この記事では、下記のことについてまとめています。
● ラクマで偽ブランド品を購入してしまった時の対処法
● 偽物を購入した際、受け取り評価はするべき?
● 偽造品の返品・返金方法
● 出品者が返品・返金に応じない場合は?
● 偽物を買ってしまったら警察へ通報するべき?
- ラクマでの偽ブランド品・偽物の販売は犯罪!警察沙汰も?
- ラクマで偽ブランド品を購入してしまった時の対処法
- 出品者が全く対応してくれない・受取評価済みの場合の対処法
- ラクマで偽物を買ってしまったら購入者自身がしっかり行動を
ラクマでの偽ブランド品・偽物の販売は犯罪!警察沙汰も?
ラクマでは、たくさんのブランド品が販売されています。
ですが、もし偽物のブランド品を販売しそれが事務局や警察に連絡が入ってしまうと、出品者は逮捕されてしまうこともあります。
なぜなら、偽ブランド品の出品(販売)は法律で禁止されているからです。
そのため購入者は、もし偽ブランド品を購入してしまった場合はすぐに対応をしなければいけません。
ラクマは偽物が多い?偽ブランド品を購入しないための見分ける方法
ラクマで偽ブランド品を購入してしまった時の対処法
ではラクマで購入したものが偽物だった場合、購入者はどのような行動を取れば良いのでしょうか?
偽ブランド品を購入してしまった際の、購入者側の対処法をご紹介します。
1, 偽物に気付いたら絶対に受け取り評価をしない
ラクマで買ったブランド品が偽物であることに気づいた場合、絶対に受け取り評価をしてはいけません。
購入者側の受け取り評価とは、「商品が無事に届き、中身を確認して問題がなかったです」という意味が含まれています。
そのため購入者側が受け取り評価をすると、あとは出品者側が購入者への評価をつければ取引が成立してしまいます。
その後、商品代金が出品者に支払われてしまいます。
さらにラクマでは評価は一度つけてしまうと、取り消すことも変更することもできなくなっています。
つまり偽物と気付いた時点で、取引をここで一旦ストップさせる必要があります。
(※受け取り評価をしてしまった場合の対処法は、下で詳しくご紹介しています)
2, 出品者へ返品・返金の要求をする
次に出品者に偽物商品であることを理由に、返品・返金を要求しましょう。
ラクマの取引画面から、下記の内容のメッセージを送るようにしましょう。
【ラクマのメッセージで送るべき内容】
● 届いた商品が偽物である可能性がある
● 偽物だと思われる理由
(ブランドロゴがおかしい、縫製がひどい、柄が異なる、カラーが異なるなど)
● 返品・返金を希望している
この連絡で出品者が返品・返金を対応してくれるようであれば、次に進みましょう。
(※出品者が対応してくれない場合の対処法は、下で詳しくご紹介しています)
3, 商品を出品者へ返送する
出品者と連絡が取れて返品・返金に応じるようであれば、出品者へその偽物だと思われる商品を返送しましょう。
送料については事前に出品者と話し合うべきですが、この場合は明らかに出品者に過失があります。
そのため、着払いで送り返して良いでしょう。
4, 出品者にキャンセル申請をしてもらう
出品者に返送商品が届いたら、出品者にキャンセル申請をしてもらいましょう。
ラクマのキャンセル申請は、基本的に出品者が行う必要があります。
その理由はラクマのキャンセル申請は、購入者の取引画面からは行うことができないからです。
商品が無事出品者に返送されたら、出品者の取引画面からキャンセル申請を行います。
そのやり方は、こちらです。
【出品者のキャンセル申請手順】
1, 出品者側の取引ページ下部に表示される「取引をキャンセルする」をタップ
↓
2, 購入者側の取引ページに申請の通知が届く
↓
3, 購入者が「取引をキャンセルする」をタップする
↓
4, キャンセル成立
なお、キャンセル成立後は、取引メッセージが利用できなくなります。
何か伝えたいことがある場合は、キャンセル成立前に購入者に伝えるようにしましょう。
5, キャンセルが完了次第、商品代金が購入者に戻される
キャンセル申請後に事務局にてキャンセル処理が完了すると、支払った商品代金は購入者に返金されます。
キャンセルが完了次第、メール、またはプッシュ通知で連絡が来ます。
出品者が全く対応してくれない・受取評価済みの場合の対処法
ラクマで偽物を買ってしまった際、ほとんどのケースで出品者は返品・返金の対応はしてくれません。
なぜならラクマで偽物を売る出品者のほとんどが、偽物であることを分かっていながら販売しているからです。
また、偽物を売る出品者の多くは、そのような詐欺行為をする業者です。
評価0の捨てアカも多くいることから、取引が完了したらすぐにラクマから消えることも多くあります。
そのため、残念ながら下記のようなことも起こり得ることです。
【ラクマで偽物を買った時に起こるケース】
● 出品者が返品に対応してくれない
● 出品者と連絡が取れない
● 出品者がラクマから消えてしまった
● 受け取り評価をしてしまった
● 取引完了してしまった など
このような場合、購入者はどのようにしたら良いのでしょうか?
すぐにラクマ事務局に連絡を入れる
このような場合、すぐにラクマ事務局に問い合わせをしましょう。
ラクマでは偽物(偽ブランド品)は厳しく取りしめられているため、問い合わせをすれば対応してくれる可能性は高いです。
下記の手順から偽物を購入してしまったことを、ラクマ事務局へ連絡を入れましょう。
【ラクマ事務局への問い合わせ方法】
● 受取評価前:トラブル報告をする
(取引画面上に表示されている「トラブルを報告する」というボタンから報告が可能)
● お問い合わせフォームから問い合わせる
(ラクママイページ>ヘルプ・その他>取引に関する問い合わせ>「購入」>該当の取引を選択>届いた商品について>偽造品が届いた)
お問い合わせフォームから問い合わせる場合は、受取評価済み・取引完了後であっても事務局に問い合わせることが可能です。
偽造品購入に対する補償を受けられることも
ラクマで偽物を買ってしまった場合、偽造品購入に対する補償(ラクマあんしん補償)を受けられる可能性があります。
「ラクマあんしん補償」とは、ラクマで偽ブランド品を購入してしまった場合に補償を受けられるサービスです。
万が一偽造品が届いてしまい出品者と連絡が取れない場合、ラクマの定める条件を満たしている場合に限り、ラクマが購入者に商品代金を補償してくれます。
補償内容について詳しくは、取引の状況に応じて案内がされます。
ただし補償対象となった場合、本人確認の手続きが必要となります。
補償の対象外となるケース
「ラクマあんしん補償」では、全ての人が補償の対象となるわけではありません。
以下の場合は補償対象外となるので、確認しておきましょう。
【補償の対象外となるケース】
● 正規品との相違点や偽造品である証拠など、具体的な根拠を出品者へ説明していない場合
● 取引が終了している場合
● 該当商品を破棄、紛失、破損している場合
● これまでに楽天ラクマの利用規約違反が確認された場合
● その他、ラクマで補償対象外と判断された場合
場合によっては警察や消費者センターに相談も
また、ラクマ事務局に問い合わせても希望の対応をしてもらえないなどの場合は、下記の窓口へ相談をすることもおすすめです。
【相談窓口】
● 消費者ホットライン(電話番号:「188」)
● 警察相談ダイヤル(電話番号:「#9110」)
警察に相談する場合「110番」に連絡をしてしまう人もいますが、「110番」は緊急性の高い事件が対象です。
偽ブランド品の購入の場合は、警察相談ダイヤル「#9110」へ電話をしましょう。
【ラクマのブランド品出品方法】販売時の注意点・ルールとは?偽物だとペナルティも?
ラクマで偽物を買ってしまったら購入者自身がしっかり行動を
ラクマでは、うっかり偽ブランド品を購入してしまうことがあります。
その場合、購入者自身がしっかり行動を起こすことが重要です。
出品者は偽物であることを分かっていながらラクマで出品をしているため、逃げられる可能性は高いです。
そのためにも、下記のようにしっかり対応をするようにしましょう。
【ラクマで偽物を買ってしまった時にやるべきこと】
● 受取評価はしない
● 出品者に返品・返金を要求する
● ラクマ事務局へ相談・問い合わせをする
● ラクマあんしん補償を申請する
● 場合によっては警察・消費者センターに相談を
このように手順を踏んでしっかり対応し、できる限りのことをするようにしてください。