最近ではメルカリ・ラクマ・ヤフオクの偽物商品・偽ブランド品・模倣品・コピー品の販売が問題視されています。
実はメルカリでは、このような偽ブランド・コピー商品の売買を無くすために「偽ブランド品撲滅への取り組み」をしてくれています。
そんなメルカリの「偽ブランド品撲滅への取り組み」の内容と、偽ブランド品によるトラブルが起きた時の補償制度についてご紹介していきます。
- メルカリの「偽ブランド品撲滅への取り組み」の内容とは?
- メルカリの偽ブランド品に関する全額補償の内容とは?
- メルカリで購入したブランド品が偽物だった場合の補償請求の流れ
- 偽ブランド品の販売は犯罪!もしもの場合は全額補償を使って!
メルカリの「偽ブランド品撲滅への取り組み」の内容とは?
メルカリでは事務局側が積極的に、偽ブランド品の売買の防止対策を行ってくれています。
メルカリのアプリ内ではそのような対策をしていることを確認できませんが、実は事務局側が影でこんなことをしてくれているようです。
<ブランド品をより安心・安全に売買するために、メルカリでは偽ブランド品の取り締まりを強化しています。>
大切なアイテムをメルカリに出品した時から、新しい持ち主の手元に届くまで、メルカリでは常に250名以上のカスタマーサポートスタッフとブランド権利者が連携し、偽ブランド品撲滅に目を光らせています。
メルカリでは、偽ブランド品をメルカリ上から撲滅するため、5つの取り組みを行っております。
実はメルカリでは250人以上のスタッフと、ブランド権利者により偽ブランド品撲滅運動をしているようです。
そんなメルカリが偽ブランド対策として行なっている「5つの取り組み」については、下記の内容となっています。
①ブランド権利者と協力のうえ出品パトロール
メルカリでは偽ブランド品撲滅のために700以上のブランド権利者の協力を得て、最新ブランドも含めた偽ブランド品情報を収集しています。
このノウハウで出品をパトロールし、偽ブランド品と判断した出品については即時削除しています。
②業界歴の長いプロ鑑定士の在籍と真贋力の強化
メルカリでは長年ブランド品の鑑定業務に携わった鑑定士がカスタマーサポートに在籍しています。
質の高いチェック体制で、トラブルに発展する恐れがある取引すべてに目を通しています。
また、各ブランドの新製品や偽ブランド品の情報を集めて社内で共有したり、社外の勉強会に積極的に参加するなど、常に偽ブランド品を見抜く真贋力を鍛えています。
③テクノロジーを使った不正を見抜く仕組みづくり
毎日100万品以上の出品があるメルカリの中で発見された偽ブランド品は、社内のデータベースに蓄積され、モニタリングに活かされています。
メルカリは未然に不正な出品を防ぐためのテクノロジーによる仕組みづくりに投資していて、例えば、蓄積された偽ブランド品データや、過去にトラブルになった出品のパターンを機械学習で解析することで、自動的に疑わしい出品を削除したり、出品者への注意喚起を行ったりしています。
④捜査機関や官公庁とのパートナーシップ構築
警察や経済産業省、国民生活センター等と情報交換を行い、違反や犯罪の傾向や抑止について協議し、 そこで得た知見をもとにを違反や犯罪を未然に防ぐ体制を整備しています。
さらに、警察や消費生活センター専用の連絡窓口を設置していて、捜査やトラブル解決への協力体制を構築しています。
⑤全額補償の取り組みで安心な取引を実現
メルカリは上で書いた①~④の取り組みにより、模倣品を総合的に対策しています。
ですが 万が一、届いた商品が偽ブランド品の可能性がある場合は、メルカリの基準に基づき調査を行い、補償条件に合致した場合は商品代金を補償してくれます。
メルカリの偽ブランド品に関する全額補償の内容とは?
メルカリの全額補償の詳しい内容や条件については、残念ながらメルカリのアプリ内、HP上では公開されていません。
ですが、上で説明した「偽ブランド品撲滅のための5つの取り組み」の中で「全額補償」という言葉だけは載っていますので、偽ブランド品を購入した購入者に商品代金の全額が補償(返金)されるかと思われます。
ただし、上の⑤でも書いている通り、メルカリの基準に基づき補償条件に合致した場合のみになるため、場合によっては補償対象外となる場合があります。
例えばヤフオクの「偽造品トラブルサポート」の条件では、商品を受け取った日にちから30日以内という条件があったりしますので、恐らく取引日・商品発送日・受取日なども関係してくるかと思われます。
ヤフオクの「偽造品トラブルサポート」なら偽ブランド品でも補償される!補償内容・適用商品・審査の流れを解説!
また、このメルカリの全額補償制度を受けられるブランドは決まっていますので、下記のサイトから補償の対象のブランドかどうかを確認する必要があります。
メルカリで購入したブランド品が偽物だった場合の補償請求の流れ
万が一、メルカリで購入したブランド商品が偽物だった場合は、下記の通り対応しましょう。
①まずは出品者に連絡を入れる
取引画面上のメッセージから出品者に、偽物であること・返品・返金をしてほしい旨を連絡しましょう。
②出品者に対応してもらえない場合はメルカリ事務局へ連絡
出品者に連絡をしたけど無視される、返品・返金を受け付けてくれない、という場合は、上の補償対象のブランドかどうかを確認し、事務局へ連絡を取り、補償を受けられるかどうかを確認するようにしましょう。
また、補償の対象ブランドではなくても、偽ブランド品と思われる商品の販売に関しては、事務局も対応してくれる可能性があります。
補償は受けられなかったとしても、出品者への捜査はしてくれる可能性もあるので、一度事務局へ連絡を入れてみましょう。
偽ブランド品の販売は犯罪!もしもの場合は全額補償を使って!
上で紹介した通り、メルカリではかなりの費用(人件費やシステム費)を使って、偽ブランド品・模倣品の出品を撲滅しようとしてくれています。
つまり、メルカリで偽ブランド品を出品しても即削除される可能性が高いということです。
また、もし偽ブランド品と判断され削除されたとしてもまた再度出品するなど、メルカリの規約違反・迷惑行為が見られる場合には、アカウントの利用停止・強制退会などの恐れもあるため、メルカリに限らずですが、偽ブランド品の出品はしないようにしましょう。
場合によっては、販売しただけでも警察沙汰になることもあります。
そのため、メルカリに限らずですが、偽ブランド品の販売、偽ブランドの可能性がある商品・本物と証明ができないブランド品の販売は絶対にやめましょう。
また上で書いた通り、メルカリではしっかりと偽ブランド品撲滅のための補償制度もあるので、購入者さんは偽ブランド品だと思われる商品を購入してしまった場合は、ぜひメルカリ事務局に頼って、補償制度も活用するようにしてくださいね。