「メルカリとヤフーオークションではどちらで購入すべきか?」は購入者なら誰もが考えたことがあると思います。
ネットで安く中古品を買いたいと思った時、メルカリを利用するかヤフオクを利用するかで多くの人が迷うでしょう。
実はメルカリとヤフオクは、販売形式が異なるため購入方法もがらっと異なるのです。
そこでこの2つのサイトの購入の特徴やどちらが購入におすすめなのか?などについて詳しくご紹介していきます。
- メルカリとは?フリマアプリの購入方法や特徴
- ヤフオクとは?オークションサイトの購入方法や特徴
- メルカリとヤフオクの購入の特徴の違いをまとめると?
- 結局メルカリ・ヤフオクのどちらで購入するのがおすすめ?
メルカリとは?フリマアプリの購入方法や特徴
まずメルカリで商品を購入する場合についてご紹介していきます。
メルカリ(フリマアプリ)では商品を購入する際、下記のような特徴があります。
1, 基本的に早い者勝ち
フリマアプリでの購入は、基本的に早い者勝ちとなっています。
つまり、その商品を早く見つけ、早く購入手続きをした人が購入できるのです。
そのため、普段から常にメルカリを見ている人や、普段はあまりメルカリを利用していない人でも運良くその商品を早く見つけられれば、その商品を購入できるチャンスはあるのです。
2, ネット通販と同じ感覚で商品が買える
メルカリの場合、販売されている商品に対して欲しいと思えば「購入ボタン」を押でばそのまま決済に進めるため、ネット通販サイトと同じ感覚で商品を購入することができます。
購入手続きをして支払いを済ませればあとは商品が届くのを待つだけというシンプルな流れとなっているため、ネット通販に慣れている人はスムーズに取引ができます。
3, 値引き交渉ができる
販売されている商品で気になるものがあれば、ユーザーが出品者に直接値段交渉をすることができるのもメルカリの特徴です。
例えば3000円で販売されている商品に対して、自分がもっと安く購入したいと思えば「2500円になりませんか?」と商品ページ上のコメント欄で出品者に質問をすることができます。
また、値引き交渉以外でも「送料込みになりませんか?」などの交渉もOKです。
メルカリに限らずフリマアプリでは値段交渉が当たり前になってしまっているため、出品者も値段交渉をされることを前提にやや高めに値段をつけていることもあります。
そのため、メルカリではユーザーが気軽に値段交渉ができるという特徴があります。
4, 匿名での取引ができる
メルカリではメルカリ独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」での発送の商品の場合は、匿名配送ができるようになっています。
匿名配送とは、出品者・購入者共にお互いの個人情報(住所や氏名)を明かさずに商品の発送・受け取りができるというサービスです。
これら2つの配送方法での発送の場合、取引画面上で発行される2次元のバーコードを商品の発送の際に読み取るだけで、お互いの個人情報を最後まで見ることなく発送手続きができるため、個人情報保護の観点からメルカリユーザーから高く支持されている発送方法となっています。
メルカリの場合は、個人と個人の取引となるため「顔も知らない人に個人情報を教えるのは怖い」と思いなかなかメルカリを始められなかったという人でも、この匿名配送が可能な「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」で発送される商品であれば、安心して取引することができます。
5, メルカリの売上金で商品を購入できる
メルカリで商品を出品し販売をした経験があれば、その売上金で商品を購入することができます。
メルカリでは売上金が1万円以上でないと売上金の受け取りに振込手数料として210円かかってしまうため、売上金が1万円未満の場合は「それなら売上金で商品を購入しよう」と商品を購入するユーザーも多いのです。
まだ受け取っていない売上金が少しでもあれば、それを購入に利用できるのもメルカリの特徴です。
6, ユーザーの年齢層が若いので出品者に学生がいることも
メルカリのユーザー層は比較的若く女性や学生が多い印象があります。
ほとんどの出品者は問題はありませんが、簡単に出品できるという点から意味不明すぎる商品の出品や「中学生です!」「高校生です!」とプロフィールに書いている出品者も多く見かけます。
私は実際にそのような方とは取引はしたことがありませんが、場合によっては幼稚すぎる内容のコメントが着たり、トラブルに発展したりするケースもあるため、出品者の見極めは非常に重要となります。
ヤフオクとは?オークションサイトの購入方法や特徴
次にヤフオクで商品を購入する場合についてご紹介していきます。
ヤフオク(ヤフーオークション)では商品を購入する際、下記のような特徴があります。
1, ライバルが多いとスタートの値段からどんどん値段が上がる
ヤフオクの場合、まずオークションの開催期間とスタートの販売価格が出品者によって設けられます。
そのオークションを見たユーザーがその商品を欲しいと思えば、まず「そのスタート価格で買います」と一人目のユーザーが購入の意思表明をします。(=入札)
その後、もし他にその商品を欲しいというユーザーがおらず、そのままオークションの開催期間が終了すれば意思表明(入札)をしたユーザーがその商品を購入することができます。
ですが、もし他にもその商品が欲しいというユーザーがいた場合、そのユーザーはそのスタートの販売価格よりも上の価格を提示した上で「この価格で買いたいです!」と意思表明をしていくのです。
その結果、オークション期間終了までに一番高い値段で入札をしたユーザーがその商品を購入できる(=落札)という仕組みになっています。
(即決価格が設けられている場合は、即決価格で入札をしたユーザーが落札できます)
つまり、スタートの販売価格はあくまでスタートの価格であり、ライバルが多ければその値段からどんどん値段が上がっていく場合があるというのがオークションの特徴なのです。
2, 場合によっては激安で購入できることもある
ヤフオクの場合、どんどん値段が上がることを期待してスタートの価格を安めに設定する出品者も多くいます。
そのため、もし自分以外にライバルがいなかった場合は激安価格で商品を落札できることもあります。
他にライバルのいないようなコアな商品の場合は、どのショップよりも安く商品を購入することもできるのです。
3, じっくり時間をかけて安く購入するのがオークション
メルカリのようなフリマアプリと違い、オークションの場合は3~7日程度のオークション開催期間が設けられます。
その期間中にユーザーは入札を入れ、価格が即決価格まで達しなかった場合にはオークションが終了するまで商品は販売され続けるのです。
つまり、ヤフーオークションは「時間をかけてじっくり購入する」という特徴があります。
もし「1日でも早く購入したい!」と思うのなら即決価格で入札・落札してしまうのが手っ取り早いですが、オークションはどちらかというと急ぎの商品の購入には向いていないため、「じっくり時間をかけて欲しい商品をいかに安く購入できるか?」というのを楽しむサイトなのです。
4, 1円スタートのオークションもあるのでゲーム感覚で楽しめる
ヤフオクでは1円スタートのオークションもたくさん開催されています。
1円スタートの商品の場合、ライバルが多くなるため入札金額はどんどん上がっていきますが、商品によっては超激安で商品を落札できることもあります。
そんなに欲しいと思っていなかった商品でも、1円スタートに惹かれ「このくらいの価格で買えるなら超ラッキー!」と思ってゲーム感覚で入札をするユーザーが多いのもヤフオクの特徴です。
5, オークション終了までじっくり見守る必要がある
オークションという販売形式である以上、入札を入れたからといって安心していると、オークション終了間際にライバルがささっと入札をしてしまい、それに気づかずオークション期間が終了してしまいライバルが落札してしまった・・・ということも頻繁に起こります。
メルカリは購入手続きさえしてしまえば他のユーザーに商品を購入されてしまう心配はありませんが、ヤフオクの場合は最後の最後まで何が起こるかわからないため、オークションが終了する時間までその商品を見守る必要があるのです。
6, Tポイントが使える&貯まる
ヤフオクで商品を落札するとTポイントが使え、さらにTポイントが貯まります。
普段からTポイントをコツコツ貯めている人はお得に買い物ができます。
7, 年齢層は30~40代!しっかりしている出品者が多い
ヤフオクのユーザーの年齢層は30~40代で男性が多く、比較的きちんと取引をする人が多いと言われています。
そのため、適当に出品している人も少ないので安心して取引ができるという特徴があります。
8, ヤフオクも匿名配送がある
ヤフオクの「ヤフネコ!パック」「ゆうパケット(おてがる版)」「ゆうパック(おてがる版)」という配送方法では、匿名配送で荷物を送ることができます。
ヤフオクで匿名配送が始まったのは、メルカリの匿名配送に人気が出てからですので、メルカリを意識してのことだと思われます。
こちらもメルカリの匿名配送と同様、落札者・出品者共に個人情報を教え合わなくても取引ができる配送方法です。
個人情報を相手に教えたくない、という方は使うべき配送方法でしょう。
メルカリとヤフオクの購入の特徴の違いをまとめると?
上で紹介したとおり、メルカリとヤフオクでは中古品が多く販売されているサイトという共通点はあっても、販売形式が全く異なるため、購入の特徴も異なるのです。
その購入の特徴の違いから各サイトのメリット・デメリットをまとめると下記となります。
メルカリで購入するメリット
メルカリで購入する場合、下記のようなメリットがあります。
● 欲しいと思った商品をすぐに購入できる
● 自分が「このくらいの値段がいいな」と思えば、出品者に値段交渉ができる
● 購入さえしてしまえばあとは支払い手続きをして、商品の到着を待つだけ
● ネット通販と同じ感覚で商品が買える
● 匿名配送の商品を選べば個人情報を明かさずに取引ができる
● メルカリでの売上金があればその売上金で商品が購入できる
メルカリで購入するデメリット
メルカリで購入する場合のデメリットは下記となります。
● 早い者勝ちとなるため、値段交渉中でも他のユーザーに買われてしまったら終わり
● メルカリで買い物をしても特にポイントは貯まらない&メルカリのポイントは他のサイトでは使えない
● 出品者の中にはいたずら目的や年齢層が若すぎるということも
ヤフオクで購入するメリット
ヤフオクで購入するメリットは下記となります。
● 商品によっては激安でゲットできる
● 現在の最高入札価格以上であれば自分で値段を決めて入札ができる
● 1円スタートのオークションがあったりとゲーム感覚で買い物が楽しめる
● 値段交渉などの煩わしさがなく、現在の販売価格で検討ができる
● Tポイントが使える&貯まる
● メルカリよりもユーザーの年齢層がやや高く、きちんと取引する人が多い
● 匿名配送で取引ができる
ヤフオクで購入するデメリット
ヤフオクで購入するデメリットは下記となります。
● オークション開催期間があるため、すぐに欲しい商品の購入には向かない
● オークション終了まで他に入札が入らないか見守る必要がある
● ライバルが多いと予想外に高い値段になって買えないことも
結局メルカリ・ヤフオクのどちらで購入するのがおすすめ?
以上がメルカリ・ヤフオクで購入する際の特徴やメリット・デメリットのまとめでした!
「じゃあ結局どちらで購入するのがおすすめ?」と思うかもしれませんが、私個人的には「こっちで買うのがいいよ!」とは言えません。
なぜなら、上で紹介した通りメルカリ・ヤフオクどちらにもメリット・デメリットがあるからです。
私はどちらのサイトでも購入した経験がありますが、結局どちらも出品点数は多く欲しい商品はすぐに見つかりました。
また、メルカリでは値段交渉をするのは面倒臭いので販売価格のまま購入し、ヤフオクではライバルがいなかったのでスタート価格のまま落札できることが多く、どちらも特に問題なくスムーズに購入ができました。
ですが、メルカリ・ヤフオクどちらも上で挙げたデメリットのように、ストレスに感じることがあるのは事実です。
そのため、「自分は何を重視して商品を購入したいか?」を基準に購入するサイトを選ぶのが良いと思います。
例えば、「時間がかかってもいいから安く購入したい!」「Tポイントを貯めたい!」と思うのならヤフオク、「購入できるまでに時間がかかるのは嫌!」「相手に住所や名前を教えたくない!」と思うのならメルカリ、と何を優先するかで選ぶのが良いでしょう。
どちらのサイトにもそのサイトならではの特徴があり、購入方法は全く違うため、自分にあった販売サイトを選んで商品を探してみてくださいね。
ヤフオクユーザーは「オークファン」も使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
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