この記事では、下記のことについてまとめています。
● ヤフオクで匿名配送を使って返品はできる？
● 匿名配送で返品・再発送ができない理由
● 相手に住所を教えずに済む3つのおすすめ返品方法
- 【匿名】ヤフオクのおてがる配送で返品・再発送できる？
- ヤフオクの返品・再発送で絶対に住所を教えたくない時の対処法
- ヤフオクの匿名配送での返品・再発送はできないので要注意
- ヤフオク出品者さん・落札者さん向けおすすめ情報
【匿名】ヤフオクのおてがる配送で返品・再発送できる？
ヤフオクには「おてがる配送」という匿名配送があります。
ヤフオクで匿名配送を利用すると、落札者・出品者共に住所・氏名・電話番号等を伏せて配送することができます。
そんなヤフオクでは、おてがる配送を利用した後に下記のようなことが起こることがあります。
【おてがる配送利用後に起こるトラブル】
● 何らかの事情で商品が返品になった
● 違う商品を送ってしまったため、正しい商品を再発送したい
● 荷物に入れ忘れた部品があるため、足りないものを送りたい
このような場合、同じ取引でもう一度匿名配送（おてがる配送）は使えるのでしょうか？
ヤフオクは匿名配送での返品・再発送は不可
残念ながらヤフオクの匿名配送（おてがる配送）は、商品の返送・再発送時には利用することはできません。
ヤフオクの匿名配送は、商品落札後に出品者が落札者に商品を送る1回の配送だけに使える配送方法です。
その理由は、ヤフオクの取引画面で1回分の配送の二次元コードしか作成できないからです。
つまり同じ取引の中で2回目の配送が発生しても、二次元コードは作成できません。
返品・再発送は通常の配送方法を使うしかない
ヤフオクの匿名配送を利用した商品が返品・再発送になった場合、匿名配送はもう利用できません。
そのため、出品者・落札者間で住所・氏名・電話番号等を教え合い、通常の配送方法でやり取りをする必要があります。
住所・氏名を教え合うことに了承をもらった上で、返品・再発送手続きを進める必要があります。
個人情報を教えることを拒まれるケースも
中には落札者・出品者のどちらかが「なんで匿名配送を利用したのに、住所を教えなければいけないんだ！」と言うケースがあります。
匿名配送を利用したのだから、最後まで個人情報を教えずに返品・再発送をしたいと考える人は多いです。
ですがおてがる配送を使った後に返品が発生してしまった以上、こんなことを言っていては話が進みません。
どうにかして相手を説得して、相手の住所と氏名を教えてもらうしかありません。
【メッセージ例文】
「ヤフオクの匿名配送のルール上、最初の一回しか匿名で配送ができなくなっています。
通常の配送しか利用できませんので、何卒ご理解ください。」
ヤフオクの返品・再発送で絶対に住所を教えたくない時の対処法
中には「どうしても返品・再発送時に相手に住所を教えたくない！」という出品者・落札者がいます。
その場合は、下記の方法を提案してみることがおすすめです。
1, 【返品・再発送】郵便局の私書箱を使う
返品・再発送時のどちらにも利用できる方法として、郵便局の私書箱を使うのもおすすめです。
郵便局では、郵便局に設置されている郵便私書箱を無料で利用できます。
郵便私書箱を利用する際は、まずは利用したい最寄りの郵便局の空き状況を確認する必要があります。
私書箱に空きがあり利用する場合は、下記のことを記載するだけで荷物を私書箱に届けることができます。
● 郵便局名
● 私書箱番号
そのため荷物を受け取る側は、自分の住所を相手に教える必要なく荷物を受け取ることができます。
私書箱利用には条件がある
ただし、「郵便私書箱」の利用には下記の条件があるので注意です。
● おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方
● 郵便私書箱を6カ月以上使用する方
● 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方
2,【返品】落札者に返品商品をヤフオクに出品してもらう
返品時に限り、落札者に返品商品をヤフオクに出品してもらうのも手です。
その際、配送方法を「匿名配送（おてがる配送）」を選択した上で出品してもらう必要があります。
それを出品者が落札すれば、匿名配送で荷物を返送してもらうことができます。
この方法を使う場合は、下記の流れとなります。
1, 一度、取引を完了させる
（お互いに評価を付け合い、出品者が売上金を一旦受け取る）
↓
2, 落札者が匿名配送を選択した上で、同じ価格で商品を出品
（この場合、オークションではなく即決出品がおすすめです）
↓
3, 出品者がその商品を落札
↓
4, 出品者の手元に商品が届いたら受取連絡をする
これで返送商品の分の取引が完了し、落札者側に代金が返金されます。
落札者に手間がかかるので提案時は注意
ただしこの方法は、落札者側にとても手間がかかります。
ただでさえ落札者にとっては返送作業は面倒ですが、それに加えて出品作業も必要になります。
この方法は落札者に嫌がられる可能性も高いため、出品者から提案する場合は慎重に行うようにしてください。
3,【返品】返品なしで商品を破棄してもらう
返品の場合に限り、商品が少額だった場合、出品者が返送時の送料を負担することで赤字になることもあります。
その場合は、落札者に商品をその場で破棄してもらうのも手です。
「返送はなし・商品をそのまま落札者にあげる」ということです。
破棄するかしないかは落札者の判断になりますが、落札者も返送の手間がないのでお互いに楽です。
ヤフオクの匿名配送での返品・再発送はできないので要注意
ヤフオクの匿名配送「おてがる配送」は、出品者・落札者共に安心で便利な配送方法です。
ですが同じ取引内で、匿名配送を2回利用することはできません。
つまり商品の返送（返品）・再発送には、匿名配送は使うことはできなくなっています。
もしも匿名配送（おてがる配送）を利用した後に返品・再発送をしたい場合は、通常の発送方法か上の3つの方法でやりとりをしましょう。
ヤフオク出品者さん・落札者さん向けおすすめ情報
ヤフオクは誰でも無料で利用できます。
ですが有料プランや他のサービスを使うと、より出品や入札が快適で楽になります。
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NETSEA（ネッシー）
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