この記事では、下記のことについてまとめています。
● メルカリの受取評価の意味
● 購入者が受取評価をするとどうなる?
● メルカリで受取評価をしない方がいいケース
● 受取評価をしてはいけない時の対処法
● 受け取り評価後に商品の不備に気づいた場合は?
- メルカリの受取評価の意味・購入者が評価をするとどうなる?
- メルカリで受取評価をしない方がいいケースと対処法
- メルカリで受け取り評価後に商品の不備に気づいた場合は?
- メルカリ購入者は受け取り評価前にしっかり商品の確認を
メルカリの受取評価の意味・購入者が評価をするとどうなる?
メルカリで商品を購入すると、「商品ページと違う・・・」ということが起こる場合があります。
それは商品自体に問題がある場合もあれば、出品者のミスなどで取引が完了できないケースもあります。
その際、商品に問題がある・取引に問題があれば、購入者は絶対に受け取り評価をしてはいけません。
メルカリでの受け取り評価は、「商品の中身や状態を全て確認し問題がありませんでした。これで取引を完了します」という意味です。
そのため取引に納得ができない場合は、購入者は受け取り評価はしてはいけません。
メルカリ購入者が受取評価をするとどうなる?
メルカリの購入者が受取評価をすると、あとは出品者が購入者へ評価をつければ取引が完了します。
取引が完了した途端に、事務局が預かっていた商品代金が出品者へ支払われます。
そのため購入者が受取評価をすると、出品者も「商品に問題がなかったんだな」と思い、すぐに評価をつけて取引を完了させてしまいます。
商品に問題があるのに受取評価をした場合
万が一取引に問題があるのに購入者が受け取り評価をしてしまうと、下記のことが一切できなくなってしまいます。
× 取引のキャンセル
× 返品
× 返金
上記のことができなくなると、商品に問題があっても購入者は泣き寝入りになってしまいます。
そのためにも何が問題がある場合は、一旦受け取り評価はしないようにしましょう。
メルカリの受け取り評価はいつまで?期限はある?しないとどうなる?
メルカリで受取評価をしない方がいいケースと対処法
メルカリで購入した商品が下記に当てはまる場合、購入者は受取評価をしてはいけません。
その例をご紹介します。
商品が壊れている・破損・汚れやシミがある
受け取った商品が下記の場合は、明らかに商品に問題があります。
【商品に問題があるケース】
● 商品が壊れている
● 商品が割れている
● 商品が使えない
● 商品が動かない
● 商品に汚れやシミがある
このような場合は受取評価はせず、取引のキャンセル(返品・返金)を要求しても良いでしょう。
ただし、商品ページ内に一切そのことが書いていない場合が対象です。
出品者によっては「ジャンク品」(=壊れている商品)を販売している人もいます。
「壊れています」「一部汚れています」「この部分がほつれています」などの説明がある場合は、出品者に連絡を入れても取り合ってもらえません。
このことが一切書かれておらず、出品者に明らかに過失がある場合は出品者にメッセージを送りましょう。
メルカリのジャンク品とは?クレーム・トラブルを防ぐ壊れている商品の出品方法
購入者の対応方法
まずは受け取り評価はしないようにし、出品者に下記のように連絡を入れましょう。
【例文】
本日商品が届きましたが、商品が●●な状態でした。
このままでは商品が使えないため、残念ですが今回は返品・返金をお願いできればと思います。
よろしくお願いいたします。
出品者が返品・返金を承諾してくれたら出品者の住所を教えてもらい、商品の返送をしましょう。
このケースの場合は明らかに出品者に過失があるため、返送をする場合は送料は着払いで返送しても良いでしょう。
ただし、着払いで返送することを出品者に伝えてから返送をします。
商品を返送したら、出品者に無事商品が到着すると出品者がキャンセル申請をしてくれます。
キャンセル処理が完了すると購入者に代金が返金され、取引のキャンセルが完了となります。
送料込み商品なのに着払いで届いた
メルカリで販売されている商品は、下記の2種類があります。
● 送料込み(送料出品者負担)
● 着払い(送料購入者負担)
ですが出品者が間違えて、送料込み商品を着払いで送ってしまうことがあります。
身に覚えがないのにいきなり着払いで荷物が届いたら、購入者はびっくりしてしまうでしょう。
購入者の対応方法
この場合、購入者はその荷物を絶対に受け取ってはいけません。
その場で購入者が商品を受け取るということは、着払いの送料を支払わないといけません。
この場合、配送業者に「元払いでお願いしている商品なので、荷物は受け取れません」と伝えましょう。
荷物は一旦受け取り拒否をし、出品者宛に返送してもらいましょう。
その後、取引画面のメッセージで下記のように出品者に連絡を入れます。
【メッセージ例文】
「本日購入商品が届きましたが、送料込み商品ですが着払いで届きました。
取引内容と異なるため、荷物は一旦受け取りを拒否させてもらいました。
近日中に、出品者様宛に荷物が返送されるかと思います。
お手数ですが、元払いにて再発送をお願いできますでしょうか?」
その後出品者に荷物を再発送をしてもらったら、きちんと商品を受け取って中身を確認し、受け取り評価をしましょう。
また、もし荷物を受け取ってしまい着払い送料分を支払ってしまった場合は、そのことを出品者に伝えましょう。
そして支払った送料分を、銀行振込などで返金してもらいましょう。
購入した商品とは違う商品が届いた
明らかに説明文や画像とは異なる商品が届くなど、身に覚えのない商品が届くことが稀にあります。
この場合も出品者のミスですので、購入者は受取評価はせずに下記の対処法へ進みましょう。
購入者の対応方法
まず、この段階では絶対に受け取り評価をしてはいけません。
すぐに下記のようなメッセージを、出品者に送りましょう。
【メッセージ例文】
本日商品が届きましたが、購入した商品とは全く違う商品が届きました。
届いた商品は●●です。
ご確認いただき、対応についてご連絡いただきますようお願いいたします。
このように違う商品が届いた場合、下記のことが考えられます。
【このケースで起きているトラブル】
1, 出品者が商品を間違えて発送してしまった
2, 出品者が発送時に2つの荷物を発送し、2つの商品を入れ違えて発送してしまった
この2つのトラブルについて解説していきます。
1, 出品者が商品を間違えて発送してしまった
1,の場合は、出品者が商品を間違えて送ってしまったケースです。
出品者に、本来の商品を再発送するようお願いしましょう。
この場合、本来の商品は出品者の手元にあるはずなので、すぐに再発送をしてもらえるはずです。
正しい商品が届き次第、通常通り受取評価をして取引を完了させましょう。
2, 出品者が2つの商品を入れ違えて発送してしまった
問題はこちらのケースです。
この場合は、出品者は二人の購入者から荷物をそれぞれ回収し、その後再発送をしてもらう必要があります。
そのため、もう一人の購入者が出品者に商品を返送しない限り、正しい商品を送ってもらえません。
つまりこのケースでは、本来の商品が届くまでに時間がかかる可能性が高いです。
ですが出品者も2つの商品回収して再発送するので、とても大変です。
出品者のミスではありますが責めたりせず、気長に商品の到着を待ちましょう。
どちらのケースも返送時は着払いでOK
また、どちらのケースも商品返送時の送料は、着払い(出品者負担)でOKでしょう。
出品者に過失があるため、購入者が送料を負担する必要はありません。
ただし勝手に着払いで送るのではなく、「今回は着払い(出品者負担)でも良いでしょうか?」と聞いてから返送をするようにしましょう。
【配送ミス】購入者に違う商品を送った・入れ違いで発送した!出品者がやるべき対処法
偽ブランド品・コピー品が届いた
メルカリでブランド品を購入した際、中には偽物が届くこともゼロではありません。
「商品説明文には本物だと書いてあったのに、実は偽ブランド品(コピー品)だった」というケースは実際にあることです。
メルカリでは偽ブランド品の販売を撲滅させるよう、事務局が努力しています。
ですが中には、スーパーコピー品や偽ブランド品が紛れて販売されていることがあります。
偽ブランド品の販売は法律でも禁止されており、警察が動くほどの重大な事件です。
その場合は、すぐに購入者も対応するようにして下さい。
購入者の対応方法
偽ブランド品が届いた場合は、受取評価はせずにまずは下記のように出品者へメッセージを送りましょう。
【メッセージ例文】
本日購入商品が届きましたが、どうやら商品は偽ブランド品であるように思えます。
その理由は、●●の状態だからです。
本物だと思って購入したため、偽物であるなら商品は返品をさせていただきたいです。
一度出品者様に商品を戻して、商品状態をご確認をいただければと思います。
偽物の場合は取引のキャンセルをお願いいたします。
偽物だと思う場合は、その理由をしっかり書かないと出品者にも失礼に当たります。
なぜ偽物であるかも記載した上で、返品・返金をお願いしましょう。
もしも偽物を購入してしまった場合については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
メルカリで受け取り評価後に商品の不備に気づいた場合は?
上でご紹介したケースは全て、「受け取り評価前である」ことを前提に解説しました。
ですが中には、受け取り評価をした後に「商品・取引に問題があるから返品をしたい」と気づくケースもあるかもしれません。
この場合は返品や取引のキャンセルはできるのでしょうか?
基本的には受取評価後のキャンセル・返品は不可
受け取り評価前は出品者にまだ代金が支払われていないため、事務局側が預かっている商品代金を購入者に返金してもらえます。
ですが、受け取り評価をしてしまった後は、既に商品代金は出品者に支払われているため、多くの場合が取引のキャンセルや返品は不可となります。
その理由は上でもご紹介した通り、受け取り評価は「商品の中身や状態を確認し問題がありませんでした。これで取引を完了します」という意味だからです。
そのためこのような理由から、受取評価後は出品者のほとんどが返品・キャンセルは受け付けてくれません。
また、メルカリのルール上、出品者は受取評価後の返品は拒否してもいいことになっています。
残念ですが今回は自分の受取評価時の確認不足だと思い、取引のキャンセル・返品は諦めましょう。
メルカリで取引完了後にメッセージは送れる?取引メッセージはいつまで?
メルカリ購入者は受け取り評価前にしっかり商品の確認を
このようにメルカリでは、受取評価をしない方がいいケースが存在します。
この場合は全て、届いた商品に問題があった場合です。
受取評価をしてしまうと、その後何があっても下記のことができなくなってしまいます。
【受取評価後にできなくなること】
× 取引のキャンセル
× 返品
× 返金
そのためにもメルカリ購入者は、必ず受け取り評価前に商品をしっかり確認をすることが大切です。
また、商品に問題があれば、すぐに出品者に連絡を入れることが大事です。
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