ヤフオクのようなオークションサイトはネット上で買い物を楽しむため、顔の見えない相手から商品を売買することとなります。
残念ながら出品者の中には悪い出品者もいるため、「ヤフオクの買い物で失敗した!」となってしまうことも少なからずあるのです。
そのため、購入者は「信頼できる出品者かどうか」を見極めて商品を購入する必要があります。
そんなヤフオクで失敗しない入札・落札のコツや見極めポイントをご紹介します。
ヤフオクで失敗しない入札・落札のコツやポイント
ヤフオクではユーザー数も多く、いろんな出品者がいます。
もちろん取引経験が豊富な良い出品者も多くいますが、中には初めから悪い取引を企んでいる悪い出品者も少なからずいるのです。
そんなヤフオクで失敗しない購入(入札・落札)のコツをご紹介します。
ですがその前に、まだヤフオクへの登録ができていない人やヤフオクの取引の流れを知らない人は、まずこちらの記事を参考に会員登録や取引方法を知っておきましょう。
商品に疑問が残るなら質問をする
ヤフオクでは、一度入札したらその入札を取り消すことはできません。
また、落札後も原則キャンセルは不可となっています。
そのため、その商品に納得してから入札をする必要があります。
もし商品ページを見ていて「この情報もっと知りたいな・・・」「この説明はどういう意味だろう?」などと疑問を持ったら、その時は遠慮せずにコメント欄で出品者へ質問をしましょう。
商品質問の仕方
ヤフオクで商品の質問をする場合は、商品ページの「入札する」の下にある「質問する」をタップします。
すると、チャットのように形で簡単に文字を記入することができるため、ここから質問を記入しましょう。
その後、出品者から質問の回答が来ると通知が来るので、回答を確認しましょう。
ヤフオクでは落札後のキャンセルは原則不可となっているため、疑問が解決するまで商品の質問をして納得できたら入札手続きに進むことが大事です。
ヤフオクの質問の仕方や回答方法とは?英語の質問や質問できない場合は?
出品者から質問の回答が来ない場合は?
残念ながら、中には商品の質問をしたのに返信(回答)をくれない出品者もいます。
その場合「回答が来ないけどオークションの終了時間が迫っているから入札しちゃえ!」 と勢いで入札をしてしまうのは危険です。
なぜなら、商品の質問に答えてくれない出品者と取引をしてもトラブルにつながる可能性があるからです。
商品の質問がきたら回答をするのがヤフオクの最低限のマナーです。
そのマナーを守れない人と取引をしても「商品を発送してくれない」「届いた商品にトラブルがありメッセージを送っても返信してくれない」ということが起こってもおかしくありません。
「商品の質問に丁寧に回答してくれるか」で入札前に出品者の人柄が見れるため、その時点で「この人と取引をするのは不安だな」と思えば入札をするのはやめたほうが良いでしょう。
発送までの日数は長すぎないか
ヤフオクでは商品ごとに「発送までの日数(発送開始日)」が設定されています。
急いでいない商品であればあまり気にならないかもしれませんが、急ぎで欲しい商品の場合はこの「発送までの日数」は必ず確認しましょう。
また、ヤフオクでは1〜2日・2〜3日・3〜7日・7〜13日・14日以降の中から出品者が発送開始日を選択しますが、中には14日以降の発送の商品も出品されているので要注意です。
もし発送開始日が14日以降の商品を購入(落札)してしまった場合、支払いをしてから2週間以上経ってから商品が発送される可能性もあります。
また、ヤフオクのシステム上、支払いをしてから14日が経つと商品を発送していなくても商品代金が出品者に支払われてしまうため、「出品者が一向に商品を発送してくれないのに代金だけ出品者に渡ってしまった」というトラブルが起こる可能性があります。
このようなトラブルを防ぐためにも、できるだけ発送目安が早い商品を選ぶことが大事です。
ヤフオクの「発送までの日数」とは?売れる設定方法や一括変更はできる?
送料負担はどちらがするか
ヤフオクでは出品者側で、その商品を配送する時にかかる送料を出品者・落札者のどちらが負担するかを設定することができます。
商品ページに「送料負担:出品者」と書いてあれば、落札者に送料負担はありません。
ですが、「送料負担:落札者が負担」の場合は商品代金とは別に送料が落札者にかかってしまいます。
この送料負担の欄を見ずに入札・落札をしてしまうと「商品代金しかかからないと思ったら送料までかかってこんなに支払うことなった・・・」ということも起こる可能性があります。
もちろん「送料がかかってでも欲しい!」 と思う商品であれば入札をするべきですが、ヤフオクには送料無料(出品者負担)の商品も多く出品されているので、送料負担がどちらかも気にしながら入札をすることが大事です。
匿名配送で送ってくれるか
ヤフオクでは「個人情報を教え合いたくない」というユーザーがとても増えており、落札者・出品者ともに匿名で取引のできる配送「匿名配送」が人気となっています。
この匿名配送が利用できるのは「ヤフネコパック」「ゆうパック(おてがる版)」「ゆうパケット(おてがる版)」で発送予定の商品のみのため、それ以外の発送方法の場合は匿名での取引にはなりません。
匿名配送にこだわる場合は必ず配送方法を確認し、上記3つのどれかで発送予定の商品を入札するようにしましょう。
出品者の情報や評価
商品に問題がなければ、最後に出品者の情報を確認するようにしましょう。
ヤフオクでは出品者情報の欄に、何%の割合で良い評価がついているかをきちんと数字で表示してくれています。
この数字が高ければ高いほど、信頼できる出品者ということです。
悪い評価が多くついている・良い評価の割合が低すぎる場合は、入札はやめておいたほうが良いでしょう。
自己紹介欄も確認する
また、出品者の名前(アカウント名)をタップすると出品者の自己紹介も確認できるので、自己紹介が書いてあれば確認することも大事です。
出品者によっては、自己紹介の欄に厳しい独自ルール(マイルール)を設けている人もいます。
例えば、「配送中のトラブルは一切責任を負いません」「ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルで!」などと一方的なルールを設けているような人です。
この独自ルールを多く設けている人に対してはやはり良い印象が持てないですし、もし独自ルールを破ってしまった場合にトラブルに発展することもあります。
「この人と最後まで気持ちよく取引ができるか?」「安心して取引ができそうな相手か?」をよく考えた上で、入札をすることが大事です。
個人出品よりもストア出品の方が安心
ヤフオクの出品者には、個人で出品をしている人とストア(法人)で出品をしている人の2種類がいます。
個人出品の場合はCtoC取引(一般消費者対一般消費者)となり、個人でヤフオクを利用している出品者から購入をするということになります。
正直なところヤフオクではどんな人でも出品ができてしまうため、個人出品の場合は悪いユーザーに当たってしまう可能性が無いわけではありません。
一方ストア出品の場合は、法人でヤフオクに出品をしているためBtoC取引(企業対一般消費者)となります。
つまり、一般的なお店から商品を購入するとの同じ取引となるため、やはりストア出品の商品の方が安心して取引をすることができます。
初めてのヤフオクでのお買い物で不安な場合は、まずはストア出品の商品から入札してみることもおすすめです。
ですがもちろん個人出品でも良い出品者は多くいますので、評価や自己紹介の内容をよく見て信頼できそうであればぜひ個人出品の商品も入札をしてみましょう。
ストア出品の商品の探し方
下記の操作でストア出品の商品を探すことができます。
1. 欲しい商品のキーワード検索をする
ヤフオクトップページの検索窓から欲しい商品のキーワードを検索してみましょう。
2. 検索をしたら「絞り込み」をタップ
右上に「絞り込み」のボタンがあるのでタップします。
3.「出品者:ストア」に設定し「検索をする」をタップ
すると絞り込み条件が表示されるので、「出品者:ストア」に設定し、右下の「検索する」をタップ
これでストア出品の商品のみが検索にヒットしている状態になります。
万が一ヤフオクの買い物で失敗してしまったら?その場合の対処法
場合によっては、ヤフオクの買い物に失敗してしまうこともあります。
たかが1回の取引だとしても、商品が不良品だった・出品者が返品に応じてくれないなどが起これば、その時はショックが大きいはずです。
そんな時、ヤフオクには「商品満足サポート」があるので利用することがおすすめです。
商品満足サポートとは?
この「商品満足サポート」は、購入した商品に何らかの不備や問題があり買い物に納得がいかなかった場合、事務局が落札・購入金額と100%同額をPayPayボーナスライトで付与してくれるサービスです。(上限は1万相当まで)
落札者(購入者)は、下記のような状況にサポートを受けることがおすすめです。
・出品者が返品に応じてくれない
・返品をするのが面倒くさい
・商品のサイズが合わなかった
・商品ページに書いていなかった汚れや傷がある
・商品ページとは全く違う商品が届いた
PayPayボーナスライトとは?
キャンペーンなどで付与される有効期限の短いPayPay残高です。
有効期限は60日間ではありますが、PayPay残高として商品代金と同じ額を付与してもらえます。
(※PayPay残高を送る機能やわりかん機能、銀行口座への出金はできません)
ただし、この「商品満足サポート」を受けるにはいくつかの条件や審査があるため、詳しくは下の記事も参考に!
ヤフオク・PayPayフリマの「商品満足サポート」とは?条件・審査・対象外カテゴリーは?
ヤフオクの買い物で失敗しないためには自分で出品者を見極める!
以上が、ヤフオクで失敗しない入札・落札のコツについてでした。
ヤフオクでは購入者(入札者)側が自分で出品者を選んで取引をするため、自分で安心して取引のできる出品者かどうかを見極めて取引をする必要があります。
もしここでつまづいてしまうと何らかのトラブルにもつながる可能性があるため、上でご紹介したポイントをしっかり確認するようにしてください。
このポイントを踏まえた上で、ヤフオクでのお買い物(入札)を楽しんでくださいね。
ヤフオクユーザーは「オークファン」も一緒に使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
画像引用:国内のショッピングサイトをワンクリックでまとめて検索【オークファン】
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● 国内外のオークション・ショッピングサイトをまとめて比較できるため、一番安いサイトで商品を購入することができる
● 680億件以上のデータから過去の落札相場を調べることができる
● 「入札予約ツール」で予約した時間に狙った商品を入札できる
● オークファンを利用することでポイントが溜まり、現金や電子マネー、商品券などに交換できる
● 商品説明文が伝わりやすくなる「出品テンプレート」が無料で使える
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