フリマアプリのラクマでは「ラクまるっと」というサービスがあります。
この「ラクまるっと」は、TBS番組の「この差ってなんですか?」でも紹介されるほど、今話題の人気サービスとなっています。
そんなラクマの「ラクまるっと」とは一体どんなサービスなのか?利用するメリットやその内容、注意点などを詳しくご紹介します。
- ラクマの「ラクまるっと」とは?新しい出品代行サービスの内容
- 【要確認】「ラクまるっと」の審査基準と注意点
- 6週間経ってもラクマで売れなかった場合、その商品はどうなる?
- ラクマの「ラクまるっと」はたくさん売りたいものがある人にはベスト!
- ラクまるっとの審査基準や注意点に引っかかる場合は「マカセル」がおすすめ
ラクマの「ラクまるっと」とは?新しい出品代行サービスの内容
ラクマの「ラクまるっと」は、ラクマが出品者に変わって商品の出品を代行してくれる『出品代行サービス』です。
出品代行サービスといえば、フリマアプリの出品代行サービス「マカセル」が有名ですが、ラクマでは業者を通さずにラクマ内で出品代行をしてくれるサービスがスタートしたのです。
ラクマ出品者からすると、出品さえすればあとは売れるのを待つだけですが、なんと言っても「出品がめんどくさい!」という人は多いです。
商品の写真を撮って商品名や説明文を書いて値段を決めて・・・と1商品づつ行うのは、かなりの時間がかかってしまいます。
ですが「ラクまるっと」なら、出品から購入者への発送まで全てお願いできるサービスのため、出品者が商品写真の撮影をしたり、発送や取引メッセージのやりとりもなく商品をラクマに出品することができます。
「ラクまるっと」はこんな人におすすめ
ラクマの「ラクまるっと」はこんな人におすすめです。
● 出品したい商品がたくさんあるけど、自分で出品をするのはめんどくさい
● 仕事や育児が忙しくてなかなか出品する時間がない
● 購入者とのメッセージのやり取りが苦手
● 不用品をなくしてお金に換えたい・お小遣いが欲しい
● ラクマを始めてみたいけど、どのように出品するかのかがよくわからない
中でも「ラクマが初めて」「出品手順がわからない」という方にはぴったりのサービスです。
「ラクまるっと」の流れ
そんな「ラクまるっと」を利用する場合、このような流れとなります。
1, ラクまるっとに申し込む
まずは「ラクまるっと」に申し込みます。
ラクまるっとのページから簡単に申し込むことが可能です。
2, 売りたいものを箱に詰めて送る
売りたいものがあれば箱に全て詰めて送ります。
10商品以上依頼した場合は自宅に段ボールを届くため、その専用段ボールにラクマで売りたいものを詰めて送ります。
10商品以下の場合は、自分で段ボールを用意して送る必要があります。
3, あとは売れるのを待つだけ
商品がラクマ事務局に届き次第、商品の撮影から出品、取引、発送まですべて代行してくれます。
また、出品状況はラクまるっとのマイページから確認できます。
「ラクまるっと」を利用する際にかかる手数料・送料
ラクマの「ラクまるっと」は、無料で出品代行を行ってくれるわけではありません。
ラクまるっとを利用すると手数料がかかり、さらに購入者へ商品を発送する際の送料もかかります。
これは全て依頼者負担となり、ラクまるっとで売れた商品の売上金から差し引かれます。
販売価格 |
手数料 (税抜) |
購入者へお届けする送料 (税抜) |
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厚さ3cmまでの小型サイズ |
100サイズまで |
160サイズまで |
~4,999円 |
1,800円 |
400円 |
800円 |
1,200円 |
5,000円~9,999円 |
1,250円 +販売価格の12.5% |
400円 |
800円 |
1,200円 |
10,000円以上 |
2,000円 +販売価格の12.5% |
400円 |
800円 |
1,200円 |
ただし、2021年1月25日よりサービス内容に変更があります。
(2021年1月25日以降に出品代行のお申し込みをした人は、改定後の適応対象者となります)
● 手数料の変更
改定後:
販売価格が5,000円未満の場合、手数料 800円+商品販売価格の12.5%(税抜)
100サイズ以下 送料 680円(税抜)
100サイズより大きく160サイズ以下 1,200円(税抜)
● 商品の送付方法
改定前:着払い
改定後:元払い
ただし、合計の売上金額が10,000円(税込)以上の場合、送料分を精算時にキャッシュバックされます
【要確認】「ラクまるっと」の審査基準と注意点
便利で簡単に出品をお願いできるラクマの「ラクまるっと」ですが、誰でも利用できるとは限りません。
「ラクまるっと」を利用するにはまず審査があり、さらには必ず知っておくべき注意点があります。
「ラクまるっと」の審査基準
「ラクまるっと」に申し込む際、出品代行を依頼したい商品の詳細を記載する必要があり、それを元に受付可否の審査が行われます。
審査は以下の基準で判断されるため、下のいずれかに当てはまる場合受付不可となるので注意が必要です。
● 1申し込みで合計売上が3,000円以上見込めるかどうか
● 申込内容が正確に記載されているかどうか
● 申込内容が具体的かどうか
● 申込内容が出品可能な商品に該当しているかどうか
「ラクまるっと」を利用する際の注意点
審査基準がある他にも、「ラクまるっと」には注意をしなければいけない点がいくつかあります。
利用する前に必ず目を通しておきましょう。
ラクまるっとに依頼できない商品がある
ラクまるっとは、全ての商品を代行して出品してもらえるわけではなく、出品依頼ができない商品もあります。
以下が出品不可(代行不可)の商品となっているので、必ず確認しましょう。
● アルコール・酒類
● チケット類
● 和服・着物
(浴衣、作務衣・はんてん、甚平はOK)
● 家電リサイクル法で禁止されている『エアコン』『テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)』『電気冷蔵庫・電気冷凍庫』
● 証明書がないハイブランド品
● 自動車車体、オートバイ車体
● 大型家具、大型家電
● ウェブ媒体の商品
● 生鮮食品等、商品管理に専門の管理設備・場所を有するもの
● 日本国内各社の宅配業者にて配送ができないもの
● ラクマのルールで定められている禁止商品
これらをラクまるっと商品の箱に詰めて送ってしまった場合は、他アイテムの出品が終了したのちに着払いで返送されてしまいます。
出品したい商品は100サイズ以内の箱に詰めて送る
ラクマに出品したい商品は、100サイズ以内の箱に詰めて送る必要があります。
100サイズより大きい箱で送ってしまうと、全ての商品を出品できない可能性があるので注意です。
商品を送る際は佐川急便を利用する
出品代行をして欲しい商品を、代行業者に送る時の送料は無料です。
その送料はラクマが負担してくれます。
ただし送料が無料となるのは、申し込み後にラクマから届く同封の佐川急便の着払い伝票を使用した場合のみとなります。
ご自身で佐川急便以外の発送方法で送料着払いで送付してしまった場合は、口座振込の際にかかった送料が差し引かれてしまうので、必ず同封の佐川急便の着払い伝票で送るようにしましょう。
商品の値段はラクマが決めるため、売りたい価格で売れるとは限らない
「ラクまるっと」に依頼した商品の出品価格は、「ラクまるっと」が独自に調査した売れやすい価格を設定され販売されます。
つまり、出品者自身が売りたい価格を伝えることも、売りたい価格で販売することも基本的にはできません。
「絶対にこの価格で売りたい!」と思っている場合は、ラクまるっとではなくご自身で出品をするようにしましょう。
また、売れない場合は値下げをする可能性があるので、想定よりも安い価格で売れる可能性があることも頭に入れておきましょう。
※ 一部、希望価格に設定できる場合あり
※商品の出品価格は送料込みの価格です
6週間売れなかったら出品を取り下げられる
「ラクまるっと」で依頼した商品は、出品から6週間経っても売れなかった場合は出品を取り下げられてしまいます。
「なんとしてでもお金が欲しいから売れるまで売り続けたい」という場合は、ラクまるっとの利用はせずにご自身で出品することがおすすめです。
売れた商品の振込申請は約6週間後から可能
ラクまるっとに依頼した出品商品が売れた場合は、「ラクまるっと」のマイページから指定の銀行口座に振込申請することが可能です。
ただし振込申請は、ラクマに出品された日から約6週間経過後に可能となります。
※ 振込申請がない場合は、年2回(9月30日と3月31日)に有限会社フロンティアエンプロイメントから振込処理を行われます
6週間経ってもラクマで売れなかった場合、その商品はどうなる?
ラクまるっとに依頼をした商品が出品から6週間経過しても取引のなかった場合は、依頼者が以下から選択することができます。
● 寄付
● 商品を着払いで返送
● 破棄
「商品を着払いで返送」を選択した場合は、依頼者が送料を負担する必要がありますが、その後自分で出品をして売れればお金に換わる可能性があります。
また、寄付を選択した場合はカンボジアをはじめとした途上国の未来を支援する、非営利で国際的な民間の教育支援団体に寄付されます。
商品によっては破棄でも良いかもしれませんが、その商品を無駄にしないように、できるだけ「着払いで返送」か「寄付」を選択するのが望ましいでしょう。

ラクマの「ラクまるっと」はたくさん売りたいものがある人にはベスト!
ラクマの「ラクまるっと」は、1申し込みで3000円以上の売り上げ見込みがないと審査に通ることができないため、高額な商品、もしくはたくさん売りたいもの(小物)がある人にはぴったりです。
ただし、100サイズ以下の段ボールでないと送ることができないため、売りたい商品がたくさんある場合でも1つの段ボールに入るかどうかも確認しなければいけません。
そのため、ラクまるっとを利用するには注意点がいくつかあるので、しっかり内容を把握した上で申し込むことが大事です。
もし審査に通れば、商品を送るだけで家にある不用品を簡単にお金に換えられるので、利用してみたい人はぜひ依頼してみてください。
ラクまるっとの審査基準や注意点に引っかかる場合は「マカセル」がおすすめ
中には「出品代行を依頼したいけど、ラクまるっとの審査基準に引っかかってしまう」「ラクまるっとの注意点が多いし手数料が高い・・・」という方は、フリマ出品代行サービスの「マカセル」を利用することがおすすめです。
画像引用:出品代行サービスの【マカセル】
マカセルは、フリマアプリでの「出品が面倒な人」と「出品経験が豊富なプロ」をつなぐ、日本初の出品代行マッチングサービスです。
● 出品の依頼者は面倒だった商品撮影、質問対応、値段決めなどの手間なし
● 出品に慣れている人に出品を代行してもらえる
● 依頼をすれば、不用品を簡単に高値で売却してもらえる
● 買取業者に持っていくよりも利益が残りやすい
● 過去の案件のレビューなどから安心できる出品代行者を探す事ができる
● 損害賠償サポート
● 24時間のカスタマーサポート体制
マカセルの内容は「ラクまるっと」にも似ていますが、自分で出品代行をしてくれる人を選べるという点はとても大きいです!
「出品代行したいけどラクまるっとはちょっと・・・」という方は、ぜひ「マカセル」も利用してみてください。
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