メルカリでは個人間取引となるため、一般の通販サイトとはまた違った目で商品を選ぶ必要があります。
そのため、メルカリで商品で購入する際、初めての人からするとどのような基準で商品を選べば良いかわからないかもしれません。
また、メルカリの購入方法がわからないと操作手順に戸惑ってしまうでしょう。
そんなメルカリのお買い物が初めての方向けに、メルカリで失敗しない商品の選び方や、メルカリの購入方法や流れ、購入後にやるべき操作方法などを詳しくご紹介します。
【購入者向け】メルカリで失敗しない購入方法や購入後の操作手順
ここではメルカリで商品を購入する際の操作方法や、購入した後の手順をご紹介します。
ですがその前に、まだメルカリへの登録ができていない人やメルカリの取引の流れを知らない人は、まずこちらの記事を参考に会員登録や取引方法を知っておきましょう。
メルカリで購入をする前の確認ポイント
そんなメルカリでは、まずは購入前にいくつかの点を確認する必要があります。
購入者には購入手数料はかからない
メルカリで商品を購入する際「もしかして購入者に手数料がかかったりする?」と不安になるかもしれませんが、メルカリでは購入者には一切手数料はかからないようになっています。
メルカリでかかる手数料は、商品が売れた際に出品者のみです。(販売手数料10%)
そのため、メルカリでのお買い物は商品代金と送料(送料別の場合のみ)となるため、購入者が別途メルカリに払うお金はありません。
欲しい商品の情報は全て確認する
メルカリでは顔が見えない相手と取引をするため、商品ページの情報を全て信じるしかありません。
そのため、購入前に商品ページの隅々まで確認する必要があります。
そんなメルカリの購入を失敗しないためにも、購入者が必ず確認するべきポイントをご紹介します。
商品に疑問が残るなら質問をする
もし商品ページを見ていて何か疑問があれば、その時は遠慮せずにコメント欄で出品者へ質問をしましょう。
メルカリでは購入後のキャンセルは原則不可となっているため、疑問が解決するまで商品の質問をして納得できたら購入手続きに進むことが大事です。
メルカリのコメントの仕方・消す方法・返信方法まとめ!投稿する際のマナーとは?
値引き交渉をしたい場合
メルカリのようなフリマアプリでは、値引き交渉がOKとなっています。
もし欲しい商品があり「少し安くなればいいな」と思えば、商品コメント欄に値下げ交渉をしてみましょう。
ただし、予め商品ページや出品者のプロフィールに「値下げ不可」「値下げはしません」などと書いてある場合は、出品者に対して失礼に当たるので値下げ交渉はやめておきましょう。
メルカリの値下げ交渉のやり方や例文、コツなどは下の記事で詳しくご紹介していますので、こちらも参考に!
発送までの日数は長すぎないか
メルカリでは商品ごとに「発送までの日数」が設定されています。
急いでいない商品であればあまり気にならないかもしれませんが、急ぎで欲しい商品の場合はこの「発送までの日数」は必ず確認しましょう。
メルカリでは1〜2日・2〜3日・4〜7日の3つから出品者が発送目安を選択ができますが、4〜7日のような遅い発送目安の場合は届くのに時間がかかる場合があります。
購入をしてから最大で1週間で発送されるケースもあるため、急ぎの場合は発送目安が早い商品を選ぶことが大事です。
メルカリの発送までの日数とは?意味や設定方法、期限を超えたらどうなる?
送料負担はどちらがするか
メルカリでは出品者側で、その商品を配送する時にかかった送料を出品者・購入者のどちらが負担するかを設定することができます。
配送料の欄に「送料込み(出品者が負担)」と書いてあれば、購入者に送料負担はありません。
ですが、「着払い(購入者が負担)」の場合は商品代金とは別に送料が購入者にかかってしまいます。
着払いの商品は、商品が到着した際に配送ドライバーから配送料を徴収されるので、荷物受け取り時に送料分の代金を用意する必要があります。
どうせならできるだけ「送料込み(出品者が負担)」の商品を選んで、お得に買い物をすることがおすすめです。
匿名配送で送ってくれるか
メルカリでは「個人情報を教え合いたくない」というユーザーがとても増えており、購入者・出品者ともに匿名で取引のできる配送「匿名配送」が人気となっています。
この匿名配送が利用できるのは「らくらくメルカリ便」か「ゆうゆうメルカリ便」で発送予定の商品のみのため、それ以外の発送方法の場合は匿名での取引にはなりません。
匿名配送にこだわる場合は、必ず配送方法を確認するようにしましょう。
出品者の情報や評価
商品に問題がなければ、最後に出品者の情報を確認するようにしましょう。
出品者によっては悪い評価が多くついていたり、厳しい独自ルール(マイルール)を設けている人もいます。
悪い評価が多い人や独自ルールを多く設けている人は、やはり出品者に対して良い印象が持てないですし、もし独自ルールを破ってしまった場合にトラブルに発展することもあります。
「この人と最後まで気持ちよく取引ができるか?」「安心して取引ができそうな相手か?」をよく考えた上で、購入をすることが大事です。
メルカリの購入方法・操作手順
商品に問題がなく「この人から買いたい」と思えば、その商品を購入をしましょう。
そのメルカリの購入方法をご紹介します。
欲しい商品ページの「購入手続きへ」をタップ
商品ページの右下の「購入手続きへ」ボタンをタップします。
支払い方法を決める
商品代金を支払う際の支払い方法を設定します。
メルカリでは、売上金(メルペイ残高)で支払うことができたり、クーポン(お得チケット)やポイントがあれば使用することができます。
メルペイ残高(売上金)を利用する場合は、「メルペイ残高を使用する」にチェックを入れると優先的にメルペイ残高(売上金)を利用できます。
もしメルペイ残高が足りず差額を支払う必要がある場合は、クレジットカードやチャージ払い(銀行振り込み)で支払うこともできますし、メルペイ残高を使わずにコンビニ/ATM支払いなどお好きな方法で支払うこともできます。
メルカリのお得チケットの使い方や種類は?クーポンはいつもらえる?
配送先を選択後「購入する」をタップ
その後、配送先に問題がなければ「購入する」ボタンを押しましょう。
もし配送先を変更したい場合は、配送先住所をタップすると住所の編集や新しい住所を登録することが可能です。
購入が完了すると、マイページの「購入した商品」に商品が表示されるようになります。
購入後にやるべきこと
メルカリで無事商品を購入したら「後は商品が届くのを待つだけ・・・」となりたいところですが、購入者側もやるべきことがあります。
取引メッセージで出品者に挨拶をする
メルカリでは出品者の多くが、商品購入のお礼も兼ねてメッセージを送ってくれます。
例えばこのようなメッセージです。
ご購入ありがとうございます!
商品は●日に発送予定です。
最後までよろしくお願いいたします。
このようにメッセージが届いた場合は、必ず返信をしましょう。
中には出品者がメッセージを送っても一切返信をくれない購入者がいますが、やはりこれは印象が悪いです。
出品者はこのメッセージを送ることで、購入のお礼を伝えるだけでなく「この購入者はどのような人物なんだろう?」という確認もしています。
メルカリは個人間取引となるため、顔が見えないからこそ取引相手とのメッセージでどんな人物だかを知り、信頼し合う必要があるのです。
そのため、ここでメッセージを無視すれば出品者も今から始まる取引に不安を感じてしまいますし、評価をつける際に「メッセージを送ったのに無視された」などと悪い評価をつけられてしまうこともあります。
購入後は「この度はよろしくお願いいたします」の一言だけでも良いので、メッセージのやり取りをすることが大事です。
その後は出品者から商品が発送されるのを待ちましょう。
メルカリで出品者が送るべき取引メッセージとは?コピペでOKの例文をご紹介!
商品を受け取ったらすぐに確認・出品者の評価をつける
商品が発送され無事荷物を受け取ったら、すぐに商品を確認しましょう。
その際、商品は商品ページと異なる部分はないか、壊れていないか、配送中の破損はないか、ブランド品の場合偽物ではないか、などを確認する必要があります。
もし上記のようなことがあれば、その時は受け取り評価をしてはいけません。
なぜなら、メルカリでは購入者が受け取り評価をつけることは「商品に問題がありませんでした。これで取引を完了しても良いです」という意味となります。
そのため、受け取り評価をしてしまうと返品や返金は一切できないようになります。
また、その後出品者が購入者への評価をつけることで、すぐに商品代金は出品者に支払われてしまいます。
もし自分の見落としでトラブルが発生した場合、どんなにメルカリ事務局に泣きついても一切協力はしてくれませんので、商品の確認はしっかり行わなければいけません。
(メルカリのルールでも「受け取り評価後の返品・返金は不可」となっています)
必ず商品が届いたらすぐに確認をし、問題がなければ受け取り評価をしましょう。
その後、出品者から評価がつけば取引が完了となります。
相手につける評価基準などは下の記事で詳しくご紹介していますので、こちらを参考に!
メルカリの購入は簡単!確認ポイントは忘れずに安全な取引を
以上が、メルカリの購入方法や流れ、購入後にやるべき操作方法などについてでした。
メルカリではスマホから簡単に商品を購入することができるため、慣れればスムーズに購入ができるはずです。
ただしメルカリの購入に慣れても、商品を選ぶ際のポイントや出品者情報の確認などは必ず毎回行うようにしましょう。
取引中のトラブルを防ぐためには、自分で取引相手としっかり見極めて信頼できる相手から商品を購入することが大事になります。
メルカリの中には悪い出品者も紛れ込んでいることもあるので「この人からなら買っても良い」と思える相手であることを確認した上で、取引を行うようにしてください。