フリマアプリの「メルカリ」では、稀に検索アルゴリズムが変更されることがあります。
この検索アルゴリズムが変更になることで、検索をしても自分の商品が出てこない「圏外飛ばし」ということにも起こる可能性があります。
そんなメルカリの検索アルゴリズムとは一体何のことなのか?圏外飛ばしとはどんなことを言うのか?などをご紹介していきます。
メルカリの検索アルゴリズムが変動する?圏外飛ばしも?
メルカリでは検索をして商品を探す人がとても多く、商品を売るためには検索にヒットさせることが一番重要となります。
ですがメルカリでは、事務局が定めたメルカリ独特の「検索アルゴリズム」があり、これに則り検索結果を表示する仕組みなのです。
検索アルゴリズムとは?
「検索アルゴリズム」と聞いても一体何のことなのかわからない人いるかもしれませんが、これを簡単に言うと「検索結果」のことです。
メルカリではGoogleやYahoo!検索のように、検索窓にキーワードを入れて検索をすることができ、そのキーワードに関連した商品が一覧で並びます。
そのメルカリの検索結果が変わるだけで、自分が出品した商品が表示されない、ヒットしないということが起こる可能性もあります。
その「検索アルゴリズム」は、メルカリ事務局の判断やユーザーの要望などにより変動することがあるのです。
過去のメルカリの検索アルゴリズム変更で起きた事
2016年12月にメルカリでは、検索アルゴリズムを大きく変更したことが話題になりました。
メルカリではサービス開始以来「新着順」で商品が並び、出品して間もない商品であればあるほど検索上位に表示される仕組みですが、その2016年の検索アルゴリズム変更で1つだけ変わったことがありました。
それは、同じ商品を大量に出品している場合その商品が検索にヒットしなくなったということでした。
アルゴリズムの変更がされてからは、同じ商品を大量に出品している、もしくはそれを行っているアカウントのユーザーが商品を出品した場合、出品したばかりの商品なのに検索に表示されないということが起きました。
このメルカリの検索アルゴリズム変更でネット上では「自分の商品が出てこない!何でだ!」と話題になりましたが、このように騒いでいたのは日頃同じ商品を大量に出品をしている転売系のアカウントの人たちでした。
つまり彼らは「在庫は今手元にないけど仕入れればたんまり在庫はある」状態のため、同じ商品を一度に大量に出品する手法でメルカリで販売していたのです。
また、中には「自動出品ツール」というものを使い、自動的に大量に商品を出品する人までいたのです。
その結果、純粋に商品を探しているユーザーが「同じ商品ばかりが出てきて商品が探しづらい」「商品を買ったのに取り寄せで何日も発送されない」という声が上がったことで、メルカリが転売目的と思われるようなアカウントを排除しようと考えられます。
つまりこれが、メルカリの「圏外飛ばし」と言われるものです。
メルカリの圏外飛ばしとは?
メルカリの圏外飛ばしとは、上でもご紹介したような「新着商品であるのに検索にヒットしない」ということです。
また、圏外飛ばしになると悪質業者扱いとみなされ、出品後に検索をしても新着順には載らず、半年前あたりや最下位の方に載ってしまいます。
この圏外飛ばしの期間も決まっておらず、人によっては数日、長い人は半年以上続くこともあります。
このメルカリの圏外飛ばしは、上の2016年12月の検索アルゴリズム変更で生まれたものだと考えられます。
メルカリの圏外飛ばしとは?検索にヒットしない条件や理由はこれだった!
その後メルカリでは「無在庫販売」も禁止に
2016年12月にメルカリで検索アルゴリズムを大きく変更し、「転売、もしくは同じ商品を大量に出品している」とみなされたアカウントは、圏外飛ばしのペナルティを課されるようになりました。
そしてその後、メルカリでは無在庫の商品を販売することを禁止するルールができました。
無在庫販売とは、出品者の手元にない商品を販売する行為です。
本来メルカリでは、家にある不用品を売買することが目的であったのに、明らかに商品が売れてから仕入れをする「転売・取り寄せ」アカウントが増えてしまったため、このようなルールができたのだと考えられます。
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