メルカリやラクマで「専用ページを作ったのに購入してもらえない!」という時の対応法について書きたいと思います。
これらのフリマアプリでは事務局では認めていないものの、暗黙のルールで「専用ページ」というものが存在します。
ユーザーから「専用ページを作って欲しい!」と言われて専用ページを作成したものの、いつまで経っても購入してくれない・・・ということが稀に起こることもあるのです。
そんな場合、ユーザーはどうして購入してくれないのか?購入してくれない場合その専用ページはどうしたらいいのか?など、専用ページにまつわるトラブルについて書いていきたいと思います!
- まずメルカリ・ラクマでよく見る「専用ページ」とは何?
- 専用ページの作成の仕方とは?
- 専用ページを作成したのにそのユーザーが購入してくれない理由とは?
- 専用ページで購入してもらえない場合、そのページはどうするべき?
- 専用ページの未購入は多いので作成するかはよく考えて
まずメルカリ・ラクマでよく見る「専用ページ」とは何?
専用ページとは、購入する意思のあるユーザーのためにそのユーザー専用の商品ページを特別に作成することです。
例えば、下記のような理由で専用ページの作成をお願いされるケースがあります。
②複数の商品を購入したいから販売価格を合算した商品ページを新しく作成してほしい
③売上金が◎日に入るため、その売上金で支払いをしたい。それまで取り置きしてほしいので専用ページを作成してほしい
④◎日からクレジットカードが使えるようになるため、それまで取り置きをしてほしい
ですが、上でも書いた通り「専用ページ」の作成は、メルカリ・ラクマ事務局では認められていないのです。
専用ページの作成を禁止しているわけではありませんが、フリマアプリでは商品の購入は基本的には早い者勝ちとなります。
そのため、専用ページを作成してもらったユーザー以外のユーザーがその専用ページで購入をしてしまっても、事務局ではその購入のキャンセルや警告など何も対応はしてくれません。
つまり、専用ページを作った後に何かトラブルが起きても全て出品者・購入者間で解決するしかないのです。
専用ページの作成の仕方とは?
ユーザーから専用ページを作成をお願いされた場合、そのユーザーが購入手続きをする前に他のユーザーから購入されないようにする必要があります。
そのため、他のユーザーがその専用ページの画像や商品名を見て「あ、これは他の人専用のページだから買えない商品だ」とわかるように商品画像や商品名をユーザー専用に編集して販売し、そのユーザーからの購入を待つのです。
▼専用ページの例▼
専用ページ作成の際、下記の点を守り作成します。
①商品画像に「◎◎様専用」と入れる
商品が一覧で並んだ際に、商品画像に大きく「◎◎様専用」と書かれていれば、他のユーザーからクリック自体をされることはないでしょう。
画像加工アプリを1つ持っておくと便利です。
②商品名も「◎◎様専用」にする
商品の横取りなどのトラブルを防ぐためにも他のユーザーからあまり閲覧されない方がいいです。
つまり、検索で引っかからないようにする必要があるため「ワンピース」「レディース」などの検索ワードは入れず、商品名は「◎◎様専用」だけがいいでしょう。
③商品説明文も「◎◎様専用」にする
商品説明文も商品名同様、検索に関わる部分となるため、商品説明文も「◎◎様専用」だけにしておいた方がいいです。
商品の詳細に関しては、ユーザーは元の商品ページをしっかり読んでいるはずなので、元の商品説明文がなくなっていても特に問題はないでしょう。
また、稀に専用ページの意味がわからず「◎◎様専用」だけでは専用ページと気づかないユーザーもいて横取りが発生してしまう可能性もあるため、「◎◎様専用に作成したページのため、他の方の購入はご遠慮ください」などと説明を入れてもいいと思います。
これらを行った上でそのユーザー専用の商品ページを作成したら、必ずそのユーザーに「専用ページを作成しました。私の出品商品一覧から『◎◎様専用』と書かれた商品ページをお探しいただき、そちらからご購入ください」と伝えましょう。
専用ページを作成したのにそのユーザーが購入してくれない理由とは?
稀に「専用ページを作って欲しいです!」とユーザーからお願いをされて、そのユーザー専用のページを作成したにもかかわらず、いつまで経ってもそのユーザーが購入してくれない・・・ということが起こる場合があります。
そんな時は下記のような理由が考えられます。
①専用ページを見つけられていない
そのユーザー用に専用ページを作成したものの、「専用ページを作成しました!」とユーザーに伝えていなければそのユーザーは専用ページの存在がわからず、いつまで経っても購入に至らないというケースがあります。
また、専用ページを作成したことだけを伝えても、どのように探したらその専用ページまでたどり着けるのかがわからず購入できていないというケースもあります。
それを防ぐためにも、上でも書いたように「私の出品商品一覧から『◎◎様専用』の商品ページをお探しください」や「検索窓から『◎◎様専用』と検索してください」など商品ページへの誘導まで伝えておくと親切です。
②売上金が入らなかった・クレジットカードがまだ使えない
「◎日に入る売上金で購入するので!」「◎日からクレジットカードが使えるようになるので!」という理由で専用ページの作成をお願いするユーザーが結構いますが、残念ながらその日までに売上金が入らない・クレジットカードがまだ使えず購入できないというパターンもあります。
また、残念ながら中には「売上金は予定どおり入ったものの他にも欲しい商品が見つかってしまった」という理由で購入をしないというケースもも考えられます。
③ただ単にユーザーの気が変わった
私の経験上、残念ながら一番多いと思われるのがこのケースです。
専用ページの作成をお願いした時は「この商品欲しい!」と思っていても、日が経つにつれ他の商品にも目移りをしてしまうでしょうし、購買意欲が徐々に薄れていってしまうこともあるのです。
専用ページを見つけられていない、売上金が入らない、クレジットカードがまだ使えないという理由であったとしても、本当にその商品が欲しければ、購入者から「まだ購入できていなくてすみません!」「◎日まで延長できますか?」などと何かしらの連絡がくるはずです。
ですが、連絡もなしにずっと専用ページでの購入がないとなると、ただ単に気が変わったとしか思えません。
顔も見えない相手だからこそ、残念ながらそのようなユーザーも多いのです。
専用ページで購入してもらえない場合、そのページはどうするべき?
専用ページをそのユーザー用に作成したのになかなか購入してもらえない・・・となれば、その日数分、他のユーザーが買えない状態となっているため機会損失となっています。
その場合は、専用ページを削除してしまってもいいでしょう。
その目安としては、ユーザーから「◎日までに購入します」と言われた期限から1~2日を過ぎたら削除してしまってもいいと思います。
また、「ユーザーから購入日を具体的に言われなかった」という場合は、「専用ページ作成から3日を過ぎたら削除しよう」など出品者の判断で期限を決めて削除してしまってもいいでしょう。
ですが、理想としては専用ページをお願いされた際に「◎日までにご購入がなかった場合は、申し訳ありませんが専用ページは削除させていただきますのでそれまでにご購入ください」などと予め期限を決めておくと、専用ページを削除してもトラブルにはなるのを防ぐことができます。
専用ページの未購入は多いので作成するかはよく考えて
以上が専用ページを作成したのにユーザーが購入してくれない時の対応法についてでした!
私の経験上、「専用ページの作成をお願いしておきながら期限を過ぎても購入しない」というユーザーは意外といます。
中にはきちんと期限内に購入してくれる人もいますが、そのユーザーのための取り置きの期限が長くなれば長くなるほど、購入してもらえなかった時の機会損失は大きくなります。
もしかすると取り置き・専用ページを作成しなければ他のユーザーが即購入してくれていたかもしれませんからね。
そんなこともあるため、私は商品の取り置き・専用ページの作成はお願いされてもお断りするようにしています。
↓その話についてはこちら
商品の取り置き・専用ページの作成はスムーズに購入してくれれば問題はないですが、購入してもらえなかった時のリスクの他にも、専用ページを作る手間も出品者に発生するため「自分にとってメリットはあるのか?」をよく考えた上で、専用ページの作成を受け入れるか、断るかを判断することをおすすめします。
また、専用ページの作成を受け入れる場合は、上でも紹介したように購入までの期限を決める・他のユーザーから横取りされないために専用ページの作成を工夫するなど、トラブルに発展しないように作成するようにしましょう!