この記事では、下記のことについてまとめています。
● ラクマで偽物・偽ブランド品が売られている?
● 偽ブランド品と思われる商品の特徴
● ラクマで偽ブランド品を購入しないために注意すべきこと
- こんな商品は購入しちゃだめ!偽物の可能性が高い商品とは?
- ラクマでブランド品を購入する場合は必ず確認を怠らない
こんな商品は購入しちゃだめ!偽物の可能性が高い商品とは?
ラクマでは残念ながら、偽ブランド品(偽物商品)が販売されてしまっていることがあります。
ラクマでは事務局がパトロールや取り締まりを強化してはいるものの、出品されているブランド品の中には少なからず偽ブランド品が紛れていることもあるのです。
偽物の可能性がある商品の特徴
「ラクマで商品を買ってみたら偽物だった・・・」なんてことにならないためにも、下記のような商品は絶対に購入するのはやめましょう。
明らかにそのブランドが製造していないような商品
偽ブランド品の中には、明らかにそのブランドが製造していないような商品が販売されていることがあります。
例えば、ルイヴィトンやグッチのくるぶし丈のソックス、シャネルのヘアゴムなどです。
これらは韓国の露店などで販売されていることが多いため、旅行がてらそこで購入をして帰国後にラクマで販売しているケースが多いのです。
明らかにブランドの公式ショップなどで販売されていないようなジャンルの商品は、偽物の可能性があるので購入は止めましょう。
そもそも明らかに販売価格が安すぎる
新品や中古品のブランド品であっても「明らかに安すぎる」と感じたら、それは偽物である可能性が高いです。
例えば、新品が本来5万円するような商品の場合、正規品であれば5万円より少し安めに販売する出品者が多いはずです。
ですが、中には1~2万円といった破格で販売されていることも。
そのような商品の場合、それよりも安い値段で偽物を仕入れていることが考えられます。
もちろん正規品であっても中古品の場合は、商品の状態が悪ければ破格で販売する出品者もいます。
ですが、状態がまだきれい・もしくは新品であるのに明らかに値段が安い場合は、偽物の可能性が高いです。
偽物の可能性がある出品者の特徴
次に、偽物か本物かの判断に迷ったら出品者のプロフィールや評価を確認してみましょう。
ラクマのようなフリマアプリの場合、お店ではなくほとんどが個人で出品しています。
その理由は、ラクマでは法人アカウントの作成・登録ができないようになっているからです。
そのため、まずは出品者のプロフィールや評価を見て信頼できるかどうかを確認する必要があります。
その際、下記の点に気をつけて出品者のプロフィールを確認するといいでしょう。
出品者が外国人と思われる
ブランド品を出品してる人の中には、カタコトで少し文章が怪しい外国人風の人がいることもあります。
そのような人は海外から偽ブランド品を仕入れてラクマで販売しているケースもあるため、外国人と思われる出品者からはブランド品は購入しないほうがいいです。
また、外国人風でなくてもこのような特徴の出品者との取引はやめておきましょう。
● 誤字脱字が目立つ
● プロフィールを適当に書いている
● 明らかに幼稚な文章
など
また、その商品に限らず、その出品者が販売している商品のコメント欄もチェックしましょう。
ラクマでは過去に外国人によるブランド品販売の荒らしもあった
実はラクマでは、過去に外国人と思われるアカウントによる荒らしが多発し問題になったことがありました。
それは商品のコメント欄に「高級ブランド品を格安で購入したければLINEをください」という内容でした。
そのコメントが日本人が使わないような言葉や言い回し、さらにカタコトであったことから、外国人による荒らしだと話題になりました。
全ての外国人が怪しいわけではありませんが、やはり高級ブランド品を購入する際は信頼できる相手であること、日本語が通じる相手でないと危ないです。
悪い評価が多い
評価は出品者の今までの経験値を表しています。
評価の数が多ければ多いほど取引数が多いので、ラクマの使い方や取引に慣れている方が多いです。
また、良い評価が多ければ多いほど安心して取引ができる人でしょう。
ですが、悪い評価が1つでもついているからといって取引をしないほうがいいと言うことでもありません。
しっかり悪い評価の内容も確認し、どのような理由で悪い評価がついてしまっているのかを確認しましょう。
悪い評価をつけられてしまった理由の中には「出品者が故意にやったものではない」「これは購入者が少し神経質すぎるな・・・」というものもあります。
そのため、取引をする上で大丈夫そうであればその出品者から購入しても良いでしょう。
他に出品をしている商品も怪しい
その出品者が、他にはどんな商品を出品しているのかも確認してみましょう。
自分が欲しいと思ったブランド品以外でも、他のブランド品を販売していることもあるかもしれません。
そのブランド品についても、どのような内容で販売しているのか?ユーザーからのコメントにはどのように対応しているのか?などを確認するようにしましょう。
商品が本物か偽物かを見分ける方法
正規品のブランド品と偽物のブランド品を見分ける方法はいくつかあるものの、画像や商品説明文を見ただけでは100%見分けられるとは限りません。
なぜなら偽ブランド品とわかっていながら出品をする出品者は、偽物とわかる部分を画像に載せないことが多いからです。
そのため、偽ブランド品を購入しないためにも「これは本物だ」「信頼できそう!」と自分が安心できるまで出品者に質問をした方がいいのです。
ブランド品を購入する前にいくつか確認しておいたほうがいいポイントがありますので、下記の点で気になることがあれば出品者に積極的に質問をしてみましょう。
購入店を確認する
ルイヴィトンやシャネル、グッチ、プラダなどの高級ブランド品の場合、正規品であればそれなりのお店で購入していると思われます。
また、高級ブランド品は一般的には頻繁に購入できるものではないため、「直営店」「◎◎駅前の◎◎百貨店」「◎◎空港の免税店」「◎◎県のアウトレット店」「ブランド公式通販サイト」など、出品者がしっかり購入店を覚えている場合が多いです。
ですが楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどの「インターネット上のショッピングモールで購入した」と言われた場合は、必ずショップ名まで確認したほうがいいでしょう。
そのショップ名を一度調べてみて、問題がなさそうかどうかを確認しましょう。
他のサイトから画像を使っている場合は実物の画像を追加してもらう
ブランド品を販売している出品者の中には、明らかに公式サイトから画像を引っ張ってきて掲載している人もいます。
その場合、手元に商品がなく注文が入ってから仕入れをするパターンのものが多いです。
また、現物は手元にあったとしても「実際に届いてみたら商品画像と色味やデザインが微妙に違う」ということも起こる可能性があります。
しっかり現物の写真を掲載してもらい、問題がないかどうかを確認しましょう。
現物の画像であっても商品画像が1,2枚なら増やしてもらう
ブランド品を販売する際、正規品であればユーザーに安心感を与えるため最大枚数の10枚まで商品画像を載せる出品者が多いです。
ですが、偽ブランド品の場合、偽物とバレないように画像枚数を少なくする出品者もいるため、商品画像が少ないと感じたら画像枚数を増やしてもらいましょう。
保証書やレシート、ギャランティカード、箱やショッパーがあるかを確認する
高級ブランド品の場合、購入をした際に保証書やギャランティカードが付属します。
もし出品者が残しているようであれば、それらも画像で撮ってもらい商品画像に追加してもらいましょう。
ですが、中にはすぐに捨ててしまうという人もいるので、手元にないからといって偽物と判断することはありません。
その場合は、商品が入っていた箱やショッパー(ショップ袋)も手元に残っているかも念のため確認してみましょう。
洋服の場合はタグ、サイズを確認する
残念ながらChampion(チャンピオン)、SUPREME(シュプリーム)といったブランドでも偽物の洋服が出回ってしまっているようです。
そのようなブランドアパレル商品の場合は、下記を確認するようにしましょう。
洋服にタグがついているか
偽物の場合、タグがついていないものが多い
Freeサイズの場合は注意
偽物はフリーサイズの場合が多い
ブランド名・輸入代理店名を確認
「◎◎ジヤパン」など日本語の綴りがおかしい場合は偽物の可能性が高い
電話番号
存在しない番号の可能性もあるため番号検索をしてみる
製造国表示
公式の情報と異なる場合は偽物の確率が高い
ブランド独自の品番
ブランド独自の品番がきちんとあるか、またその品番を出品者に聞き、一度ネットで検索して商品が存在するか、商品が合っているかを確認した方が良いでしょう。
現在も公式ショップで販売されている商品の場合は、正規品の情報が公式ショップやホームページに掲載されていることが多いため、公式ショップの情報と見比べてみることも大事です。
【注意】シリアルナンバーがあるからといって本物とは限らない
高級ブランド品の商品の場合、バッグや財布などにシリアルナンバー(製造番号)が商品に刻印されています。
このシリアルナンバーがあれば、本物だと思う人が多いようです。
ですが残念ながら、今ではスーパーコピー品でもシリアルナンバーが刻印されているものが増えてきているようです。
つまり、シリアルナンバーがあるから安心できるとは限らないのです。
ですが、本物のブランド品であればシリアルナンバーは商品に入っています。
このシリアルナンバーの位置は、どのモデルも場所は決まってなく、年代によってもシリアルナンバーの位置が変わっているものがほとんどのようです。
ルイヴィトンの場合になりますが、シリアルナンバーの見方などについて詳しく書いているページがあります。
もしシリアルナンバーを出品者から確認できたら、一度シリアルナンバーの見方について調べてみたほうがいいかもしれません。
ラクマでブランド品を購入する場合は必ず確認を怠らない
ラクマでは様々なジャンルの商品が販売されていますが、トラブルにつながりやすい商品はやはりブランド品なのです。
トラブルに遭わないためには、購入前に自分が納得できるまで確認をするしか方法はありません。
ですが、一番は直営店で正規品を購入することが確実です。
また逆に「ブランド品を売りたいけどラクマで売るのはトラブルになりそうで怖い・・・」という方は、ブランド品の宅配買取を利用するのもおすすめです。
他にもブランド品にの販売ついては別記事でも書いていますので、気になる方はこちらも参考にしてみてくださいね。