。
④どちらも全国一律送料でわかりやすい
レターパックライト、レターパックプラス共に全国一律料金のため、送料がわかりやすくなっています。(送料については下記)
⑤どちらも追跡番号付き
レターパックライト、レターパックプラス共に追跡番号がついているので、荷物の配送状況の確認が可能です。
⑥購入者へのお届け方法が異なる
レターパックライトはポスト投函、レターパックプラスは対面でのお届けとなり、レターパックプラスはお届けの際、サインか印鑑が必要になります。
⑦郵便局、一部のコンビニでレターパックの封筒を購入できる
レターパックの封筒は、最寄りの郵便局、または一部のコンビニで購入が可能です。
コンビニの場合は取り扱っていない場合もあるので、郵便局で買うのが安心です。
⑧ポストに入れば発送はポスト投函もOK
レターパックライトのみ、ポストに入るサイズの厚さ3cm以下であればポスト投函で発送が可能です。
レターパックプラスは厚みが3cm以上となるためポスト投函はできませんので、郵便局の窓口で発送をしましょう。
レターパックライトのサイズ・料金一覧
A4封筒サイズ、厚みが3cm以下、重量4kgの場合はレターパックライトが最適です。
<レターパックライトのサイズ規定>
・サイズ:A4サイズ×厚さ3cm以内
・重量:4kg以内
<送料>
全国一律370円
※2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています
レターパックプラスのサイズ・料金一覧
レターパックライトは厚みが3cm以下と厚みに規定がありましたが、レターパックプラスには厚みの規定はなく、封筒に入ればどんな厚みのものでも送ることができます。
(あまりにも厚みがあり封筒が変形し危険だと判断されれば、窓口で止められる可能性もあり)
<レターパックプラスのサイズ規定>
・サイズ:A4サイズ(封筒に入れば厚みの制限なし)
・重量:4kg以内
<送料>
全国一律520円
※2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています
※注意※レターパックには配送補償がない!
レターパックプラスは安価な上、指定の封筒に入れて発送する配送方法です。
そのため、配送補償がついておらず、割れ物・壊れ物の発送には向いていません。
たとえレターパックの指定の封筒に荷物が入ったとしても、割れ物・壊れ物を発送する際は配送補償がついている配送方法(特に宅配便)を利用するようにしましょう。
ラクマでレターパックライトを利用する頻度はあまりないかも?
ラクマで売れた商品を発送する場合は、レターパックライトを使うことはあまりないかと思われます。
その理由は、A4サイズで厚みが3cm以下の場合は、かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットを利用したほうが断然送料が安くなるからです。
(ゆうパケットなら送料179円)
ただ、なぜラクマではレターパックライトが選択できるようになっているかというと、レターパックライトは重量が4kg以内までなら対応しているからです。
ゆうパケットは重量1kg以内のものに限られてしまうので、A4サイズ以内で厚みが3cm以下・重量が1kg以内であれば、ゆうパケットを使うべきですが、1kg以上4kg以下のものを発送する場合はレターパックライトを利用しましょう。
ですが、私の今までの経験上、A4サイズで厚み3cm以下のものはほぼ100%の確率で重量が1kg以下だったので、レターパックライトは使った経験はありません・・・
クリックポスト
クリックポストは日本郵便とYahoo!JAPANが提携した配送サービスです。
当初はヤフオク!で売れたものを発送するために開始された配送サービスのようですが、Yahoo!JAPAN IDを持っている人ならヤフオクで売れた商品に限らず、ラクマで売れた物に対しても利用することができます。
クリックポストの特徴
クリックポストの特徴をご紹介します。
・送料は日本全国一律188円(税込)
・追跡番号が発行されるので荷物の追跡が可能
・荷物の発送はポスト投函でOK
・配送ラベルは家のプリンターやコンビニで印刷をする必要がある
・信書、現金の送付不可
・受け取りもポスト投函
・Yahoo!JAPAN IDの取得が必要
・郵便扱いとなるため日時指定は不可
クリックポストのサイズ・料金一覧
<クリックポストのサイズ規定>
・サイズ:長さ34×幅25(A4サイズ)×厚さ3cm以内
・重量:1kg以内
<送料>
全国一律188円
※2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています
ラクマでクリックポスト利用するならかんたんラクマパック(日本郵便)を使おう!
クリックポストは安くて追跡番号もついた安心な配送方法ではありますが、荷物の規定サイズはゆうパケットと同じになります。
そのため、188円のクリックポストを利用するのであれば、179円のかんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットを利用したほう安いですし、配送ラベルを自分で作成する必要もないのでおすすめです。
かんたんラクマパックのゆうパケットは追跡・補償付きで超安い!その特徴は?
宅急便コンパクト
ラクマでは配送方法で「宅急便コンパクト」も選択できるようになっていますが、これを選択してしまうと通常のヤマト運輸の宅急便コンパクトになってしまいます。
(通常料金:610円~+専用ボックス70円)
宅急便コンパクトは、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を選択すれば、全国一律で530円+専用ボックス70円で利用できるので、宅急便コンパクトを利用したい場合は「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択するようにしましょう。
かんたんラクマパックなら送料が通常よりも安い上に、匿名配送で送ることができるのでかんたんラクマパックの方が良いです。
ゆうパック元払い
ラクマでは配送方法で「ゆうパック元払い」を選択することができてしまいますが、これを選択してしまうと通常のゆうパック元払いのサービスや料金になってしまいます。
ゆうパックの元払いは、かんたんラクマパック(日本郵便)を選択すればゆうパック元払いが通常よりも格安で、さらに匿名配送で利用できるようになっていますので、「かんたんラクマパック(日本郵便)」を利用するようにしましょう。
ヤマト宅急便
ラクマでは配送方法で「ヤマト宅急便」を選択することができてしまいますが、これを選択してしまうと通常のヤマト宅急便のサービスや料金になってしまいます。
ヤマト宅急便を利用するなら、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を選択すればヤマト宅急便が通常よりも格安で、さらに匿名配送で利用できるようになっていますので、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を利用するようにしましょう。
ゆうパケット
ラクマでは配送方法で「ゆうパケット」を選択することができてしまいますが、これを選択してしまうと通常のゆうパケットのサービスや料金になってしまいます。
(通常:送料250円~)
ゆうパケットは、かんたんラクマパック(日本郵便)を選択すればゆうパケットが179円と格安に、さらに匿名配送で利用できるようになっていますので、「かんたんラクマパック(日本郵便)」を利用するようにしましょう。
ゆうメール元払い
ゆうメールは日本郵便の配送サービスで、特定の商品のみを送ることのできる配送方法です。
その特定の商品とは書籍、雑誌、商品カタログ、CD、DVD、コイル状の金具でとじたカレンダーのみとなります。
また、荷物を送る際に様々なルールがあるため、あまりゆうメールを利用する機会はないかと思われます。
ゆうメールの特徴
ゆうメールの特徴は下記となっています。
①送れる商品が限られている
ゆうメールで送ることのできる物は、書籍・CD・DVD・小型のコイル金具でとじたカレンダーのみとなっていて、それ以外の商品は発送不可
②荷物サイズに規定あり
ゆうメールで送ることのできる荷物サイズは、長辺34cm×短辺25cm(A4サイズ)以内×厚さ3cm以内、重量1kg以内となっています。
③送料は重量によって決まるが、全国一律料金
ゆうメールの送料は重量により異なりますが、全国一律料金で遠方に送ってもわかりやすい料金設定です。
④荷物にハサミで切り込みを入れる
ゆうメールで送る際、荷物を梱包した状態でハサミで切り込みを入れるなどして中身が見えるようにしなければいけません。
詳しくは郵便局の窓口の方に聞いてみることをおすすめします。
ゆうメールのサイズ・料金一覧
サイズ:長辺34cm×短辺25cm(A4サイズ)以内×厚さ3cm以内
重量:1kg以内
荷物の重量 |
送料 |
~150g |
180円 |
~250g |
215円 |
~500g |
310円 |
~1kg |
360円 |
※2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています
ゆうメールは利用する機会はほぼないと思っていてOK
ゆうメールは、送ることのできる商品が限られている上に、荷物に切り込みを入れなければいけないなど、様々なルールがあります。
購入者からすれば、荷物に切り込みが入っている状態で届けば少し不審に思ってしまうかもしれません。
また、規格内はA4サイズ×厚み3cm以下・重量1kg以内の荷物に限られるため、日本郵便のゆうパケットとほぼ条件が同じです。
それなら、送料179円のかんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットを利用した方が送料も安く、さらに匿名配送で送ることができるので、そちらの方が便利です。
ラクマで売れた商品を送る際、ゆうメールは使う機会はないと思っていて良いでしょう。
スマートレター
スマートレターは日本郵便の配送サービスで、下記のような特徴があります。
荷物サイズ:25×17cm(A5ファイルサイズ)
厚さ:2cmまで
重量:1kgまで
料金:180円
この条件であれば、かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットの方が送料が1円安く、サイズはA4サイズまで送ることができ、さらに荷物の厚みは3cmまで対応しています。
ラクマで売れたものを利用する場合は、スマートレターよりもかんたんラクマパックのゆうパケットを利用した方が便利なので、スマートレターは利用する機会はほぼないでしょう。
普通郵便(定形郵便・定形外郵便)
普通郵便はラクマで利用できる発送方法の中で、送料が最安値の配送サービスとなります。
「普通郵便」という配送方法の中に、定形郵便・定形外郵便という2種類の配送方法があり、荷物のサイズや重量で定型郵便・定形外郵便に分かれます。
「郵便」と名前が付いているだけあり、一般的な軽手紙やハガキと同じように郵送で荷物を送る配送方法です。
定形郵便の特徴
まず、定形郵便の特徴は下記となります。
・通常のハガキや手紙と同じように郵便で送ることができる
・切手を貼ればポスト投函もOK
定形郵便のサイズ規定と送料
定型郵便のサイズ規定は、下記となっています。
サイズ |
重量 |
料金 |
長さ23.5×幅12×厚さ1cm以内 |
25g以内 |
84円 |
長さ23.5×幅12×厚さ1cm以内 |
50g以内 |
94円 |
※2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています。
定形外郵便の特徴
次に、定形外郵便の特徴です。
・定形外郵便の中でも荷物のサイズにより規格内・規格外に分かれる
・送料は全国一律でわかりやすい
・商品の発送は、ポストに入るサイズであれば切手を貼ってポスト投函もOK
・1kgを超える荷物の場合は宅配便など他の配送方法を使ったほうが安い場合がある
・別途料金を払えば書留、速達、特定記録(追跡番号)をつけられる
定形外郵便のサイズ規定・送料
定形外郵便のサイズ規定は、規格内・規格外によって異なります。
①規格内
規格内とは、A4サイズの用紙が折らずに入る角形2号封筒程度の大きさ、厚さ3cm、重量1kg以内の荷物を指します。
サイズ:長辺34×短辺25×厚さ3cm以内
重量:1kg以内
この規格内に収まらないサイズであれば規格外となります。
荷物の重量 |
送料 |
~50g |
120円 |
~100g |
140円 |
~150g |
210円 |
~250g |
250円 |
~500g |
390円 |
~1kg |
580円 |
②規格外
サイズ:荷物の3辺の長さ合計が90cmまで
重量:4kg以内
荷物の重量 |
送料 |
~50g |
200円 |
~100g |
220円 |
~150g |
300円 |
~250g |
350円 |
~500g |
510円 |
~1kg |
710円 |
~2kg |
1040円 |
~4kg |
1350円 |
※規格内・規格外共に2019年10月の消費増税に伴い送料が変更となっています。
定形郵便・定形外郵便については別記事でより詳しく紹介していますので、下記も参考に!
定型郵便・定形外郵便とは?小物の郵送におすすめの普通郵便の料金や特徴をご紹介!
ヤマト便
ヤマト便はヤマト運輸の配送サービスで、通常のヤマト宅急便では送ることのできないサイズの商品や、ラクマの販売価格が30万円以上の商品を送る際に利用する配送方法です。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の宅急便では、160サイズまで・重量25kg以下の荷物を送ることができますが、大型の家具などがラクマで売れた場合、サイズや重量が宅急便で送ることができないことがあります。
ですが、ヤマト便なら200サイズ・30kgまでの荷物を送ることができるので、大型の商品を送る際にはおすすめです。
ヤマト便の特徴
ヤマト便の特徴は下記となっています。
・160サイズを超える荷物を送ることができる
・荷物1個当たりの荷物の3辺合計が200cmまでの荷物に対応
・荷物1個当たりの重量は30kgまで対応
・ラクマでの販売価格30万円以上の荷物を送る場合に推奨されている配送方法
・荷物のお届け日数は、全国翌々日配達(宅急便のお届け日数+1日)
・送料は、荷物の「総重量」とお届け先の「エリア」により決まる
(実重量と容積換算重量と比較して重い方を採用)
※容積換算重量(kg)= 縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280)
ヤマト便の料金は、ヤマト運輸のヤマト便HPで調べることができます。
出品時に必ず利用したい配送方法を選択するように
ラクマでは様々な種類の配送方法がありますが、商品を出品する際にきちんと利用する配送方法を選択するようにしましょう。
もし梱包してみて「この配送方法では送れなそうだな」と分かれば、商品が売れた後でも配送方法の変更は可能です。
ただし、匿名配送ができるかんたんラクマパック(日本郵便)は、売れた後の配送方法の変更はできるだけしない方がいいです。
ラクマのシステム上、出品時にかんたんラクマパックを選択していても、取引開始後でもかんたんラクマパック以外の配送方法に変更することはできます。
ですが、購入者は「匿名配送をしてもらえる」と思ってかんたんラクマパックの商品を購入している人も多く、後から「やっぱり匿名配送ではない配送方法に変更します」と言われると「なんでだよ!匿名で送って欲しかったのに」と思う人は多いはずです。
これは個人情報をお互いに教えるリスクやトラブルにもつながる可能性もあるので、できるだけ出品時に配送方法を決めておいて、その配送方法で送ることを心がけましょう。
まとめ:ラクマで売れた商品は、ほぼ全商品「かんたんラクマパック」で送れる
ラクマには、出品時の画面で様々な配送方法を選択できるようになっていますが、私の経験上、ラクマで売れた荷物を発送する際、ほぼ全商品かんたんラクマパックで送れてしまいます。
稀に、荷物は軽量だけど厚みがあるという商品の場合には定形外郵便を、荷物はA4サイズなのに厚みと重量があるという場合にはレターパックプラスを利用することもありますが、かんたんラクマパック・定形外郵便・レターパックプラス以外はほぼ使うことはないと思います。
それ以外の配送方法は、かんたんラクマパックで代用できることがとても多いです。
そのため、かんたんラクマパックの日本郵便・ヤマト運輸のどちらを使うかだけはしっかり決めておけば、かんたんラクマパックでほぼ全ての商品を発送することができるでしょう。
ただし、上でもご紹介した通り、もしかんたんラクマパック(日本郵便)を選んでおいて売れた後に「やっぱりかんたんラクマパック(日本郵便)以外の配送方法を利用したい!」となった場合は、匿名配送ではなくなってしまうので、購入者にメッセージで住所や氏名などの個人情報を聞く必要が出てきてしまいます。
その場合、購入者からすれば匿名配送で送ってもらえなくなってしまうので、嫌がられることもありますし、トラブルにもつながります。
そのようなことがないように、出品時の配送方法の選択は間違わないように、さらに荷物の梱包サイズまで把握した上で配送方法を選択するようにしましょう。