ヤフオクでは多くの高級ブランド品が売買されています。
例えば、LUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)、GUCCI(グッチ)、CHANEL(シャネル)、COACH(コーチ)などの人気ブランドです。
これらの高級ブランド品は人気が高く需要も高いため、ヤフオクで出品をするとすぐに売れる傾向のある商品カテゴリーです。
ですが、高級ブランド品は出品をする際に様々な点に気をつけなければいけません。
もしヤフオクのルールを守らないと、商品の削除はもちろん、場合によっては警察沙汰(逮捕)にもなる要注意カテゴリーでもあります。
そんなヤフオクで、高級ブランド品を出品する上で注意すべき点をご紹介します。
ヤフオクでブランド品を出品する時に必ず守る4つのルール
高級ブランド品は、ヤフオクはかなり売れやすい商品カテゴリーです。
その理由は、高級ブランド品は知名度が高いのはもちろん、需要がとても高いため「中古品でも欲しい!」と思っている人が多くいるからです。
ですがヤフオクでのブランド品販売は間違った販売をしてしまうと、ヤフオク事務局だけでなく警察が動くほどの事件にもなる可能性があります。
そんなヤフオクでブランド品を販売する上での注意点をご紹介します。
偽物は出品禁止!正規品と証明できる商品のみ
当たり前ですが、ヤフオクではブランド品は「正規品」のみしか販売してはいけません。
世の中にはスーパーコピー品、パロディ、レプリカなどのいわゆる「偽物・偽ブランド品」と呼ばれるものが存在しますが、これらをヤフオクに出品することは禁止されています。
また、ヤフオクのガイドには、偽ブランド品の販売について下記のように記載されています。
出品禁止物
著作権、商標権、パブリシティー権などを侵害する商品等
(1) 偽ブランド、真贋(しんがん)が不明であることを示唆している商品等無断複製した音楽CDや映画、ゲームソフト、コンピューターソフト、書籍、海賊版、テレビを録画したもの、あるいはそれらを記録した電子機器など・・・
また、偽ブランド品を販売はヤフオクだけの話ではなく法律で禁止されています。
偽物を出品したらすぐに違反申告をされることも
ヤフオクには違反申告という機能があります。
これは、ヤフオクで商品ページを見たユーザーが「これはヤフオクの規約違反の商品だ!」と思えば違反申告ボタンを押すことで、すぐにヤフオク事務局に通報ができる機能です。
もし偽ブランド品を出品しようと考えている人は「事務局にバレなければ大丈夫」「事務局にバレる前に売り切ってしまえばいい」と思うかもしれませんが、ヤフオク事務局のパトロールの人数よりも明らかにヤフオクユーザーの方が多いため、偽物を出品したらすぐに違反申告をされ、すぐに事務局にも発見されます。
違反申告はヤフオクユーザーなら誰でも使える機能のため、事務局の目をすり抜けて偽物を販売することはできないと思っていた方が良いでしょう。
正規品と証明できるものを載せる
ヤフオクでブランド品を出品する際は、確実に正規品と証明できるものを画像に載せた上で出品をするようにしましょう。
例えば、シリアルナンバーや保証書、ギャランティカードなど、本物商品にしかない情報を画像と商品説明文に載せることが重要です。
これらを載せなくてもヤフオクで出品・販売自体はできますが、後になって購入者(落札者)から「これ偽物ですよね!?」と言われた時に本物だと言える証明にもなります。
トラブルを防ぐためにも、予め出品時から本物だと証明できるものを載せておきましょう。
貰い物のブランド品は鑑定してからがおすすめ
ブランド品は自分で買うことだけでなく、彼氏・彼女・家族・知人からプレゼントでいただくこともあるでしょう。
そんな不要になったブランド品をヤフオクに出品したいと考える人は多いですが、そんな場合はまずその商品が正規品であるかを確かめることがおすすめです。
残念ながら、頂き物のブランド品が実は偽物だったということも十分にあり得る話なのです。
実際に「プレゼントでもらったブランド品をフリマアプリで販売したところ、購入者に届いた後で偽物だと指摘され、その時に自分も偽物だということに気づいた」という話もあるのです。
出品者が偽物だと知らなかったとしても偽の商品を販売してしまった以上、出品者にはなんらかのペナルティが課されます。
もし本当に正規品かが不安なブランド品があれば、鑑定が無料の質屋もあるので一度鑑定をしてもらってから出品をすることがおすすめです。
すり替え防止のために「返品・交換不可」と書いておく
残念ながらヤフオクでは、ブランド品のすり替え詐欺が多発しています。
それは、正規品のブランド品をヤフオクで出品後に落札され発送をしたところ、落札者から「届いた商品が偽物でした。返品してください」と言われ、偽物であることに身に覚えがないもののその返品を受けてしまうのです。
すると、返送されてきた商品が明らかに自分が送った商品とは違う偽物の商品にすり替わっているという被害です。
これは落札者側の詐欺で、ヤフオクだけでなくメルカリでも多発しています。
ですがこのケースの場合は、商品が本物と確証があるのなら返品は受ける必要はないですが、出品者自身にも「もしかしたら購入者の言う通り偽物だったのかも・・・?」と思い当たる点があったのかもしれません。
いずれにしてもヤフオクでは本物であるブランド商品のみを出品しなければいけないですし、すり替え詐欺被害を防ぐためにもブランド品の返品・交換は受けない方が無難です。
予め商品ページにも「本物と確証があります。すり替え防止のためにも商品の返品・交換は不可です」と記載しておくことが大事です。
ヤフオクで偽物を出品したらどうなる?
ではヤフオクで偽ブランド品を出品したらどうなるのでしょうか?
その場合の出品者へのペナルティは「利用停止、もしくは登録削除(強制退会)」となります。
事務局の判断によりどちらかのペナルティが下されます。
利用停止はヤフオクで出品中のオークションはすべて取り消され、ヤフオクの機能が全て利用できなくなります。
また、登録削除はYahoo!JAPANのアカウントを削除されてしまう、退会処分です。
ヤフオクを使えなくなることはもちろん、Yahoo!JAPAN IDを削除されてしまうので、Yahoo!JAPANの全てのサービスを使えなくなります。
さらに、偽ブランド品の販売は法律で禁止されているため、落札者や事務局が警察に連絡をすれば警察も動き、逮捕・罰金ということにもなります。
実際にヤフオクで偽物・偽ブランド品を販売し逮捕された人もいるので、本当に偽物商品には手を出してはいけません。
ヤフオクで利用停止になる原因とは?出品制限・登録削除などのペナルティも解説!
本物かわからないブランド品をどうしても売りたい時は?
「本物のブランド品という確証はないけど不要なブランド品を売りたい!」ということもありますよね。
もし本物ならブランド品を売ると、大きな金額になるので利益も大きいです。
ですが、本物と確証がないのにヤフオクで販売してしまうと商品の削除やヤフオクの退会処分、逮捕など様々なことがあるので、本当に危険です。
そんな場合は、専門のブランド品買取業者に買い取ってもらうのが無難です。
しっかり本物かを見極めた上で、買い取り価格を提示してくれます。
今はネットで買い取りを申し込むと梱包材と着払いの伝票を送ってくれる業者もあるので、お店に持っていかなくても宅配だけで買い取りをしてくれるサービスもあります。
中でもブランディアはブランド品買取の大手で安心なのでおすすめです。
→【ブランド買取専門 ブランディア】
ネット買取おすすめ30選!本・服・フィギュア・スマホ・ゲーム・化粧品も高額で買い取りも!
ヤフオクのブランド品出品は本物のみ!不安なら買取業者も利用しよう
以上が、ヤフオクでブランド品を出品する際の注意点についてでした!
当たり前の話ですが、ヤフオクでブランド品を出品する場合は本物(正規品)のみとなります。
またその際、本物と証明できるものを画像や説明文に載せることが重要です。
出品したブランド品がもし偽物だった場合、ヤフオク事務局だけでなく警察も動くほど大変なことになります。
また、ヤフオクで偽ブランド品を出品・販売してしまうと、Yahoo!JAPAN ID剥奪もあり得るほどのペナルティにもなるので、本物のブランド品と確証がないものは絶対に出品しないようにしましょう。