メルカリ・ラクマ・ヤフオク・PayPayフリマなどで洋服(衣類)を発送する際、「あと少し薄くなればゆうパケットやクリックポストで送れたのに!」と思った経験がある人は多いと思います。
ゆうパケットやクリックポスト、定型郵便などは送料が安いですが、その分厚みの規定があるため、やや厚みのある洋服を梱包するとサイズオーバーしてしまうことは多いです。
そんな少し厚みのある衣類を、規定サイズで梱包をし送ることのできる方法があります!
そのおすすめの方法や使うべきアイテムをご紹介します。
- ゆうパケット・ネコポス・クリックポストなどで洋服の厚みオーバーが発生!そんな時の対処法
- 洋服のサイズオーバーは衣類用圧縮袋を使う!使い方や選び方は?
- 衣類用圧縮袋で送料が安くなる!少し厚みのある洋服の発送には必ず使おう
ゆうパケット・ネコポス・クリックポストなどで洋服の厚みオーバーが発生!そんな時の対処法
メルカリやラクマ、ヤフオクなどで発送しようと思った商品の厚みがオーバーしてしまうことはよくあります。
例えば下記のような発送方法は高さ(厚み)に規定があるため、サイズオーバーが原因で発送方法の変更をしなければいけない場合があります。
高さ2.5cm以下
・ネコポス
高さ3cm以下
・ゆうパケット
・定型郵便
・レターパックライト
高さ5cm以下
・宅急便コンパクト
高さ7cm以下
高さ制限はないが指定の封筒に入らないと発送不可
・レターパックプラス
また、特に洋服の場合は「体重をかけて潰せば厚みオーバーにならないのに、梱包をすると空気を吸って厚みが出てしまう」ということが起こりやすいです。
そのため、ここでは潰しても大丈夫な洋服に限定して厚みを抑える方法をご紹介します。
洋服のサイズオーバーは衣類用圧縮袋を使う!使い方や選び方は?
その際、洋服の厚みがサイズオーバーしてしまった時におすすめなのが、衣類用圧縮袋で使うことです。
衣類用圧縮袋とはこれです。
この圧縮袋を使えば、簡単に厚みのある衣類を小さく梱包することができるのです。
衣類用圧縮袋を選ぶ際のポイント
そんな衣類用圧縮袋を選ぶ際のポイントがあるので、ご紹介します。
掃除機不要のものを購入する
衣類用圧縮袋を購入する際の一番大事なポイントは、掃除機不要のものを選ぶということです。
中には衣類用であっても、少し大きいサイズのものは掃除機で空気を抜くタイプのものがあります。
これだと大変ですので、必ず手で簡単に空気を抜くことができるタイプの圧縮袋を選びましょう。
A4サイズに近いサイズを選ぶ
上でご紹介したサイズオーバーになりやすい発送方法は、どれもだいたいのサイズ規定がA4サイズに近いものになっています。
例えば洋服(衣類)の発送でよく使われるゆうパケットの規定サイズは、3辺の合計が60cm以下・長辺34cm以内・厚み3cm以下です。
また、クリックポストは、縦34×横25×厚み3cm以下となっています。
これはどちらのサイズも、だいたいA4サイズほどです。
そのため、厚みを抑えて発送をすることを目的に圧縮袋を購入するため、圧縮袋のサイズは利用する発送方法と同じくらいか少し大きいくらいのサイズを選ぶようにしましょう。
つまり、少し折ってA4サイズ(縦34×横25cm)の梱包資材に入れられるような縦50×横30cm以下くらいの圧縮袋を選ぶのがおすすめです。
圧縮袋で洋服を薄く梱包する方法・使い方
そんな衣類用圧縮袋で洋服を小さく梱包する方法をご紹介します。
1. 発送する衣類を衣類用圧縮袋に入れる
発送したい衣類を綺麗に畳んでから衣類用圧縮袋に入れます。
2. ジッパーを少しだけ開ける
ジッパーは最後まで閉めずに、空気が抜けるように少しだけ開けておきましょう。
3. ジッパーとは反対側から手で押して空気を抜いていく
ジッパーとは反対側(圧縮袋の下側)から手でギュッギュッと押しながら、圧縮袋内の空気を抜いていきます。
これで簡単に、厚みあった衣類もコンパクトに収められます。
4. 専用の梱包資材に入れて発送する
その後は、専用の梱包資材に入れて発送をしましょう。
レターパックライト・レターパックプラス・宅急便コンパクト・ゆうパケットプラスの場合は、専用の封筒や箱があるのでそれに入れて発送をします。
また、ゆうパケット・クリックポストのサイズ規定はどちらも大体A4サイズ×厚み3cm以下となるため、茶封筒か専用箱(段ボール)がおすすめです。(ネコポスのみ厚み2.5cm以下)
これら3つの発送方法でおすすめの梱包資材をご紹介します。
A4茶封筒
茶封筒は100円ショップでも売っているので、数枚だけでいい場合は100円ショップで購入するのもおすすめです。
ですが、 日頃からメルカリやラクマでの販売が多く発送する量が多い場合は、事前にネットでまとめて購入しておいた方が1枚あたりの価格が安くなります。
必要であれば、まとめて購入もおすすめです。
専用箱(クリックポスト・ゆうパケット用段ボール)
クリックポスト・ゆうパケット専用箱も販売されています。
もちろん発送には茶封筒でも良いですが、個人的にはこの専用箱を使うのが一番おすすめです。
その理由は、茶封筒は少しでも厚みオーバーしてしまうと簡単に膨れてしまいますが、圧縮袋を使っても厚みが多少ある場合に専用箱を使うときつく封をすることができるため、厚みオーバーを防げる可能性が高いです。
ただし、封ができても厚みが大きくオーバーしている場合は発送不可となってしまうので、圧縮袋でまずは3cm以下の厚みになるようにしてから専用箱に梱包をしましょう。
これら2つの梱包資材に入れて封をしたら、発送場所へ持ち込みましょう。
他にもおすすめの衣類用圧縮袋
上ではネットで販売されている圧縮袋をご紹介しましたが、実はこんな衣類用圧縮袋も販売されておりおすすめです。
DAISO(ダイソー)の圧縮袋
100円ショップのDAISO(ダイソー)にも衣類用圧縮袋が販売されています。
これは旅行用や衣類の保管用に販売されていましたが、洋服の発送にもおすすめなくらいデザインも可愛いです。
ちなみに2枚入りで110円(税込)だったので、1枚あたりは55円です。
ひとまず1,2枚だけ欲しいという人は、100均で揃えるのも手です。
メルカリストアの衣類用圧縮袋
メルカリでは「メルカリストア」という梱包資材ショップがあります。
そのメルカリストアでも衣類用圧縮袋が販売されています。
メルカリストア:メルカリトップ>上のタブ「カテゴリー」>メルカリ公式梱包グッズ
こちらは5枚入りで350円(税込)なので、1枚あたり70円です。
メルカリポイントやメルペイ残高で衣類用圧縮袋を揃えるのもおすすめです。
衣類用圧縮袋が高い?でも送料負担を考えよう
上では楽天やAmazonで購入できる衣類用圧縮袋や、メルカリや100円ショップで購入できる圧縮袋をご紹介しましたが、中には「圧縮袋だけで100円近くするのは高い・・・」と思う人もいるかもしれません。
確かに商品を発送するだけ(厚みを抑えるだけ)のために、わざわざ圧縮袋を購入してそれを梱包に使うのはもったいないと思う人もいるでしょう。
ですが、送料負担を考えれば圧縮袋1枚あたりの値段は安いはずです。
例えば、衣類用圧縮袋を1枚100円で購入したことで厚みが抑えられ、ゆうパケットで発送できたとします。
メルカリの場合、ゆうパケットはゆうゆうメルカリ便を利用すれば175円で発送をすることができ、その場合は下記の通り発送料がかかっていることとなります。
ゆうパケット送料175円+圧縮袋100円=275円
一方、圧縮袋を使わなかったことで厚みがサイズオーバーしてしまい、ゆうパケットの上のゆうパケットプラス(メルカリの場合)を利用して発送したとします。
ゆうパケットプラス送料375円+箱代65円=440円
その結果、衣類用圧縮袋を使って送料の安い発送方法を使った方が、165円節約できたこととなります。
「衣類用圧縮袋をわざわざ買うのは・・・」と思ってしまうかもしれませんが、最終的な利益や送料負担を考えれば、衣類用圧縮袋が1枚購入した方が出品者にとっては断然お得です。
衣類用圧縮袋で送料が安くなる!少し厚みのある洋服の発送には必ず使おう
以上が、少し厚みのある衣類を厚みを抑えて発送する方法についてでした。
衣類用圧縮袋を1枚用意するだけで、厚みオーバーしてしまった洋服も送料の安い発送方法で送ることができます。
特にゆうパケット・クリックポストは追跡番号付きで送料が安いので、出品者にとっては絶対に使いたい発送方法です。
これを厚みが少しオーバーしているだけで利用できないのはとてももったいないです。
衣類用圧縮袋を上手に使って、送料を抑えるように工夫をしてみてください。