ラクマで商品を販売している出品者にとっては、「できるだけ高値で売りたい!」というのが本音です。
送料や手数料を引いた、最終的に手元に残るお金(販売利益)が高ければ高いほど、出品者にとっては嬉しいものです。
ですが、「なかなかこの商品売れないなぁ」と思って自分が出品している商品をラクマ内で調べてみると、全く同じ商品が少し高い値段でSOLD OUT(売り切れ)になっているケースもあったりします。
そんな時「なんで!?自分の商品の方が安いのに!」と思ってしまいますが、それにはその商品にあるワードが入っていることで高値でも売れやすくなったという可能性が考えられます。
そんなラクマでなかなか売れない商品や、高値でも売れるために「載せるべき4つのワード」をご紹介いたします!
ラクマで高値で売れる商品の理由とは?
ラクマでは、「なんでこの商品、他の同じ商品よりも高い価格で販売しているのに売れてるの?」と思う商品をよく見かけます。
もちろん1000円以上も高い値段で販売していれば売れる可能性は少ないですが、他の商品よりも数百円高くても売れている商品はあるのです。
それには、「高値でもいいから欲しいと思っているユーザーがたまたま現れたから」「その時に販売されているのがその商品しかなかったから(独占状態)」ということも考えられますが、他にも様々な理由があって高値でも売れている可能性があります。
上の①②に関しては、商品をしっかりユーザーに伝えることで商品の良さが伝わり、高値で売れている可能性があります。
また、③④に関しては、ラクマでは評価の数が多いければ多いほど「ラクマでの取引が慣れている」「信頼できる出品者」と思われて購入される可能性もあります。
そして、今回ご紹介していくのが ⑤の「この人から購入したい」と思わせる安心できるポイントがあったという点です。
つまりこれは、商品の内容以外にも取引をする上で安心できるポイントがあったということです。
「少し高値でもこの人から購入したい」と思われる可能性が高くなると、高値でも売れる傾向があるのです。
買い物に失敗したくないユーザーは「安心できるポイント」を探している
この⑤の「この人から購入したい」と思わせる安心できるポイントがあったという点については、これにはユーザーは最終的に安心・信頼できる人から購入する傾向があるということが関係しています。
どんな人でも買い物を失敗したくないですよね?
特にラクマのようなネットショッピング、さらに個人間取引なら尚更失敗したくないと考えるでしょう。
ラクマでは個人間取引となり相手の顔も行動も見れないため、悪い出品者から購入をしてしまえば悪い取引になることや、トラブルに発展することもあります。
つまりユーザーは、ラクマで商品を探しながらも「この人からなら買っても大丈夫だな」と思える安心できるポイントを探しているのです。
そのためにも出品者は、その安心できるポイントを商品ページやプロフィールなどで伝える必要があるのです。
ラクマで購入率が確実に上がる・高値でも売れる4つのワード
「出品したけどなかなか売れない」という商品や、「高値で売りたい!」と思う商品こそ見直すべきポイントは「ユーザーへの安心感」です。
そこで私がおすすめする4つの文言をご紹介します。
これを商品説明文やプロフィールに入れるだけで安心感が伝わり、購入率が上がる可能性が高くなります。
即購入OK
即購入OKとは「『購入希望です』と購入前にコメントをしなくても、そのまますぐに購入してもいいですよ」という意味です。
たまにラクマで「即購入禁止」と記載している出品者がいますが、これは絶対にやめましょう。
なぜならこのように書いてしまうと、購入者がいちいち「購入してもいいですか?」とコメントを残し、出品者からOKが出たら購入をするという流れになるため、購入者からしたら面倒でしかありません。
さらに、ラクマではクーポンやポイントが発行されることがあり、その有効期限が迫っているから買う商品を探しているというユーザーも多くいます。
「あと2時間でクーポン(orポイント)の期限が切れちゃう!もったいないから使おう!」と思って商品を急いで探しているのに、「即購入禁止!必ずコメントをください!」なんて書かれていたら、「この商品はやめよう・・・」ということにもなります。
この「即購入禁止」というワードは機会損失につながるので「即購入禁止」ルールは絶対にやめましょう。
(※ラクマでは即購入禁止ルールを認めていません。また、即購入禁止などの独自ルールは禁止されています)
商品説明文やプロフィールに「即購入OKです」と一言書いておくだけでも、ユーザーは安心してすぐに購入ができます。
即購入禁止・即購入OKってどういう意味?私が即購入禁止をおすすめしない理由
購入申請機能はなしにする
「即購入OK」と書くのもおすすめですが、それを書いているのに購入申請ありになっていれば全く意味がありません。
このラクマの購入申請機能は「あり」「なし」を出品者が選ぶことができ、「あり」にしているとユーザーが商品を購入したいと思った時に、出品者へ購入の意思表示をすることができます。
購入申請が来ると、出品者はどんなユーザーから購入申請が来たのかを確認することができるため、事前にユーザーのプロフィールや評価を見ることができます。
それを見た上で出品者が購入の許可・拒否ができるのです。
つまりこの「購入申請あり」の状態になっていると「即購入禁止!購入前に必ずコメントをください」と言っているのと同じ状態になるのです。
急いで購入したいと思っているユーザーにとってみれば、購入申請をしてから出品者の許可が下りるまで購入ができないため、その待っている時間はストレスでしかありません。
そのためにも「購入申請なし」にしておく方が断然売れやすくなるため、購入申請機能はできるだけ使うのはやめましょう。
ラクマの購入申請機能とは?キャンセル方法や拒否、メリット・デメリットとは?
できるだけ綺麗な状態にしてから発送いたします
不用品はほとんどが出品者が使っていた中古品です。
そんな不用品を購入する側からすると、中古品とわかっていてもできる限り綺麗な状態で届いて欲しいはずです。
そのためにも、下記文章が商品説明文に入っていると購入率がアップする可能性があります。
● 簡易クリーニング(全体を除菌ティッシュなどできれいに拭いてから)発送いたします。
● アイロンをかけてしわを伸ばしてから発送いたします。
「できる限り綺麗な状態にしてから発送する」ということを載せておくだけでユーザーに安心感を与えることができ、購入率アップにつながるのでおすすめです。
付属品の説明
特に家電を出品する際に多いですが、付属品が付いているものの場合は本体と一緒に発送する付属品を全て記載しましょう。
例えば、テレビであればケーブル、デジカメなら充電器など本体以外にも何が付いているのか、また部品が何か足りないのであれば購入者側で何を用意すべきなのかが事前にわかれば購入もスムーズに行うことができます。
相手に質問をさせる手間を省くためにも事前に付属品は全て記載しておきましょう。
プチロールに巻いた上で発送したします
傷が付きやすそうな家電や家具、割れ物商品に関しては、「無事にきれいな状態で商品が届くのか」を心配しているユーザーが多いです。
ラクマではお店ではなく個人のユーザーが商品を送ってくるため、個人の価値観で「傷がつかないような梱包」の捉え方がバラバラだったりします。
自分がこれでいいと思って発送しても購入者にとっては「割れ物の商品をなんでこんなペラペラの梱包で発送してくるの?」と思われてしまうこともあるのです。
そのためにも事前に商品説明文に下記文章を入れておくのがおすすめです。
● 緩衝材を多めに入れた上で配送中の傷がつかないように発送いたします。
どのように発送するかを一言書いておくだけでもユーザーに安心感を与えることができます。
頻繁に商品を発送する方は、プチロールを多めに購入しておくことをおすすめします。
また、私が実際に使っているおすすめのプチロールもご紹介します。
CDやスマホケースなどの小物にはプチプチ袋も便利です!
4つの文言でユーザーに安心感を与えてできるだけ高値で売ろう
以上がラクマでユーザーに安心感を与えられる4つの文言についてでした!
今まで商品説明文に入れていなかった方は、この「安心感」が不足していてなかなか売れていなかったのかもしれません。
これら4つの文言はユーザーに安心感を与えることができ「買ってもいいかな」と思ってもらえる可能性大です。
また、上のワードを1つでも多く載せておくだけで購入率は確実に上がりますし、購入されるまでの時間も短くなるはずです。
そして「他の商品よりも安心できる」という点で、高値で売れる可能性も高くなります。
ラクマ出品者さんはぜひお試しください!