この記事では、下記のことについてまとめています。
● クリックポストでサイズオーバーした時の対処法
● サイズオーバーした荷物を発送したらどうなる?
● クリックポストの荷物が返送された時の対処法
クリックポストでサイズオーバーしたらどうなる?
メルカリ・ラクマ・ヤフオクでは、クリックポストという配送方法を利用することができます。
(これらのサイトを利用しない場合の利用も可能です)
クリックポストは、日本郵便とYahoo!JAPANが提携した配送サービスです。
小型で軽量の商品を送るのに最適で、追跡番号も発行される安心の配送方法です。
クリックポストの特徴
● 日本全国一律198円(税込)
● 追跡番号が発行されるので荷物の追跡が可能
● 荷物の発送はポスト投函でOK
● 信書、現金の送付不可
● 配送ラベルは家のプリンターやコンビニで印刷OK
● 受け取りもポスト投函
クリックポストのサイズ規定
サイズ |
重量 |
長さ34×幅25(A4サイズ相当) 厚さ3cm以内 |
1kg以内 |
このサイズを超えてしまうと郵便局で荷物を出すことはできません。
まずは窓口で「サイズオーバーしているので発送できません」と、荷物を返されてしまいます。
また、ポストに入った・窓口で荷物を引き受けてもらえたとしても、その後のチェックで引っかかってしまうこともあります。
そうなると、発送元の住所(出品者)に荷物が返ってきてしまう場合があります。
クリックポストの荷物が返送された時の対処法
もしクリックポストの荷物がサイズオーバーで返送されてしまったら、下記のように出品者は対応をしましょう。
①購入者に連絡を入れる
まずは購入者に謝罪の連絡を入れましょう。
取引画面のメッセージ機能を使い、下記のようなメッセージを送りましょう。
この度ご購入いただいた商品ですが、先日荷物を発送させていただきましたところ、私の確認不足で荷物が私のところへ戻ってきてしまいました。
そのため、本日再度発送させていただきます。
お待たせしてしまい大変申し訳ありませんが、荷物の到着までお待ちいただきますようお願いいたします。
「商品なかなか届かないな〜」と購入者は首を長くして待っています。
まずは荷物が出品者へ返送されてしまったことを伝えましょう。
②荷物を再発送する
クリックポストで荷物がサイズオーバーで返送されてきてしまった場合、クリックポストよりも対応サイズが大きい配送方法で再発送をしなければいけません。
その際は、下記のような各サイトの独自の配送(匿名配送)は利用できません。
これらの配送方法は、取引画面上を通して二次元コードを発行します。
そのため、取引の最初の1回でしか利用することができません。
つまり、再発送となると取引画面上での操作や二次元コードの発行はもうできませんので、通常の発送方法で発送をするしかありません。
そこで選ぶべき配送方法は、レターパックプラスがおすすめです。(送料520円)
レターパックプラスならA4サイズの指定の封筒に入れば、厚みに制限はありません。
クリックポスト規定のA4サイズに荷物が入ったのなら、あとは厚みだけが大きいということなので、レターパックプラスなら問題はないでしょう。
宅配便よりも送料も安く、送料は全国一律、さらに配送も比較的早いです。
すでにお待たせしてしまっている購入者のことを考えると、レターパックプラスが一番良いでしょう。
③再発送した荷物の追跡番号をメッセージで連絡する
再発送が完了したら、購入者に連絡を入れます。
その際、下記の2つを必ず記載するようにしましょう。
● 配送方法
● 追跡番号
その後は通常通り、購入者に荷物が届いたら受け取り評価をしてもらい、お互いに評価をつけ取引を完了させます。
クリックポストでサイズオーバーしないためのおすすめ方法
クリックポストに限らずですが、最近では厚み3cm以下の配送方法が増えています。
● クリックポスト
● ネコポス
● ゆうパケット
● 定形外郵便(規格内)
これらの配送方法は上でご紹介した通り、厚みに気をつけなければ出品者に荷物が返送されてしまいます。
しかも再発送をすれば送料が二重でかかってしまうため、とても痛手です。
そのためにもクリックポストでサイズオーバーしないために、下記のことをするのがおすすめです。
1, 洋服の場合は衣類用圧縮袋を使う
衣類用圧縮袋とは、このようなものです。
衣類の場合、圧縮袋を使えば小さくコンパクトになるため、厚みを抑えることができます。
100円ショップなら1枚100円、もしくは商品によっては2枚入りのものもあります。
1枚100円だったとしても、レターパックプラスで発送するよりもお得です!
家に何枚か常備しておくのもおすすめです。
2, クリックポスト専用箱で発送する
クリックポスト・ゆうパケット専用箱も販売されています。
この専用箱は厚み3cmで設計されているため、わざわざ厚みを計らなくても厚みオーバーしているかが一目瞭然です。
また、衣類の場合圧縮袋を使っても厚みが多少ある場合に専用箱を使うと、きつく封をすることができます。
そのため、厚みオーバーを防げる可能性が高いです。
ただし、封ができても厚みが大きくオーバーしている場合は発送不可となってしまうので、圧縮袋でまずは3cm以下の厚みになるようにしてから専用箱に梱包をしましょう。
3, 厚さを測るスケールを使う
スケールとは、厚みを測る定規のようなものです。
このスケールを持っていれば、窓口に持っていく前に厚みがオーバーしていないかを調べることができます。
ここで引っかかれば窓口では引き受け不可、もしくは引き受け後に返送されてしまうことを防ぐことができます。
発送回数が多い人にとってはとても便利なので、1つ持ってくことがおすすめです。