オークションサイトの「ヤフオク」では、落札者が商品の交換を希望をするケースがあります。
例えば、Mサイズの洋服をヤフオクで購入したものの試着をしたら小さかったので、出品者の出品商品を見てみたところ、全く同じ商品のLサイズも販売していたのでLサイズと交換をしたいなどです。
その場合、一般のネットショップなら交換をしてもらえるところは多いので「ヤフオクでも商品の交換をしてもらえないか?」と考える人は少なくないです。
そんなヤフオクでは商品の交換はできるのでしょうか?
ヤフオクでは出品者が承諾すれば商品の交換はできる
上のケースの場合、出品者が同じ商品のMサイズ、Lサイズをどちらも出品をしていて、まだLサイズの在庫があった場合「届いたMサイズと販売しているLサイズを交換してください」と言いたくなります。
この場合、ヤフオクでは出品者の承諾があれば到着後の商品の交換はOKとなっています。
ヤフオクでは商品到着後のトラブルや返品・交換などについては、原則として当事者同士での問題解決をしなければいけません。
(ヤフオク事務局はその辺はドライなので、商品到着後は全て自分たちで全て行います)
ヤフオクでの商品交換の注意点
ただし、ヤフオクで商品の交換をする際はいくつかの注意点があります。
これを知った上で「それでも商品の交換をするか」を一度考えましょう。
希望の商品が届かないトラブルもある
上のケースで言うと、商品のサイズ変更を落札者が希望しているため、落札者都合の交換ということになります。
その際、商品の交換を出品者が承諾してくれた場合、まずは落札者から商品を返品し、それを確認した上で出品者が再度新しい商品を送るというのが流れになるでしょう。
ですがもし悪い出品者だった場合、新しい商品が届かないなどのトラブルが起こることも考えられます。
交換はヤフオクを通さずに出品者・落札者間で直接取引をする形になるため「Mサイズの商品を出品者に送り返したのに、出品者が一向にLサイズの商品を送ってくれない」ということが起こる可能性は少なくはないです。
これは悪い出品者の場合なので、交換を承諾した以上きちんと行ってくれる出品者の方が多いですが、このような可能性もあることを頭に入れておきましょう。
個人的なやり取りはいろんな面でルーズになる
ヤフオクを通した取引であれば、商品の発送期限が設けられていたり、発送通知後に追跡番号で荷物状況を確認することができます。
また、これらは全てヤフオク事務局が管理してくれているので、何かあったときにヤフオク側が催促の連絡や通知をしてくれることもあります。
ですが交換の場合は全て個人的なやりとりになるため、出品者が少しルーズになることもあります。
例えば、返送した商品が出品者に届いているのに出品者がなかなか新しい商品を発送してくれない、追跡番号を教えてくれないなどが考えられます。
事務局からの目がないからこそ、少しルーズになってしまうこともあるのです。
商品の交換をしたいのなら一度返品をして再購入をする
ヤフオクで買った商品をどうしても交換したいのであれば、交換という形では無く一度手元にある商品を出品者に返品をして取引のキャンセルをし、再度新しい商品を購入するという形が良いでしょう。
そうすれば、商品の返送だけヤフオクを通さない個人的なやりとりになり、落札者にとっては返送さえすれば返品はできるのです。
ヤフオク上で再度新しい商品を落札すれば、それはヤフオク上での取引となります。
上でご紹介した注意点のような、出品者が新しい商品をきちんと発送してくれるかどうかの心配もありません。
商品を返送し、取引のキャンセルを出品者がしたことを確認した上で新しい商品を購入すれば、再度ヤフオクを通した安全な取引になります。
返品の際の注意点
上の商品交換ではいくつかの注意点がありましたが、返品でもいくつかの注意点があるので、必ず下記のことを頭に入れて返品をするようにしましょう。
支払いから14日が過ぎた場合は返金作業が必要になる
ヤフオクで商品を返品する場合は、できるだけ早く商品を出品者に返送し取引をキャンセルするようにしましょう。
その理由は、ヤフオクの場合、落札者が商品代金を支払ってから14日後に出品者に代金が支払われてしまうからです。
それが、出品者が商品を発送してくれない・商品がまだ届かないという取引中であってもです。
そのため、商品代金を支払ってから14日以上経ってから取引をキャンセルしても、既に代金は出品者に支払われているため口座情報を教えあって返金をしなければいけなくなります。
代金支払いから14日以内であれば、支払った代金は落札者に自動的に返金される仕組みなので、できるだけ早く出品者に商品を返送し取引のキャンセルをしてもらいましょう。
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商品の返送に匿名配送は利用できないので注意
上の例で言うと、最初に買ったMサイズの商品を購入した時に、出品者が匿名配送のヤフネコパック・ゆうパック(おてがる版)・ゆうパケット(おてがる版)のどれかで発送していても、落札者が商品を出品者に返送する際はこれらの匿名配送はもう利用できません。
その理由は、これらの配送方法は落札された商品を送る時の1回しか利用できないからです。
つまり、商品の返送はヤフオクを通さない通常の配送方法となるため、出品者に住所や氏名を聞く必要があります。
この個人情報を教えたくないと言う理由で返品を断られるケースも少なくないのですが、一度出品者に返品が可能かどうかを聞いてみましょう。
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落札者都合の返品をする場合は送料は落札者負担で
もし商品を購入した後にサイズ変更・カラー変更などの理由で一度返品をすることになった場合、その際の商品返送にかかる送料は落札者負担となるでしょう。
基本的には、返品がどちらの希望であるかで送料負担が決まります。
今回のようにカラーを変更したい、サイズを変更したいなどの落札者都合の返品であれば、落札者が送料を負担するのがマナーです。
また、商品に不備があった、異なる商品を送ってしまったなど出品者に過失がある場合の返品は、出品者が送料を負担するのがマナーとなります。
商品の返品をするということは必ず商品返送の送料が発生するため、「送料を負担してでも返品をするべきか」ということを一度考えましょう。
返品ではなくその商品を再度出品するという形もおすすめ
ちなみに私なら、サイズやカラーを間違えて購入してしまった商品は返品はせず、購入した価格と同じくらいの値段でメルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで再度販売してしまいます。
やはり返品を希望して快く「いいですよ!」と言ってくれる出品者は少ないです。
「ノークレーム・ノーリターンと書いていますから!」と頑なに返品を拒む出品者も多いです。
(実際には出品者のプロフィールに「ノークレーム・ノーリターン」と書いていても返品は受け付けなければいけないのですが)
それなら、その購入してしまった商品は自分のアカウントで出品して、売上金にした方がまだ良いですよ!
ヤフオクの出品方法・落札後の取引の手順を解説!出品者がやるべきこととは?
ヤフオクでは商品満足サポートもあるのでこれも活用しよう!
以上のようにヤフオクでは商品の交換も返品もいくつかの注意点があり、少し面倒です。
それなら上でご紹介したように、間違えて購入してしまった商品を再度自分のアカウントで出品しても良いでしょう。
また、ヤフオクでは「商品満足サポート」という落札者のための制度があります。
これは、サイズが合わなかった、汚れや傷がある、商品ページとは全く違う商品が届いたなどの場合に、落札・購入金額と100%同額をPayPayボーナスライトで付与してくれるサービスです。
PayPayボーナスライトとは、キャンペーンなどで付与される有効期限の短いPayPay残高です。
有効期限はあるものの、PayPay残高として商品代金と同じ額をもらえるのであれば、これも嬉しいですよね。
ヤフオクではPayPay(ペイペイ)やPayPayフリマなどの様々なサービスが始まっているので、ヤフオク以外のサービスとも連携しています。
この「商品満足サポート」はいくつかの条件がありますが、「返品や交換が面倒」という人は条件を満たしているかを一度確認し、申請をしてみることもおすすめです!
ヤフオクユーザーは「オークファン」も使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
画像引用:国内のショッピングサイトをワンクリックでまとめて検索【オークファン】
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