メルカリでは、本当にいろんな出品者・購入者がおり、「この人は頑張っても売れないだろうな・・・」と思ってしまうような出品者が稀にいます。
そのような出品者の場合、商品が問題なのではなく出品者が原因で商品が売れないということが起こってしまいます。
そんなメルカリの「こんな出品者は売れない!」という特徴をご紹介したいと思います。
メルカリには自ら「売れない出品者」にしている出品者は多い
メルカリで商品を探していると、残念ながら自分で自分を「売れない出品者」にしている人はとても多いです。
メルカリで商品を探していると、商品は良くても商品説明文や出品者のプロフィールを見て購入をやめてしまうケースがよくあります。
これは商品には何の問題はないものの、出品者に問題があるパターンです。
つまり、取引をする前から「この人と取引をしたら危なそうだな」と思われてしまうことで、売れないということが起こってしまうのです。
それはどんな商品ページ・どんな出品者だったのか?について詳しく書いていきたいと思います。
売れない原因は自分?メルカリで購入されない出品者の特徴は?
そんな私が思う「こんな出品者とは取引したくない」と思われる出品者の特徴をご紹介します。
商品説明文が一言のみ
メルカリでは、商品説明文を一言しか書かない出品者がよくいます。
例えば下記のような説明文です。
「新品 ロクシタンのハンドクリームです」
「新品 未使用 リップグロスです」
「新品 OPI マニキュアです」
「新品未使用です」
これでは商品の内容が全く伝わらず、もはや「商品説明文」でもなんでもありません。
これが売れない原因になっている可能性は高いです。
商品説明文が一言のみの人からは「親切心」を感じない
商品説明文が一言しか書かれていない商品は、出品者の親切心、信頼感、安心感を全く感じません。
確かにその商品ページにはメーカーで定めた商品名は入っているので、その商品名でググれば大体はどんな商品かの情報は得られるはずです。
ですが、「え?カラー名は?容量は?」と思ってしまうような重要な商品スペックすら書いていない人が多く、商品画像をズームしてユーザーが自ら内容量やカラー名を探さなければならず、これではユーザー側がストレスを感じてしまいます。
また、ユーザーがさらに知りたいのは、どのくらいの時期に購入したものなのか、新品といっても箱やパッケージに入ったままの状態で送ってくれるのか・箱やパッケージはついていないのか?などです。
さらに、中古品ならどのくらい使ったのか、いつ頃購入したものなのかなどもユーザーは知りたいはずです。
商品説明文という欄には、商品説明文をしっかり載せるべきであり、一言しか書いていなければ商品説明でもなんでもありません。
ユーザーが「買いたい」と思うような説明文・アピール文を書かなければどんなにいい商品で新品であっても売れるものも売れないでしょう。
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商品画像が全てメーカー画像
商品画像を全てネットから拾ってきた画像を使用している出品者もとても多いです。
恐らく、メーカーがHPで掲載している画像を拾ってきたんだろうと思われますが、これは新品の商品に限らず、中古の商品でもこのように販売している人がいます。
確かにメーカー画像はとても綺麗に撮影されているので、個人で実物を撮影するよりも写真のクオリティは高いです。
ですが、このメーカー画像のみを使うことでユーザーに不信感しか与えないのです。
たとえ新品であっても実物画像は載せるべき
「新品の商品はメーカー画像の商品状態と同じ」と思い、ネットから画像を拾って載せる出品者は多いですが、これは絶対にNGです。
なぜなら商品が新品であっても、その出品している商品はメーカーや会社がきれいに保管していたわけではなく、一度は個人の手元に渡った商品なのです。
そのため、箱に傷やへこみがあったり、シールが剥がれかけていたりなど少しくらいは正規店で購入するときよりも商品の外観などに問題があることもあるでしょう。
全てネットから拾ってきたメーカー画像を使ってしまうと、今出品者の手元にある商品の状態を見ることができないため、ユーザーの購入意欲が激減することは間違いありません。
メーカー画像の使用はトラブルにもつながるので危険
また、商品画像を全てメーカー画像を使うことによって、出品者にとってももし「箱が潰れていた」などのトラブルがあった場合、「商品画像と違う」とクレームをつけられても言い返すことはできなくなってしまいます。
一度個人の手元に渡った以上、新品・未使用の商品のであっても「完全なる新品」ではないのです。
お互いのためにもしっかり今手元にある商品を撮影し「今の商品状態」がわかる画像を使うようにしましょう。
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出品者の独自ルールが多すぎる
商品ページをしっかり確認し、いざ出品者のプロフィールに飛ぶと「やっぱりやめよう」と思ってしまうほど独自ルールでプロフィールが埋まっている人も多いです。
独自ルールとは出品者が勝手に一方的に決めたマイルールのことです。
例えば、下記のようなことを書いている人はとても多いです。
・商品の発送は少しでも送料を抑えるため、追跡番号なしの郵便となります。
商品が届かなくても一切責任はとりません。
・必ず購入前にコメントをください。
無言のままで購入した場合、今後はブロックさせていただきます。
・悪い評価が3つ以上の方は購入不可とさせていただきます。
・プロフィールの内容をしっかり読んだかどうかをメッセージで確認させていただいてから購入許可をします。
・クレーム、返品は一切受け付けません!
購入は全て自己責任でお願いします。
このように「何様ですか?」と思ってしまうような独自ルールを設けている出品者がとても多いです。
中には1人で7個くらいのルールを設けている人もいます。
確かに、スムーズな取引を行う上でも予め伝えておきたいことは載せておいたほうがいいですし、無理なものは無理とはっきり書いておいたほうがいいでしょう。
ですが、実際に購入者の立場に立つと「商品が届かなくても知りません」「クレーム・返品は受け付けません」なんて言われたら買う気も失せます。
また、「購入前に必ずコメントをしなきゃだめ!」と言われると「パパッと購入して早く商品が欲しいのに、出品者のコメント待ちになるのか・・・」と思ってしまいますし、プロフィールの内容をしっかり読んだかを確認しますと言われると「なんで商品1個買うだけなのにそこまで確認されなきゃいけないの?」と思ってしまいますよね。
実際に私も、出品者のプロフィール内容が原因で購入を諦めた商品は何個もあります。
購入者の中には、ただのポイント消化であったり「何かいい商品があれば買いたいな~」くらいの人もいるのです。
それなのに商品1個買うだけなのにガチガチの独自ルールを提示されると、「この人面倒臭そうだな」と思われて、購入を諦める人も多いでしょう。
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心配しなくてもそんなにトラブルは起きないから大丈夫
また、私は過去にメルカリ・ラクマ・ヤフオクで合わせて2000件以上出品者として取引経験がありますが、こんな独自ルールを書かなくてもトラブルになったのは2000件中5,6件ほどです。
また、トラブルといっても大きなトラブルではなく、相手が受け取り評価をしてくれなかった、相手が長期不在で荷物が返送されてきた、返品をものすごくお願いされて承った(スムーズに返品作業はできました)程度のことでした。
こんなに独自ルールを設けなくても、トラブルが起こる人には起こるし起こらない人には起こりません。
独自ルールを設ける設けないは出品者の自由ですが、独自ルールを設ければ設けるほど購入される確率は確実に減ります。
もし独自ルールを設けたとしても「これだけは守って欲しい」と思うようなルールだけに絞ることをおすすめします。
プロフィールが未記入
プロフィールが全く書かれていない人も不信感しかありません。
やはり商品を販売する以上、ユーザーに対する挨拶や簡単な自分のプロフィールなどを載せた方が売れやすくなります。
メルカリのプロフィール欄は、一般的な通販サイトでいう会社概要やショップ情報と同じ役割をします。
ネット通販のショップから物を購入する際、多くの人が「どんなお店なんだろう?」「どこの会社が運営しているんだろう?」と会社概要やショップ情報を確認してから購入すると思います。
ですがその際、全く会社概要ページもなくショップ情報も載っていないとなれば、「このショップから購入して大丈夫かな?」と不安になるはずです。
つまり、メルカリ出品者がプロフィールを書いていないということはこれと同じなのです。
プロフィールを全く書いていない出品者と、簡単な内容でもプロフィールが書いてある出品者では全く印象は変わりますので、プロフィールを書いていない人は必ず書くようにしましょう。
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評価数が0
「この人から物を購入する」となった時、やはり評価が0の出品者はユーザーからすると「購入をするのは怖いな」と思ってしまいます。
なぜなら、評価数=メルカリでの取引数=経験値であるからです。
評価0の場合は「始めたばかりなのかな?」と温かい目でも見ることはできますが、個人情報を管理したり、商品の発送をスムーズに行ってもらうためにも、どちらかといえば購入者よりも出品者の方が取引に慣れていたほうが安心です。
もちろんメルカリを始めたばかりであれば、全員が評価0でのスタートなのでそれは仕方ありません。
ですが、評価0というだけで「この人販売の経験無いんだ」と思われてしまい購入をやめてしまうユーザーもいますので、まずはいくつか商品を購入をして評価数を貯めるということがおすすめです。
2~3個でも評価が貯まれば評価0の時と印象はがらっと変わりますので、まずは評価を貯める努力をすることをおすすめします!
商品を売りたいのなら購入者目線に立つことが大事
以上が、メルカリの「こんな出品者は売れない」という特徴についてでした!
どんなに商品が良くても、商品ページや出品者のプロフィールを見て購入をやめてしまうケースは本当に多いです。
ユーザーが「商品ページを開いてがっかり・・・」「出品者のプロフィールを見てがっかり・・・」となってしまうのは本当にもったいないことです。
特に厳しめで強気の独自ルールを設けすぎている人は、ユーザーは商品ではなく出品者自体に不安を感じてしまうため、自分で自分の首を絞めているようなものです。
「自分だったらこんな商品ページから商品を購入しようと思うか?」「自分だったらこんなプロフィール内容の出品者から商品を購入しようと思うか?」を考えられない人は、売れる商品でもきっと売れないまま残り続けるでしょう。
「メルカリで売れるようになりたい!」と思うのなら、しっかり購入者の目線に立ち「この人から買いたい」と思われる出品者になるよう心がけましょう!