家にある不用品をメルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで出品したいと思った時、思わず出品をためらう商品はあると思います。
「こんなものまで売っちゃっていいのかな?」「さすがにこれは売れないかな?」と思って結局出品せずに捨ててしまった物がある、という方もいるのではないでしょうか?
実はこれらのサイトでは、事務局が出品を禁止している物以外は基本的になんでも売れます。
また、自分では「これはさすがに売れないかな?」と思っても、出品してみたら売れた!ということもザラにあります。
そんな出品をためらってしまいがちな商品や、実際にこんな商品でも売れている!というものをご紹介いたします。
自分にとってはゴミでも他の人にとってはお宝になるかもしれない!
上でも書いた通り、「これはさすがに売れないかな」と思うような商品でも、まずは1回メルカリやラクマ、ヤフオクなどに出品をすることをおすすめします。
なぜならこれらのサイトには「中古でも欲しい!」「ボロボロでも欲しい!」「安く買えるなら欲しい!」といったユーザーが溢れかえっているからです。
むしろこれらのサイトでは「中古でいいから安く買いたい」「新品を求めているわけではない」人が集まるサイトなのです。
また、自分では「もうこれはゴミだな」と思っても、他の人にとってはずっと長年探していた「お宝」である可能性もあるのです。
つまり、商品状態や需要を考えて自分の判断で出品をやめてしまうより、売れるか売れないかは出品してみないとわからないということです。
捨てちゃダメ!実際にこんな商品も売れている!
メルカリ・ラクマ・ヤフオクを覗いてみると、「おお!こんな商品でも売れるんだ!」と思うものがたくさん売れています。
例えば下記のようなものでも問題なく売れています。
ノーブランドの商品
「ノーブランドだと検索すらされなそう」「ノーブランドだしこのデザインならどこにでも安く売ってそうだから売れないかな」と思って出品をやめてしまうのはもったいないです。
ノーブランドでも十分売れます!
ただしブランド名での検索がされないため、同じジャンルでブランド名があるものより検索に引っかかる回数は減ってしまいます。
そのため、検索ワードをしっかり入れることが大切です。
例えば、ノーブランドのメンズのTシャツなら 「メンズ シャツ Tシャツ 半袖 ロゴ プリント 柄 男性 黒 Lサイズ・・・」などその商品の細かい特徴がわかるワードを商品名や商品説明文に入れることが大切です。
これらのワードを入れて検索する人はとても多いのです。
これをしないとただの「ノーブランドのTシャツ」でしかないため、ユーザーに商品の特徴を伝えることもできなければ、検索に引っかかることもないので一向に売れなくなってしまいます。
ノーブランド商品はブランド名がない分、しっかり検索対策をしてアクセスを増やす努力をしましょう。
メルカリで売れる商品名・説明文の書き方やコツとは?これで検索にも有利に!
ノーブランド商品は高値をつけないように
「ノーブランド商品でいいから欲しい」と思うユーザーは「値段重視」の人です。
「ブランドなんて関係ないから安いものが欲しい」という人が探していることが多いので、あまり高い値段で販売すると売れません。
ノーブランド商品はブランドの価値がない分、在庫処分だと思って値引き交渉にも応じて「多少利益が残ればいいや」と思う程度に安く販売することも大事です。
かなり使い古した商品
「長年使い古したものだし傷や汚れもある・・・こんな商品売れる?」と思う商品でも一度出品をしてみましょう!
売れるか売れないかは商品によりますが、あなたが使い古したくらい「使えるアイテム」または「お気に入りのアイテム」だったのなら、その使い古すまで使っていた理由を説明文に書いてあげましょう。
もしかすると、同じことを考えるユーザーの目に止まり、購入してくれる可能性があります。
その理由が、例えばヴィンテージ品であること、1点ものであること、見た目は少しボロボロだけど定価で買うと高額であること、超有名ブランドの商品であること、他の商品よりも使い易い仕様なこと・・・など「この商品にしかない価値」があり、それをしっかり説明文に書けば売れるはずです。
汚れや傷があれば正直に全て載せる
また、汚れや傷がある場合はしっかり説明文にも書き、画像も載せることが大事です。
汚れや傷を偽って何も載せないより、予めきちんと傷や汚れを載せてくれている出品者に対してユーザーは安心感・信頼感を持ちます。
また、そもそも「中古品」を求めてフリマアプリ・オークションで商品を探しているユーザーのため、多少の傷や汚れがあることを分かった上で探している人がほとんどです。
かなり使い古してボロボロの商品だからこそ、嘘偽りなく商品ページを作成しましょう。
男性物・メンズアイテム
「フリマアプリ」と聞くと、なんとなく女性ユーザーが多いイメージがあると思います。
実際にメルカリもラクマも男性ユーザーよりも女性ユーザーが多いです。
ですが、メルカリやラクマでは男性物のアイテムも問題なく売れます。
そもそもメルカリでは3500万ダウンロードを突破したくらいユーザーが多いフリマアプリのため、男性ユーザーだって人数で言えばかなりの数がいるのです。
メルカリ・ラクマといったフリマアプリであっても男性ユーザーはいるので、まずは出品をしてみましょう。
ヤフオクは男性ユーザーが多いサイトなのでおすすめ
また、ヤフオクは女性よりも男性ユーザーが多いため、メルカリやラクマよりも男性アイテムが売れやすい傾向にあります。
そのため、もし男性がフリマアプリやオークションデビューをするのなら、ヤフオクで男性物のアイテムを販売した方がコンスタントに売れるかもしれません。
壊れている商品
壊れている商品が一番出品をためらうと思いますが、実は壊れていても売れる商品はたくさんあります。
例えば、画面の割れたスマートフォンはメルカリやラクマ、ヤフオクではたくさん出品されていて、実際に購入している人はとても多いです。
その理由は、画面が割れていても安く購入して修理をしてから使う、部品だけ欲しいという人もいるからです。
またスマホ以外でも、壊れている、糸がほつれている、穴が空いているなどがあっても、修理をしてから使えばいい、コレクションにしたいという人もいるので、問題なく売れる可能性があります。
これらのサイトでは、壊れている商品のことを「ジャンク」「ジャンク品」と呼ばれることもありますが、「ジャンク」で検索すると多くの商品が検索にヒットするくらい、多くの人が壊れている訳あり商品を出品していて、実際に取引がされています。
ジャンク品とはどんな意味?メルカリ等で壊れている商品を販売する際の注意点とは?
とにかくなんでも売れるので気にせず出品してみる
以上のように、メルカリ・ラクマ・ヤフオクでは基本的になんでも売れます!
自分が気にするほど、使用感、傷、汚れ、ブランドの価値をそんなに気にしていないユーザーも多いのです。
自分が「これは売れないだろうな」と思っても、「値段が安ければ欲しい」と思うユーザーはたくさんいるのです。
また、その商品に対しても、一度は自分が欲しいと思った商品なのです。
なぜその商品を購入したのか、使ってみてどうだったのかなどをきちんと説明文に書けば、中古品であっても同じように欲しいと思ってくれるユーザーは一人はいるはずなのです。
ただし、各フリマアプリ・オークションサイトでは出品禁止アイテムが設けられていて、出品禁止の物を出品した場合、対象商品を即削除か利用停止になる可能性があります。
この出品が禁止されているアイテム以外であれば基本的にはなんでも出品できますし、なんでも売れますので事前に禁止アイテムについては把握しておくようにしてくださいね。
メルカリで出品禁止な商品一覧!出品するとどんなペナルティが課される?
ものを捨てるのは最終手段と考えて、どんなものでもまずは出品!
以上が、メルカリやラクマ、ヤフオクなどで全く問題なく売れるこんなものについてでした!
いらないから捨てる、使い古したから捨てる、売れなさそうだから捨てるということはとても勿体無いです。
それは自分で判断しているだけであって、実は「そんな状態でも欲しい!」という人はいるかもしれないのです。
そのため、不要になった物に対してはこんな感じで捉えてみることをおすすめします。
①捨てるくらいなら一度出品してみる
↓
②それでも売れなければ赤字にならない程度に値段を下げる
↓
③それでも売れなければ捨てる
この流れがいいと思います。
「本当にいらなかったあのアイテムがお小遣いに変わった!」ということも十分にありえますので、まずはなんでも出品してみましょう!