メルカリやラクマ、ヤフオクなどで商品を購入した時、「なにこの梱包!?」と驚いてしまったことが何度かありました。
私は過去に何度かこれらのサイトで商品を購入したことがありますが、「この人から商品を買ってよかった!」と思えるくらいきれいな梱包をして送ってくれる方もいれば、「これひどくない・・・?」と思ってしまうほどひどい梱包で送られてきた経験もあります。
私が実際に商品を購入して体験した「ひどすぎる梱包」についてご紹介します。
どんなに商品が良くてもひどい梱包は購入者をがっかりさせる
これは当たり前なので書くまでもない話ですが、どんなに購入した商品の商品状態が良く綺麗な商品が届いても、それを包んでいた梱包がひどければ、購入者は心の底からがっかりしてしまいます。
梱包されている荷物は、最初にその商品を手に取った時の第一印象でもあるため、梱包1つで悪い評価をつけられてしまうことこもあるのです。
実際にあったメルカリ・ヤフオクで買った商品のひどい梱包例
実際に私が経験したひどい梱包についてご紹介したいと思います。
本当に真似をしてはいけないものばかりなので「同じことしてた・・・」と思った出品者さんはすぐに梱包方法を変更しましょう!
商品の箱にそのまま配送伝票が貼られていた
以前メルカリでデジカメを購入したのですが、商品ページの画像には「付属の箱も保管してあるため箱付きです」と書かれていたので、「きちんと箱まで取って置いてある人なんだな」と思い購入。
デジカメの箱といえば、あの平べったい箱です。
しっかりしてると言えばしっかりしていますが、段ボールのような素材というよりも硬めの紙で作られたような素材ですよね。
そしていざ届いてみると、届いたのは段ボールでもなくそのデジカメの箱。
デジカメの箱にベタベタにテープが貼られて開かないようにはなっているものの、商品の箱にそのまま配送伝票が貼られて送られてきたんです・・・
え??? 一応デジカメって精密機械だよね? と思って驚きました。
確かに箱は箱です。
ですが、配送中、荷物の振り分けやトラックへの積み上げ等で少し荷物を乱暴に扱われてしまうことってあるんですよね。
そんなこともあるかもしれにのに、こんな精密機械がしっかり頑丈な段ボールではなく、デジカメが入っていた箱で届くとは・・・
デジカメ自体は、箱の中のデジカメを入れるべき箇所(くぼみ?)にしっかり入っていましたが、それでも説明書が入っていなかったので高さ的にはスカスカです。
もう〜がっかりでした。
商品は中古品だしそんなに元々きれいなものではなかったので、傷があることは承知の上で買いましたが、だからといって「精密機械をこんな適当な梱包ではだめでしょ!」と思いました。
私もデジカメは過去に3つほど販売した経験がありますが、私が発送した際の梱包方法としては下記のようにデジカメを梱包しました。
付属の箱がある場合
①デジカメの付属の箱にデジカメ入れる
※もし箱の中でデジカメが固定されず暴れてしまいそうならデジカメをきれいな袋に入れてテープで固定
↓
②箱に入れていたとしてもさらに箱の上からプチプチ(プチロール)を巻く ↓
③サイズが合いそうな段ボールに入れてプチロールを巻いた箱をテープで固定する
もしサイズが合う段ボールがない場合は、箱自体をプチロールでしっかり巻いて保護すれば紙袋に入れて発送してもいいと思います。
↓私が実際に使っているプチロール
ですが、一応精密機械ですのでできれば段ボールが好ましいです。
また、箱にしっかり入れて箱の上からプチロールを巻いているので、サイズ的に入りそうであれば宅急便コンパクトやゆうパケットプラスで専用の箱に入れて発送してもいいと思います。
プチプチが手元にない場合は段ボールにデジカメの箱を入れて、その隙間に新聞紙などの緩衝材を入れて箱の中がスカスカにならないようにしてもいいと思います。
付属の箱がなくデジカメ単品で発送する場合
①デジカメを丁寧にプチロールに包んでデジカメに衝撃が加わらないようにする
↓
②サイズの合う段ボールに入れてテープで固定
こちらも段ボールに入れて発送が一番好ましいですが、厚めにプチロールを巻いて「何があっても壊れない!」という自信があれば宅急便コンパクトやゆうパケットプラスで発送しても良いでしょう。
割れ物商品が封筒一枚のみで送られてきた
以前、ヤフオクで好きなアーティストのCDを購入したのですが、書類を送るような大きめの茶封筒に、緩衝材も巻かずにそのまま入って送られてきた経験があります。
CDのケースは割れ物です。
少しの衝撃で割れてしまうことが想定されるくらい薄いプラスチックでできているため、配送中にケースが割れてしまうことも十分考えられます。
幸い、商品が届いた時にはケースは割れていませんでしたがまあ危険ですよね。
少しでも割れる恐れのあるものは必ずプチロール等で巻いてから茶封筒に入れるようにしましょう。
緩衝材が使い古しのバスタオルだった
もうこれは最強にがっかりです。
購入した商品は家電製品だったのですが、明らかに「家で使っていてもうボロボロでいらなくなったタオルです!」とわかるくらいに使い古したバスタオルに商品がくるまれて段ボールに入っていました。
商品が壊れないために商品を保護してくれるのはとっても助かるのですが、使い古したバスタオルに巻かれてくるなんて・・・
緩衝材は必ずプチロールか保護シート、新聞紙を使用する
梱包用品にお金をかけたくない気持ちは十分わかるのですが、ここはやっぱりプチロール、もしくはクッション性のある保護シートで巻くべきだと思いました。
プチロールはロールで買えば40cm×40mくらいで1500円程度で販売されています。
また、少量の緩衝材が欲しい場合はクッション性のある保護シートを100円ショップで買ってもいいと思います。
▼100均でも買えるクッション性保護シート▼
それでも緩衝材をお金をかけて買いたくない!という方は商品をきれいな袋に入れ段ボールに入れた後、隙間に新聞紙を入れるといったことをするだけでもいいと思います。
やり方はいろいろあると思うのですが「なんでバスタオルかな〜?」と思いました。
その後、購入した家電製品は除菌ティッシュで何度も何度も拭いてから使っていますが、その拭く作業も旦那にやらせたくらいです。笑
それくらい「体を拭いていたバスタオルにくるまれていた」と思うとなんだか気持ち悪くなってしまい、届いた時のがっかり感は相当大きかったです。
みなさんは絶対に真似しないように!
洋服が茶封筒にそのまま入れられていた
先ほど紹介したCDを購入した時と同じで、茶封筒だけに入って洋服が届いたことがあります。
ですが、洋服は割れ物ではないので緩衝材はいらないですよね。
だけど配送中に雨が降ることもあれば、配送中は晴れていても荷物がポストからはみ出していれば、ポストに荷物を投函して荷物を受け取るまでに雨で濡れてしまうことだって十分あり得るのです。
そうなると茶封筒だけでなく中身の洋服も雨で濡れてしまいますし、配送伝票や手書きで書いた文字のインクが洋服に染みてしまうことだって十分考えられるのです。
洋服を発送する際は必ず袋に入れてから茶封筒へ
洋服を送る際は必ず袋に洋服を入れてから茶封筒等の発送資材に入れることがマナーです。
私は発送件数が多いので梱包専用のOPP袋を購入して洋服を入れていますが、用意ができなければ綺麗なショップ袋等に入れてから発送資材に入れてもいいと思います。
私は商品を発送する際は、必ずアパレル系はOPP袋に入れてから茶封筒に入れています。
OPP袋はネットでも簡単に購入できるので、発送件数が多い方は1袋持っておくことをおすすめします。
▼A4サイズのOPP袋はこちら▼
▼A5サイズのOPP袋はこちら▼
配送中は何があるかがわかりません。
雨や大雪、もしくは配送員が荷物に水をこぼしちゃった!(わからないですが)とかもあるかもしれないので、たとえ柔らかい衣類であっても必ず「何があっても商品を保護できる」ように梱包しましょう。
梱包一つで評価も相手への印象も大きく変わる
以上が私が実際に経験した届いてがっかりした梱包方法でした!
どれもこれも商品が届いた時のがっかり感は大きいので、本当に真似してはいけない例ばかりです。
中古品といえども「購入者がお金を出してまで買っている商品」なんです。
どんなに商品が良くても梱包方法一つで受け取り方は変わるのです。
梱包がひどいと本当に商品が届いた時のがっかり感が大きく、たとえ商品自体に問題がなくても「買わなきゃよかった」「もう絶対この出品者からは買わない!」と思ってしまうほどなんですよね。
それくらい出品者がどんな梱包をするかによって、評価も変われば今後の販売・売上も変わってくるということです。
ちなみに、別記事で私が実際に使っている梱包用品やおすすめの梱包方法などを紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。