メルカリを利用していると、ユーザーから様々なコメントが着ます。
それは値段交渉や商品質問以外にも困ったコメントもたまに来ることがあり、返信に悩んでしまう人も多いと思います。
そんなメルカリで実際にあった困ったコメントやその返信例文についてご紹介します。
※メルカリのコメントの投稿方法や返信方法はこちらの記事でご紹介しています
メルカリのコメントの仕方・消す方法・返信方法まとめ!投稿する際のマナーとは?
メルカリで困ったコメントの返信例とは?パターン別に解決!
メルカリでは商品ページごとにコメント欄がついてるため、出品者と購入希望者が気軽にコメントのやりとりができるのが特徴です。
そのコメントの多くの場合が値下げ交渉や商品の質問ですが、中には少し困ったコメントが来る場合もあります。
ですが、メルカリでコメントが来ることは日常茶飯事のため、返信に悩んでいる時間は本当にもったいないです。
そこで、私が実際にコメントが来た内容と、さらにその場合の返信例文をパターン別にご紹介します。
値下げ交渉(価格交渉)
メルカリで一番多いコメントが、値下げ交渉です。
一時期よりも値引き交渉なしで即購入するユーザーが増えた印象はありますが、それでも「●●円への値下げは可能ですか?」とコメントが来ることは多いです。
そんな値下げ交渉に対しての返信例などについては、別の記事で詳しくご紹介していますのでこちらも参考にしてみてください。
商品の質問
コメントが来る中で次に多いのが、商品に対しての質問です。
洋服なら「肩幅・身幅・着丈を教えてください」を聞かれることが多く、さらに全商品に共通してよく聞かれるのが「いつ頃購入したものですか?」「何回くらい使いましたか?」「定価はいくらですか?」「毛玉はありますか?」などです。
そんな商品の質問コメントが来た時、出品者からすれば「家に帰らなきゃわからないから今すぐに答えられない」「商品のサイズを測るのめんどくさい・・・」など、商品が手元になければ返信ができないことも多く、正直なところ少し面倒でもあります。
ですが、商品の質問が来るということは説明文が不十分だということです。
ユーザーも本来ならコメントをする作業も手間がかかりますし、出品者から返信を待たなきゃいけないので面倒くさいのは実はお互い様なのです。
それでもわざわざコメントをくれるということは「質問をしてでも気になっている商品」ということなのです。
この場合のコメント返信例文
その場合はのコメント返信例文は下記が良いでしょう。
「コメントありがとうございます。
説明が抜けており申し訳ありません。
こちらは●●となります。(質問への回答)
ぜひご検討くださいませ。」
ここで大事なのは、商品の質問をくれたということは商品説明文が不十分だったということですので「説明が抜けており申し訳ありません」と一言付け加えることです。
また、質問に答えるだけでなく「ご検討くださいませ」とコメントの最後に入れることで、ユーザーも前向きに検討しやすくなります。
ただ質問の回答だけを答えるのではなく、前後に一文付け加えるなどしてきちんと丁寧に答えてあげましょう。
商品の質問が来た内容は商品説明文に追加する
また、この商品質問が来た際に大事になるのが、質問をされた内容は商品説明分に付け加えておくということです。
その理由は、ユーザー1人に聞かれたことは他のユーザーも気になっている可能性があるからです。
商品の質問に答えた後にコメントを削除してしまったり再出品をした場合は、また別のユーザーから同じ質問をされることもあります。
そうなればユーザーも出品者も二度手間になるので、このようなことがないように商品説明文に追記しておきましょう。
メルカリで売れる商品名・説明文の書き方やコツとは?これで検索にも有利に!
ユーザー同士の争奪戦
嬉しいことに、メルカリでは稀ににユーザー同士の商品の争奪戦が起こる場合があります。
例えば5000円で出品している商品に対して、ユーザーAさんから「3000円に値下げできないでしょうか?」とコメントが着ました。
するとすぐにBさんから「4000円で購入したいです!」とコメントが着たりします。
その後さらに別のユーザーCさんが「4500円で買います!」と来ることが稀にあるのです。
特に大人気商品で探しているユーザー数が多い商品の場合は、このようにオークションのようなことが起こる場合があります。
(私は過去にメルカリで3回ほどありました)
この場合は最高値を提示したCさんに譲る
この場合どのユーザーに商品を譲ろうか迷うかもしれませんが、そこはもちろんCさんでしょう。
出品者としては高い値段で売りたいので、一番高い値段で購入してくれると言ってくれたCさんに売るべきです。
また、AさんもBさんも、Cさんの提示価格を見ているわけなのでCさんに譲ることに了承してくれるはずです。
コメントはあくまで交渉のため「コメントをくれたのが一番早いから」という理由で購入者を選ばなくて良いのです。
コメントをくれた中から自分が一番取引したい(条件の良い)と思う人を選んでよいので、この場合はCさんの価格に応えて販売するのがベストでしょう。
この場合のコメント返信例文
また、その場合のコメントの返信としては、下記がおすすめです。
「みなさまコメントありがとうございます!
誠に勝手ではありますが、一番高い値段を提示してくださったC様に4500円でお譲りしたいと思います。
すぐに購入していただけるのなら、価格を変更させていただきます。
C様、変更してもよろしいでしょうか?」
この場合は、Cさんだけに向けたコメントではなく、コメントをくれた全員に向けてお礼を伝えることが大事です。
また、なぜCさんに譲るのかの理由をきちんと書き、Aさん・Bさんに納得してもらうようにしましょう。
これに対してCさんから「よろしくお願いします」などと購入の意思が見られる返答があれば価格を変更して「価格を変更いたしました。ご購入お待ちしております」と返信しましょう。
価格変更をする場合は一度確認を取ることがおすすめ
上の価格交渉があった場合の例文では「C様、価格を変更してもよろしいでしょうか?」と聞きましたが、この確認はした方が良いです。
その理由は、メルカリで出品をしている人なら経験があるかもしれませんが、値下げ交渉をしておきながら了承の返信をしても、それ以降返信も購入もなしという方が稀にいます。(通称「コメント逃げ」と言います)
この場合、せっかくCさんに譲るはずだったのに結局買ってくれなかったということになってしまい、他にも購入したかったユーザーが商品を購入できなくなってしまいます。
そのため、価格交渉がきたら念のため「すぐに購入して下さるならすぐに価格を変更しますが、こちらの価格でよろしいでしょうか?」などと一度聞き、「お願いします」と返信が来たら価格を変更することをおすすめします。
もし返信が来なければ価格を変更せずにそのまま販売し続ければいいので、念の為聞いてみる方が良いです。
商品をけなすコメント
メルカリでは、コメントの内容はいいものばかりではありません。
上で紹介したコメントは、ユーザーがその商品を欲しがってくれているコメントでしたが、中には悲しいことに悪口やいたずらコメントが来ることもあります。
私は一度だけですが、ブランド物のネックレスを出品したところ、「どう見ても偽物!偽物出品するな!」とコメントが来たことがあります・・・
正規店で自分で買った正真正銘の本物なのですが、中にはこのような嫌がらせコメントをしてくるユーザーもいるのです。
この場合は無視すればいいですし、むきになって「本物です!」なんて返信しているのも時間の無駄ですので、すぐにコメントを削除しましょう。
コメントの削除方法:
商品ページのコメント欄>削除したいコメントのゴミ箱マーク
ここで削除してしまえば他のユーザーにそのコメントを見られることはありませんので、不要なコメントはすぐに削除・無視がおすすめです。
外部誘導を促すコメント
また、中には外部誘導を促すコメントが来る場合もあります。
外部誘導とは、メルカリ以外の場所で取引をしようとする行為です。
例えば「LINEのIDを教えるのでこちらまで連絡をください」「メールアドレスを教えるので直接取引をしませんか?」「メルカリではなくラクマで販売して欲しいです。ラクマなら買います」などです。
このような外部誘導行為は、メルカリでは禁止行為となっているのでこのような話には絶対に乗ってはいけません。
メルカリでは、SNSなど外部のサービスへ誘導すること、または応じることを禁止しております。
これは、外部誘導先で商品代金の直接振込を促し、その後商品を発送しないなどの詐欺を未然に防ぐための対策です。違反を確認した場合は取引キャンセル・商品削除・利用制限となる場合があります。
なお、外部のサービスを利用した場合、一切のサポートはいたしません。
Q, どのようなものが違反になりますか?・SNSなど外部のサイトへ誘導する行為、または応じる行為・プロフィール、商品説明、コメント欄、取引メッセージなどにSNSのIDや電話番号、その他外部で連絡するための手段を記載すること(QRコードなどの画像も含む)・その他、事務局が不適切と判断したもの
引用:https://www.mercari.com/jp/help_center/article/873/
もしこのような外部誘導コメントが来た場合は、無視してコメントを削除し、さらに事務局に通報するのが良いでしょう。
メルカリでは値引き交渉と商品の質問が中心なので落ち着いて対応を
以上、メルカリで実際にあった困ったコメントやその返信例文についてでした。
実際に私が経験をしたコメント例をご紹介しましたが、実際は商品の値引き交渉と商品の質問以外のコメントは滅多にありません。
値引き交渉の場合は値引きに対応するならする・断るなら断る、商品の質問は商品を調べて回答するなど、落ち着いて対応すれば特に問題はありません。
ですが、変なコメントが来た場合は返信に悩んでしまうかもしれませんが、その際は最悪コメントを無視や削除しても良いですし、「このユーザーを関わりたくない・購入されたくない」と思えばブロックするのも手です。
トラブルの内容に落ち着いてコメントには対応するようにしてください。
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