メルカリでは、販売されている商品に対してユーザーが「いいね!」をつけることができます。
このいいね!が集まれば集まるほど、その商品を気になっているユーザーがいる・注目されているという意味のため、いいね!を集めることは非常に大事なことなのです。
ですが、「メルカリに出品してみたものの全くいいねがつかない・・・」ということも稀にあります。
実はそれは、商品ページの内容に原因があるのかもしれません。
そんなメルカリのいいねがつかない時の原因や対処法について詳しくご紹介します。
メルカリのいいねの役割や意味とは?
まず、メルカリのいいねの役割について知りましょう。
メルカリといったフリマアプリでは、ユーザーが「この商品気になる!」「この商品欲しいけど少し考えたい」と思えば、いいねを一旦つけておくことができ、お気に入りに入れるような感覚で気になった商品を登録しておくことができるのです。
また、いいねを押すことによって、マイページのメニューから自分がいいねをした商品をすぐに閲覧することができ、「やっぱり買おう!」と思えばすぐに購入ページに進むことができます。
一方、出品者側からすると、このいいねが集まれば集まるほどユーザーの関心が高く、購入を考えているユーザーが多いため、いいねの数はメルカリでの販売で非常に重要なものとなります。
また、いいねの数を見て急いで購入を決めるユーザーもいるほど、いいねの数が購入を促進させることもあるのです。
いいねが全くつかない時原因4つとは?これが売れない理由かも?
メルカリで出品している人にとっては、いいねの数を集めることはとても重要です。
ですが、出品した商品の中には「出品したのにいいねが全くつかない・・・」という商品もあるでしょう。
実はそれは、商品のページ内容に原因があったり、その商品自体に原因がある可能性があり、いいねがつかない原因には下記の4つの理由が考えられます。
検索対策が不十分
メルカリではユーザーが商品を探すのに最も使われる方法が「キーワード検索」です。
例えば、「adidasのスニーカーが欲しいな」と思えば検索窓から「adidas スニーカー レディース」「adidas スニーカー 白」など欲しいと思う商品の条件や特徴を入力して商品を探すのです。
このキーワード検索以外でも、カテゴリーからたどって商品を探す・ブランドから探す・新着商品の中から探すなどの方法もありますが、欲しい商品の特徴や条件が決まっている場合には、このキーワード検索が一番手っ取り早くお目当ての商品を探すことができます。
ですが、このキーワード検索は商品名や商品説明文に、ユーザーが検索をしそうなキーワードが盛り込まれていなければ検索をしてもヒットしません。
そのため、先ほど例に挙げた「adidasのスニーカー」を探しているユーザーが「adidas スニーカー レディース」「adidas スニーカー 白」などのキーワードで検索をしても、商品名や商品説明文の中に「adidas」「スニーカー」「レディース」「白」などのキーワードが入っていなければ商品は検索にヒットせず、そのユーザーに商品を見てもらえなくなってしまうのです。
つまり、「この商品を探しているユーザーがどんなキーワードで検索をするか?」を考えながら、商品名や商品説明文を作成する必要があります。
また、その商品を購入してくれるであろうユーザーが検索をしてもその商品はヒットしなければ、「アクセスが集まらない→いいねがつかない→商品が売れない」ということが起こってしまうのです。
検索を意識した商品名・商品説明文の作り方については別記事で詳しく紹介していますので、下記ページも参考にしてくださいね!
メルカリで売れる商品名・説明文の書き方やコツとは?これで検索にも有利に!
商品画像に魅力がない
メルカリで検索をした時や新着商品が一覧で並んだ場合、ユーザーが一番見ているものが商品画像です。
メルカリの場合、商品が一覧で並ぶと商品画像と価格しか表示されていません。
この場合、価格だけを見て商品を選ぶ人はいないはずで、ユーザーはほぼ全員、パッと見ただけでどんな商品かがわかる商品画像のみを見て商品を選んでいるのです。
つまり、ネットで物を販売するのなら「商品画像に魅力がないとクリックすらしてもらえない」ということなのです。
この商品画像(特に1枚目のメイン画像)次第では、クリックが増大しいいねがたくさん付くこともあれば、逆に画像を一目見ただけではどんな商品かがわかりづらい場合は、クリックは全くされずいいねも集まらないということになるのです。
クリックがされやすい商品画像の撮り方
その私が思う、メルカリでクリックされやすい商品画像の撮り方のコツはこちらです。
②画像は鮮明で暗すぎていないか?
③不自然に加工をしすぎていないか?
④2~4枚目の詳細画像にはメイン画像(1枚目)には入らなかった部分をしっかり撮影できているか?
また、メルカリではほぼ全ユーザーがスマホで商品を探すため、パソコンで見るよりも商品画像が小さくなります。
スマホサイズでも商品画像が見やすいか?をよく考えて商品画像を撮影するようにしましょう。
メルカリで売れる画像サイズや枚数、撮り方とは?写真を変えただけで完売するコツ
商品を出品してから時間が経ちすぎている
メルカリでは商品の表示順が「新着アイテム順」となります。
つまり、キーワード検索やカテゴリー・ブランド検索をしてユーザーが商品を探すと、出品して間もない新着商品が上位に表示され、出品から時間の経った古い商品はどんどん下に追いやられていってしまい、ユーザーに見てもらえる機会が少なくなります。
つまり、いいね!が全くつかない商品はもしかすると、出品してから時間が経ちすぎていて検索をしても上位に全く表示されていないのかもしれません。
その対処法としては、その商品を再出品をすることしか方法はありません。
同じ商品ページ内容で再出品をすることで、再度新着商品として扱われるため、検索をした際に上位に表示されユーザーに商品を見てもらえる回数がぐっと高まります。
再出品はやや手間がかかりますが、メルカリで商品を販売する上では再出品はつきものとなりますので、こまめに再出品をすることをおすすめします。
そもそもその商品を探しているユーザーが少ない
上で挙げた検索対策・商品画像・商品の鮮度など全てに問題がないのに、それでもいいねがつかないとなれば、その商品自体を探しているユーザーの数が少ないのかもしれません。
例えば、一般的にはあまり知られていないようなコアな商品、奇抜すぎるデザインの商品、今の季節には全く売れないような商品(真夏にスノボ用品を売るなど)の場合は、探しているユーザーが少ないと思われるため、アクセスも少なければいいねも付きずらいはずです。
季節が合わない商品であれば、その時期が来る前に再出品をすれば問題はないと思われますが、元々の需要が少ないようなコアな商品や奇抜すぎるデザインの商品の場合は、メルカリよりもヤフオクで販売したほうが売れる可能性があります。
ヤフオクでは限定品・レアな商品・一般的には売られていないような商品を探すユーザーが多いため、メルカリよりもその商品を探しているユーザーの数は多く、売れやすいかもしれません。
「販売サイトを変えてみる」というのも一つの方法なのでぜひやってみてください。
商品を売りたいのなら、まずはいいねを集めることを考える
以上が、メルカリでいいねが全くつかない時の対処法についてでした!
ユーザーは「この商品欲しい!」と思えば、購入ボタンよりも前に反射的にいいねボタンを押します。
つまり「いいねがつかなければ購入はされない」と思った方がいいほど、いいねの数を集めることは非常に大事なのです。
また、いいねの数が多ければ多いほどいいねをしたユーザー間での争奪戦も起こりやすくなります。
メルカリでは基本的に「購入できる権利を得られるのは、一番早く購入手続きをした者」となるため、いいねの数の多さを見て急いで購入手続きをするユーザーも多いのです。
「この商品なかなか売れないな・・・」と思うよりも「いいねはしっかり集められているのか?」ということをよく考えて、まずはいいねの数を集めることを重視して、販売をしてみることが大事なのです。