この記事では、下記のことについてまとめています。
● ラクマで出品者が偽物の返品に応じない理由
● 評価0のアカウントに要注意な理由
● 出品者が偽物の返品に対応しない時の対処法
ラクマで偽物を買ったら出品者が返品に応じない！なぜ？
ラクマではたくさんのブランド品が販売されていますが、中には偽物（偽ブランド品）が混ざっていることもあります。
もしもラクマで偽物を買ってしまった場合、分かった時点ですぐに出品者に連絡を入れ返品を要求する必要があります。
ですが中には、下記のようなトラブルが起こることがあります。
【ラクマで起こる偽物トラブル】
● 出品者が返品に応じない・対応してくれない
● 出品者と連絡が取れない など
このように出品者が逃げてしまうと、購入者は偽物が手元に残ったままでお金が返ってこなくなってしまいます。
偽物を売った出品者が返品に応じない理由
ではなぜ偽物を販売した出品者は、返品に応じてくれないのでしょうか？
それは、ラクマで偽物を売る出品者のほとんどが、偽物であることを分かっていながら販売しているからです。
出品者は最初から返品や返金などをする気のない、詐欺業者なのです。
「買ってくれたらさっさと発送して、取引完了したらすぐにラクマから消えればいい（逃げればいい）」と思っているのです。
そのためラクマで偽物を買ってしまった際、ほとんどのケースで出品者が返品・返金の対応はしてくれないと思った方が良いです。
評価0の捨てアカで販売する出品者が多数
また、偽ブランド品を販売する出品者は、いわゆる「捨てアカ」として次から次へとアカウントを作成して「売り逃げ」をする傾向があります。
その理由は事務局に偽物販売がバレると、アカウントが停止・強制退会などのペナルティが科されるほか、警察にも通報されてしまうからです。
そのため一度偽ブランド品を売ったらアカウントを消し、また別のアカウントを作成して偽物販売をし続ける人もいます。
つまりそのアカウントは最初から逃げるつもりで、偽物販売のためだけに作られたアカウントである可能性が高いです。
ラクマの偽物で出品者が返品に応じない・対応しない時の対処法
ではラクマで出品者が対応してくれない・返品に応じない場合、購入者はどのようにしたら良いのでしょうか？
その対処法・手順を解説します。
すぐにラクマ事務局に連絡を入れる
まずは、すぐにラクマ事務局に問い合わせをしましょう。
ラクマでは偽物（偽ブランド品）は厳しく取りしめられているため、問い合わせをすれば対応してくれる可能性は高いです。
下記の手順から偽物を購入してしまったことを、ラクマ事務局へ連絡を入れましょう。
【ラクマ事務局への問い合わせ方法】
● 受取評価前：トラブル報告をする
（取引画面上に表示されている「トラブルを報告する」というボタンから報告が可能）
● お問い合わせフォームから問い合わせる
（ラクママイページ＞ヘルプ・その他＞取引に関する問い合わせ＞「購入」＞該当の取引を選択＞届いた商品について＞偽造品が届いた）
お問い合わせフォームから問い合わせる場合は、受取評価済み・取引完了後であっても事務局に問い合わせることが可能です。
偽造品購入に対する補償を受けられるか確認する
ラクマで偽物を買って出品者が対応してくれない場合、出品者から返金を求めることは難しいかもしれません。
ですがラクマでは、偽造品購入に対する補償（ラクマあんしん補償）があります。
「ラクマあんしん補償」とは、ラクマで偽ブランド品を購入してしまった場合に補償を受けられるサービスです。
万が一偽造品が届いてしまい出品者と連絡が取れない場合、ラクマの定める条件を満たしている場合に限り、ラクマが購入者に商品代金を補償してくれます。
補償内容について詳しくは、取引の状況に応じて案内がされます。
ただし補償対象となった場合、本人確認の手続きが必要となります。
補償の対象外となるケース
「ラクマあんしん補償」では、全ての人が補償の対象となるわけではありません。
以下の場合は補償対象外となるので、確認しておきましょう。
【補償の対象外となるケース】
● 正規品との相違点や偽造品である証拠など、具体的な根拠を出品者へ説明していない場合
● 取引が終了している場合
● 該当商品を破棄、紛失、破損している場合
● これまでに楽天ラクマの利用規約違反が確認された場合
● その他、ラクマで補償対象外と判断された場合
ラクマの偽物で泣き寝入りをしない！偽造品の補償を受ける手順や条件
場合によっては警察や消費者センターに相談も
また、ラクマ事務局に問い合わせても希望の対応をしてもらえないなどの場合は、下記の窓口へ相談をすることもおすすめです。
【相談窓口】
● 消費者ホットライン（電話番号：「188」）
● 警察相談ダイヤル（電話番号：「#9110」）
警察に相談する場合「110番」に連絡をしてしまう人もいますが、「110番」は緊急性の高い事件が対象です。
偽ブランド品の購入の場合は、警察相談ダイヤル「#9110」へ電話をしましょう。
ラクマで偽物を買ってしまった！返品・返金方法や警察へ通報するべき？
ラクマの偽物は出品者が返品に応じないケースは多いので注意
ラクマでは、うっかり偽ブランド品を購入してしまうことがあります。
その場合、出品者は偽物であることを分かっていながらラクマで出品をしているため、逃げられる可能性はとても高いです。
もしも出品者が偽物購入に対して対応してくれない・連絡が取れない場合は、すぐに下記のことをやってみましょう。
【ラクマの偽物購入で出品者が対応しない場合の対処法】
● ラクマ事務局へ相談・問い合わせをする
● ラクマあんしん補償を申請する
● 場合によっては警察・消費者センターに相談を
このように手順を踏んでしっかり対応し、できる限りのことをするようにしてください。
