この記事では、下記のことについてまとめています。
● メルカリ初心者向け!出品方法を解説
● 匿名配送で取引したい場合の設定方法
● 商品が売れた後の流れや手順
(梱包・発送・荷物持ち込みなど)
- 【メルカリ初心者向け】出品方法・商品登録の手順を解説!
- メルカリに出品後にやるべきこと!売れた後の手順
- メルカリで出品をしたら取引完了まで責任を持って対応をしよう
【メルカリ初心者向け】出品方法・商品登録の手順を解説!
メルカリの出品前に知っておくべき2つのこと
メルカリで商品を出品する前に、いくつかのことを知っておきましょう。
1, 販売手数料・その他手数料
メルカリでは、会員登録・出品自体には手数料はかかりません。
ただし、商品が売れた際にかかる「販売手数料」と、売上金を自分の口座に振り込む際の「振り込み手数料」がかかります。
販売手数料:商品代金の10%
振り込み手数料:1回200円
販売手数料は、商品が売れた時に出品者に入る売上金から差し引かれます。
2, 出品禁止商品
出品したい商品が、メルカリの出品禁止対象ではないかを確認する必要があります。
メルカリでは出品禁止商品があり、出品してしまうと商品の削除や利用停止・退会処分などの厳しいペナルティが課される可能性があります。
そうならないとためにも、出品者さんは必ずメルカリの出品禁止商品を把握しておきましょう。
メルカリの出品方法・商品登録手順
では、メルカリで商品を出品する際の手順をご紹介します。
1, 出品したい商品の写真を撮る
まずはメルカリで出品作業をする前に、出品したい商品の写真をスマホで撮りましょう。
メルカリでは、1商品につき最大で10枚まで商品画像を登録できます。
1枚だけでなく様々な角度から写真を撮ってみましょう。
必ずしも10枚分撮影をしなければいけないということではありませんが、商品画像が多けば多いほど売れやすくなります。
商品画像の撮り方は別記事で詳しく書いていますので、こちらを参考にしてください。
2, 商品を登録していく
商品の写真が撮れたら、出品作業(登録作業)に入ります。メルカリアプリ内の下のメニューの「出品」をタップし、出品へのショートカットの「アルバム」を選択します。
すると、スマホのアルバム(カメラロール)の画像が表示されるので、出品する画像を最大10枚選択しましょう。
商品画像データを元に商品情報を入力してくれる
メルカリでは商品画像を登録すると、画像のデータを元に商品情報を入力してくれる場合があります。
(商品画像がわかりづらい・メルカリの過去のデータにない商品の場合は空欄のままになります)
カテゴリー・ブランド・商品名が自動入力されることがあるため、正しければそのままでOKです。
もしも異なれば、下でご紹介する内容を参考に手動で修正していきます。
3, カテゴリーを選択する
商品のカテゴリーを選択していきます。
ここでも画像データを元に「お探しのカテゴリーはこちらですか?」と、自動で候補を挙げてくれます。
その中に当てはまるカテゴリーがあれば、選択をしましょう。
もしも当てはまらなければ、手動でカテゴリーを辿っていき正しいカテゴリーを選択しましょう。
4, ブランドの選択
出品する商品がブランド商品の場合は、必ずブランドを登録しましょう。
メルカリでは膨大な数のブランドが登録されており、少しマイナーなブランドも検索をすればヒットするようになっています。
ここでブランド選択をすると、そのブランド名で検索した際にヒットするようになり検索に有利になります。
ただし、異なるブランドを選択して出品することはメルカリの規約違反となります。
必ず正しいブランドを選択して出品するようにしましょう。
メルカリでブランド品を出品するならブランド名表記に注意!守るべき4つのルールとは?
5, 商品の状態を選択
次に商品の状態を選択していきます。
商品の状態をしっかり確認した上で、下記に当てはまるものを選択します。
● 新品、未使用
● 未使用に近い
● 目立った傷や汚れなし
● やや傷や汚れあり
● 傷や汚れあり
● 全体的に状態が悪い
傷や汚れがある場合は、正直に当てはまる商品状態を選択しましょう。
6, 商品名・商品説明を入力する
その後は、商品名・商品説明を入力していきます。
メルカリで出品をする際、この商品名と商品説明が一番重要な部分となります。
なぜなら、この商品名と商品説明の内容が検索に関わる情報となるからです。
つまり、ここできちんと検索を意識した商品名と商品説明が作成できれなければ、検索にはヒットしづらくなり「売れない」ということにつながります。
商品名の作成方法
商品名は限られた文字数の中で、どんな商品かを伝える必要があります。
一目でどんな商品かを、簡潔に説明することが大切です。
そんな商品名を作成する際の、大事なポイントは下記となります。
● 商品名は最大40文字まで入力できる
● 40文字以内でどんな商品であるかを簡潔に説明する
● ユーザーが検索するであろうキーワードを盛り込む
● 分かりやすく、一目でどんな商品かが伝わるようにする
商品説明の作成方法
商品説明は、その商品の詳細の情報を入力する欄です。
メルカリ出品者の中には「新品未使用です」などと商品説明を一言しか記載をしていない人もいますが、これではユーザーに何も伝わらず売れません。
この商品説明を作成する上で重要となるのが、自分が「この商品を購入するときに知りたいと思う情報」は全て載せることです。
そんな商品説明文を作成する際の、大事なポイントは下記となります。
● ユーザーが気になるであろう情報は全て載せる
(購入時期・使用回数・購入時の価格・サイズの詳細など)
● 傷や汚れがあれば、商品画像とは別に細かく書く
● ユーザーが検索するであろうキーワードを盛り込む
商品説明文は、できるだけユーザーから商品の質問が来ないように、詳しく書くことが大事です。
商品名・商品説明文の作り方についても別記事で詳しく書いていますので、下記の記事を参考にしてください。
メルカリで売れる商品名・説明文の書き方やコツとは?これで検索にも有利に!
7, 配送料の負担を選択
配送料の負担とは、この商品が売れた場合に出品者・購入者のどちらが送料を負担するか?ということです。
メルカリでは、送料負担を下記の2つから選択することができます。
● 送料込み(出品者負担)
● 着払い(購入者負担)
出品者としては送料の負担はできるだけしたくないですし、正直なところ購入者が負担して欲しいと思ってしまいます。
ですがここは、できるだけ「送料込み(出品者負担)」に設定をしましょう。
その理由は、現在のメルカリでは送料込み(出品者負担)が当たり前となっており、着払い(購入者負担)の商品は売れない傾向があるからです。
もし大型商品などの送料が高い商品の場合は、販売価格に送料分を上乗せするなどしても良いでしょう。
メルカリは送料別・送料込みどちらが売れる?着払いが売れない理由とは?
8, 配送方法の選択
その商品が売れた場合、どんな配送方法で発送するかを選択します。
送料が出品者負担であっても「どんな配送方法で発送してもらえるのか?」をユーザーは見ていますので、正確な配送方法を選ぶようにしましょう。
匿名配送を利用したい場合
メルカリでは多くの配送方法から選ぶことができますが、匿名配送も利用可能です。
匿名配送を利用するためには、下記の配送方法を事前に選択しておくことが必須です。
ただしこれらの匿名配送は、送料込み(出品者負担)でないと利用できません。
匿名配送を利用したい場合は、上の「7, 配送料の負担を選択」で「送料込み(出品者負担)」を選択してから匿名配送を選択するようにしましょう。
9, 発送元の地域の選択
その商品をどの都道府県から発送するのかを選択します。
基本的には自分の住んでいる都道府県になるため、正しい場所を選びましょう。
10, 発送までの日数の選択
発送日の目安とは、商品が売れて代金が支払われてからどのくらいの日数で商品を発送するのかということです。
メルカリでは、下記の中から発送目安を選択することができます。
● 1~2日で発送
● 2~3日で発送
● 4~7日で発送
メルカリの中には急ぎで商品が欲しい購入者もいるため、最短の「1〜2日で発送」を選ぶと売れやすくなります。
ですが、仕事や育児でなかなか発送が頻繁にできない人は無理のない日数を選び、発送期限が過ぎないように気をつけましょう。
メルカリの発送までの日数とは?数え方や変更方法、売れる日数はどれ?
11, 販売価格の入力
その商品をいくらで販売するのかを決めます。
価格をつける際「できるだけ高く売りたい」と思ってしまうのは出品者の本音ですが、その商品状態と価格が釣り合っていないと売れません。
そこで大事になるのは、一度その商品のメルカリの相場を調べることです。
同じ商品または類似商品が、現在メルカリでどのくらいの価格で出品されているかを調べてみましょう。
最初はその相場に対して少し安く販売してみる、もしくは同じくらいで販売してみるなどして様子を見てみましょう。
利益シミュレーションをして問題ないかを確認する
販売価格を入力すると販売手数料(10%)と販売利益が自動で入力され、その商品が売れた時の利益のシミュレーションを行えます。
また、送料込みで出品する場合は、この販売利益から送料が差し引かれても問題はないか(赤字ならないか)を確認することも大事です。
その最終利益を見た上で自分が納得でできるのかを考え、その価格でよければ「出品する」をタップしましょう。
出品作業を中断したい!保存はできる?
もし商品の出品作業中に「中断したい」「一旦取り消したい」などがあれば、その時は出品画面の一番下の「下書きに保存する」をタップしましょう。
下書きに保存しておけば、次に中断したところから出品作業を再開することが可能です。
下書きに保存した商品の編集方法:
下のメニューの「出品」>下書き一覧>再開したい商品をタップ
メルカリに出品後にやるべきこと!売れた後の手順
メルカリでは「商品を出品したら後は売れるのを待つだけ」というわけではありません。
商品出品後は、売れる前でもやるべきことが発生する場合もあります。
また、売れた後の梱包や発送の手順もしっかり知っておく必要があります。
商品コメントが来れば返信する
メルカリに商品を出品をすると、ユーザーから商品の質問や値下げ交渉のコメントが来る場合あります。
最初は戸惑うかもしれませんが、商品の質問には丁寧に答えましょう。
また、値下げ交渉は自分がその値段に納得できるのなら、その値段での販売をしてあげましょう。
ですが、大幅に値下げを要求された場合など、自分が納得できない場合はしっかり断ることも大事です。
メルカリでよくあるコメントの例や返信例文などを下の記事でご紹介していますので、こちらも参考に!
商品が売れた後の手順・取引のやり取り
もしメルカリで商品が売れた場合、メルカリからメールが届き、さらにメルカリのアプリから通知が来ます。
また、商品が購入されると商品ページ上は「SOLD」の文字が表示され、誰もコメントや購入ができない状態となります。
さらに、画面右下に「取引画面へ」のボタンが表示されるようになります。
この取引ページで購入者とメッセージのやりとりや、発送に必要な情報の確認をすることができます。
1, まずは購入のお礼のメッセージを送る
商品が売れたらまずは購入者にお礼のメッセージを送りましょう。
商品を購入したのに出品者から何も連絡がなければ、購入者も不安になってしまいます。
そのためにも「しっかり購入を確認しましたよ」という意味も込めて、1通メッセージを送りましょう。
取引メッセージの送り方については別記事に詳しく書いていますので、こちらを参考に。
メルカリで出品者が送るべき取引メッセージとは?コピペでOKの例文をご紹介!
2, 商品代金が支払われたら梱包・発送作業をする
即時決済の支払い方法の場合は、購入と同時に決済が完了します。
(クレジットカード・メルペイ残高払い・Famiペイ・キャリア決済など)
ですがもし購入者が「ATM支払い/コンビニ支払い」を選択した場合は、支払い完了までに時間がかかることがあります。
その場合は「購入者の支払い待ちです」と表示されるため、まだ商品を発送してはいけません。
その後購入者が商品代金を支払うと、取引ページ上に「商品を発送してください」と表示されます。
その表示が出たら、梱包・発送作業に進みましょう。
商品の梱包は丁寧に
商品を梱包する際、できるだけ梱包資材は事前に持っておいた方が良いです。
例えば、このようなものです。
最初は、通販で買い物をした時の梱包資材を再利用するのでもOKです。
ですが今後も発送作業が多くなりそうであれば、梱包資材を購入しいくつか持っておくことがおすすめです。
また、商品は配送中に破損がないようにプチロールに丁寧に包み、できるだけ綺麗な紙袋や茶封筒、段ボールに入れましょう。
もし段ボールで発送する際、商品と段ボールに隙間が開くようであれば、新聞紙や紙などの緩衝材を埋めるようにしましょう。
もしくは、商品がズレないようにテープで固定してしまうのもおすすめです。
3, 梱包したら発送場所に荷物を持ち込む
商品の梱包が完了したら、荷物を発送場所へ持ち込みましょう。
匿名配送の場合は、下記の発送場所へ荷物を持ち込みます。
● らくらくメルカリ便:
ヤマト営業所・セブンイレブン・ファミリーマート
● ゆうゆうメルカリ便:
郵便局・ローソン・郵便ポスト
他の配送方法を選択した場合は、その配送方法に従って発送作業を行いましょう。
4, 発送が完了したら発送通知・発送完了のメッセージを送る
発送が完了したら、メルカリの取引画面上から発送通知を行います。
発送通知のやり方
メルカリの取引画面の上部の「商品を発送したので、発送通知をする」をタップします。
これだけで発送通知が完了します。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の場合は、取引画面上から購入者も荷物の追跡番号や荷物の配送状況を確認できるので、発送完了後は発送通知のみでOKです。
ただし、それ以外の配送方法の場合は、荷物の追跡番号を知っているのは出品者のみとなります。
「追跡番号を知りたい」「荷物の配送状況を知りたい」という購入者も多いため、念のため荷物の追跡番号を取引メッセージで案内すると親切です。
5, 購入者の受け取り評価後、購入者へ評価をつける
商品が無事購入者に到着すると、購入者から受け取り評価がきます。
受け取り評価の通知が来たら、出品者側も購入者に取引の評価をつける必要があります。
お互いの評価を行わないと出品者に商品代金が支払われないので、必ずお互いの評価をつけることを忘れないようにしましょう。
その際、購入者への評価をつける基準は下を参考にしてください。
● 良い:特に問題がなくスムーズに取引ができた
● 普通:気になる点はあったが、無事取引ができた
(メッセージのやり取り・配送に関して不満があった)
● 悪い:取引をする上で問題があった
(例:受け取り評価をずっとしてくれなかった、期日までに代金を支払わなかったなど)
お互いの評価がつき次第、出品者に商品代金が支払われ自分の売上金に反映されます。
これでメルカリの取引完了となります。
メルカリで出品をしたら取引完了まで責任を持って対応をしよう
「メルカリに商品を出品したら後は待っているだけ」と思いがちですが、実は出品後も出品者としてやるべきことは多くあります。
商品コメントや取引メッセージ、商品の梱包・発送作業等はやるべきことはたくさんあるので、一つ一つ丁寧に責任を持って対応をしましょう。
また、最初は利益をあまり重視せず取引経験を積んで、評価を多く集めるということも大事です。
最初は慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、慣れたら徐々に利益を重視した取引をするなどステップアップしていきましょう。