メルカリやラクマ、ヤフオクでは商品が売れると、出品者は商品を綺麗に梱包し購入者へ発送をします。
その梱包方法は出品者によって様々ですが、以前、ネットの記事で「ありえない梱包方法で届いた」というお話を見て驚愕してしまいました。
そんなフリマアプリ・オークション出品者さんが絶対に使ってはいけない梱包資材の例やおすすめの梱包用の箱や袋をご紹介します。
「メルカリで買ったらマックの袋で送られてきた」という驚愕の話
以前、ネットで「メルカリで商品を購入したらマクドナルドの袋に入って送られてきた」という記事を読みました。
「え、うそでしょ?そんなことあるの!?」と思いましたが、実際に届いた時の写真も載っていて驚いてしまいました。
他の方もコメントしていて「俺はチラシに巻かれて送らててきたことがある」「スーパーのビニール袋だけに包まれて届いたことがある」という方もいました。
この記事を読んで「そんな適当な梱包でお金をもらうなんて・・・」と思ってしまいました。
マックの袋で梱包をしたらダメな理由
「なぜマクドナルドの袋に入れて梱包をしたらダメなの?袋は袋でしょ?」と思う人も中に入るかもしれませんが、マクドナルドだけに限らずファーストフードの袋は使ってはいけません。
マック(ファーストフード)の袋といえば、まずは油がしみてしまっていますし、その油と臭いが商品につくのは誰でも想像ができることです。
特に衣類の場合は匂いが染み込んでしまいます。
確かにリサイクルは大事です。
メルカリやラクマ、ヤフオクは中古品を販売している人も多いので、梱包資材もまだまだ使えるものはどんどん活用したほうがいいのは当たり前です。
ですが、ゴミ同然、しかも油や食べ物の匂いがついた袋に入れて送るっていうのはどう考えてもNGです。
「油や匂いが染み付いた袋に入れて商品が届いたら、自分ならどう思うか?」
これを考えられない人は、商品を販売してお客さんからお金をもらうことはしてはいけないでしょう。
他にも使ってはいけない梱包例
上ではファーストフードの袋で届いたというお話をしましたが、他にも下記のような者は商品の梱包資材として利用してはいけません。
スーパーのビニール袋
中身が中古品、数百円の商品であってもスーパーの袋に包んで商品を発送してはいけません。
説明するまでもないですが、スーパーのビニール袋はペラペラで商品の保護は全くできませんし、少し引っ掛けただけで破れます。
「配送中に袋が破れていて商品が濡れていた・汚れていた」などと購入者からクレームが来ても、これは出品者の梱包方法に問題があります。
新聞・チラシ
「新聞やチラシに包んで商品が届いた」という人もネット上にはいましたが、これももちろん絶対にダメな梱包例です。
新聞やチラシもただのペラペラの紙であり、商品の保護力はありません。
また、雨が降った時にインクが落ちて商品に染みたり破けたりして、ひどい状態になるのは誰でも想像ができます。
自分が商品を送った後、天候が悪かったり配送中に何かあったとしてもそのままの状態できちんと届くかをよく考えて梱包資材を選びましょう。
生鮮食品が入っていた段ボール
スーパーに行けば無料で段ボールがもらえるので、これを梱包資材として使う人は多いでしょう。
ですが、野菜や果物が直接入っていた段ボールは梱包資材として使ってはいけません。
その理由は、元々入っていた野菜や果物の匂いが段ボールに染み込んでしまっていることもあれば、中には野菜や果物の汁が染み付いていることもあります。
段ボールを選ぶ場合は、お菓子や飲み物、乾燥食品など、袋に入って売られているものが入っていた段ボールを選ぶようにしましょう。
また、食品が入っていた段ボールにはダンボールの側面に何が入っていたのかが書かれていることが多いので、「その食品が入っていた段ボールを使って荷物が届いても自分なら良いか(OKか)」を考えて選ぶのが大事です。
綺麗に魅せるおすすめの梱包資材
メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで、いらない物があればたまに商品を出品している程度の人であれば、綺麗な紙袋や段ボールを選んで発送するというのでも良いでしょう。
ですが、私のように不用品販売やせどりなどで頻繁に商品の発送作業を行なっている人は、その都度梱包資材を調達するのも大変です。
そのような人には、事前に綺麗な梱包資材を買って揃えておくことがおすすめです。
私が実際に使っているOPP袋、紙袋、箱などをご紹介いたします。
OPP袋
OPP袋とは、透明度が高く破れにくい、さらに防水性の強い透明の袋のことです。
割れ物ではない商品(洋服、ファッション小物など)を発送する際は、OPP袋に商品を入れてから紙袋や段ボールに入れて発送することがおすすめです。
ゆうパケット・クリックポスト用の段ボール
ゆうパケットやクリックポストを使って商品を発送する際は、100円ショップに売られている茶封筒を使うのも手ですが、ゆうパケット・クリックポスト専用箱(段ボール)を使うのもおすすめです。
この専用ボックスを組み立てるとAサイズ×厚さが3cmの箱となるので、出品者にとっても商品のサイズや厚みが分かりやすく、梱包方法を選ぶ目安となります。
発送用紙袋
宅配便を使う場合は、発送用紙袋を利用することもおすすめです。
段ボールを使う方法もありますが、段ボールは購入者にとっては処分に困る資材でもあるため、購入者の中には「段ボールよりも紙袋で発送して欲しい」という人も多くいます。
発送用紙袋は宅配便60サイズ、80サイズのものが販売されているので、まとめて持っておくと便利です。
▼60cmサイズ相当の紙袋はこちら▼
▼80cmサイズ相当の紙袋はこちら▼
梱包材一つで悪い評価にも!綺麗な梱包資材を選んで使おう
以上がメルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで使っては行けない梱包資材についてでした。
今回紹介したような、商品をマクドナルドの袋で梱包をしたり、スーパーの袋やチラシに包んで梱包をするなんてしてしまった場合、即悪い評価がついても仕方ありません。
自分が商品を受け取って汚い袋で送られてきたら、商品は良かったとしても相手の評価を悪くつけたくなるはずです。
「相手が商品を受け取ってどう思うか」をしっかり考えられない人は、お金をもらって商品を販売してはいけません。
梱包資材は購入者が気持ちよく商品を受け取れるような、綺麗・丁寧な梱包を心がけましょう。