フリマアプリのメルカリでは、「圏外飛ばし」ということが起こることがあります。
「圏外飛ばし」という言葉にピンとこない人は多いと思いますが、メルカリの使い方や出品方法・販売方法を間違えると、どんな人でも圏外飛ばしの影響を受ける可能性があります。
そんなメルカリの圏外飛ばしとは一体何のことなのか?ペナルティの内容や条件(理由)、期間、対処法などについて解説していきます。
メルカリの「圏外飛ばし」はメルカリボックスでも話題!その内容とは?
メルカリでは「圏外飛ばし」という言葉がよく使われます。
メルカリボックスでも「圏外飛ばしとは何ですか?」という投稿が多く見られます。
言葉は聞いたことがあっても具体的に何のことなのかを知らないという人は多く、メルカリボックスでも話題になっているワードです。
圏外飛ばしの意味とは?
メルカリの圏外飛ばしとは「新着商品であるのに検索にヒットしない」ということです。
メルカリでは本来は商品が新着順に並び、商品を検索すると出品して間もない商品が優先して上位に表示されます。
そのため、メルカリでは時間が経った商品はこまめに再出品をして検索上位を狙うことが売れるコツでもあります。
ですが、その再出品を過度にやりすぎたり、1日に大量に商品を出品したりすると、この圏外飛ばしの影響を受ける場合があります。
また、圏外飛ばしをもっと詳しくご説明すると下記のようなことです。
【圏外飛ばし】
短期間に同じ商品の再出品を繰り返すと悪質業者扱いとみなされ、出品後に検索をしても新着順には載らず、半年前あたりや最下位の方に載ってしまうこと。
購入は今まで通りできます。
参考:https://www.mercari.com/jp/box/q557a989b2885d262/
つまり、出品しても新着順には除外されてしまい、スクロールをし続けてやっと自分の商品が出てくるほどに下位に表示されてしまうのです。
圏外飛ばしになると「出品はできるのに、検索上位に表示されないため全く売れない」ということが起こってしまい、出品者としてはかなりの痛手になってしまいます。
圏外飛ばしになる理由や条件
メルカリで圏外飛ばしになる理由や条件としては、メルカリ事務局が公に発表はしていません。
ですが、メルカリボックスの投稿やネットでの情報から、下記が圏外飛ばしになる条件や理由だと考えられます。
・同じ商品を大量に出品しているアカウント
・1日に大量に出品をする
・短期間で出品→削除→再出品を何度も繰り返す
心当たりがある人は、いつ圏外飛ばしの対象となってもおかしくありませんのでお気をつけください。
圏外飛ばしの期間とは?
メルカリの圏外飛ばしの期間は、人(アカウント)によって異なると言われています。
多くの圏外飛ばしの対象者は、数日~数ヶ月この状態になりますが、早い人は半日、長いとは半年以上続くこともあるようです。
つまり、メルカリ事務局が「要注意アカウント」と目をつければ圏外飛ばしになりやすく、さらに期間も長くなる可能性があります。
圏外飛ばしに気づく方法
圏外飛ばしになると、メルカリからご親切に「あなた今圏外飛ばし中ですよ〜」とメッセージや通知が来るわけではありません。
また、通常通りメルカリで出品や購入もでき、見た目では今までと何も変わらないため、自分が圏外飛ばしであることになかなか気づけない人もいます。
ですが、自分が圏外飛ばしであることへの気づき方としては下記が挙げられます。
①検索をして気づく
「出品したのに全然いいねもつかないな〜」と思い、自分の商品を検索してみると全く検索にヒットしないということで気づく人は多いです。
また「新着商品に埋もれたのか」と思い、その後再出品をしてすぐに検索をしてみるものの、それでも出てこないため「圏外飛ばしだ・・・」と気づくパターンです。
②アクセス数(閲覧数)が0であることで気づく
メルカリでは商品ごとにアクセス数がカウントされ、それが商品ごとに表示されます。
また、メルカリでは見ているユーザー数が多いこともあり、出品して間もなくてもアクセスが何十と付くこともよくあります。
ですが、出品して時間が経っているにもかかわらず、閲覧数がずっと0のままであることで「圏外飛ばし」であることに気づく人も多くいるのです。
いいねが全くつかずずっと売れないという場合は、閲覧数も確認してみましょう。
圏外飛ばしになった場合の対処法
メルカリで圏外飛ばしになった時の対応方法としては、しばらく出品を控えるしかありません。
それか一旦メルカリから離れてみるのも手です。
圏外飛ばし中であるのに出品を続けていることで、さらに圏外飛ばしの期間が延長してしまうことも考えられます。
圏外飛ばしは利用停止よりも重いペナルティ?
メルカリでは利用停止・強制退会というペナルティがあります。
これはメルカリの規約違反をした場合に、メルカリ事務局の判断でどちらのペナルティが課されることがあります。
そのペナルティの内容とは、下記となっています。
利用停止のペナルティ内容
利用停止とは、そのアカウントを一時的に使えなくなってしまうことです。
具体的に言うと、出品・購入・コメントができなくなります。
その利用停止期間はメルカリ事務局の判断となるため、数時間で解除される時もあれば長期間に及ぶ場合もあります。
また、利用停止になっても売上金はそのままで振込申請は可能です。
強制退会のペナルティ内容
強制退会は、その名の通りメルカリを強制的に退会させられてしまうことです。
強制退会になるとそのアカウントは一切使えなくなるため、出品・購入・コメントができなくなることはもちろん、売上金まで没収されてしまいます。
利用停止になってしまっても解除されればその後もそのアカウントは使えますが、一度強制退会になってしまうとそのアカウントは一切使えなくなる上に売上金が0になるので、強制退会は絶対に避けたいところです。
圏外飛ばしは利用停止と強制退会の間くらい重い
上でご説明した通り、メルカリでは利用停止と強制退会という2種類のペナルティが設けられていますが、圏外飛ばしはその間に値するほど重いペナルティでもあります。
また、利用停止と強制退会は事務局からメッセージが来ることで気づけますが、圏外飛ばしは事務局からのメッセージは届かず出品も問題なくできるため、すぐには気づけないパターンが多いのも特徴です。
つまり、少しタチの悪いペナルティでもあるのです。
メルカリの利用停止・強制退会とは?ペナルティの内容や売上金、その後の利用はどうなる?
メルカリを正しく使えば圏外飛ばしは避けられる!再出品の頻度を気をつけよう
以上が、メルカリの圏外飛ばしについてでした!
メルカリの圏外飛ばしは、内容を知ると出品者にとってはとても怖い話ですが、普通に正しくメルカリを利用している分には問題はありません。
メルカリがマークしたいのは、明らかに不用品販売ではない転売・業者だと思われるアカウントなのです。
ただし、個人で家にある不用品を販売する場合も、注意が必要です。
再出品を行ってもすぐに売れないからと言って、1日に何回も再出品や削除を繰り返したり、同じ商品を何商品も出品する行為は圏外飛ばしの対象となる可能性があります。
一度圏外飛ばしになると、メルカリ事務局から目をつけられてしまうこともあるので、圏外飛ばしのペナルティはもらわないように正しく利用するようにしてください。