ヤフオクではフリマ(即決価格)出品をすると、値下げ交渉を受け付けることができます。
値下げ交渉を受け付けることで商品が売れやすくなり、さらには購入者にとっても納得のいく取引ができることで満足度の高い取引となりやすくなります。
そんなヤフオクの値下げ交渉を行うメリットやルール、値下げのやり方などを詳しくご紹介します。
- ヤフオクの値下げ交渉とは?値引き交渉を受け付けるメリットは?
- 【落札者側】ヤフオクの値下げ交渉のルールややり方
- 【出品者側】ヤフオクの値下げ交渉のルールや受け方・断り方
- ヤフオクの値下げ交渉は出品者次第!売りたいなら値引き交渉オンで出品を
ヤフオクの値下げ交渉とは?値引き交渉を受け付けるメリットは?
ヤフオクは老舗のオークションサイトとして有名ですが、最近ではフリマ出品という販売方法も注目されています。
このフリマ出品とは、オークションのようにスタート価格から値上がりしていく販売方法ではなく、即決価格(販売価格)を決めることでその価格に納得した人がその価格で購入をするという販売方法です。
つまり、メルカリやラクマのようなフリマアプリと同じ販売方法となります。
詳しいフリマ出品のやり方やオークション販売との違いについては、下の記事を参考にしてください。
ヤフオクのフリマ出品のやり方とは?オークション出品との違いやメリットとは?
フリマ出品なら値下げ交渉の設定ができる
そんなヤフオクのフリマ(即決価格)出品では、出品画面の「価格」の欄で値下げ交渉を受け付けるか・受け付けないかを出品者側で設定することができます。
値下げ交渉を受け付けるメリット
出品者側は「値下げ交渉はできるだけ受け付けたくない」と思い値下げ交渉をオフにしたくなりますが、実は「値下げ交渉を受け付ける」をオンで設定することで、出品者にとってもいくつかのメリットがあります。
出品者のメリット
ヤフオクで値下げ交渉を受け付けることで、出品者にはこのようなメリットがあります。
商品が売れやすくなる
値下げ交渉を受け付けることで、まずは商品が売れやすくなります。
その理由は、購入者(落札者)は表示されている販売価格からさらに安くなると購入意欲が増すからです。
普段のお買い物でも「ここからさらに10%オフ!」と言われれば、購入者にとって嬉しいのは当たり前の話です。
また、メルカリやラクマのようなフリマアプリ感覚で商品を見ているユーザーも多いため、ダメ元で値下げ交渉をしてくる人も多いです。
実際に私が過去にヤフオクに出品した商品では、オークション形式で出品している商品にまで「即決価格を●●円にしてもらえませんか?即決価格で入札(落札)したいです」と質問欄に値下げ交渉が来た経験が何度かあります。
今では、フリマアプリ・オークションサイト関係なく値引き交渉をしてくる人は多く、それが値引き交渉OKになっていれば挨拶代わりに値下げをお願いするユーザーも多くいるのです。
また、値下げ交渉を受けることでユーザーにとっては「この価格からこれだけ安くしてもらえた!」という満足感は大きく、購入されやすくなります。
すぐに購入されやすくなる
また、値下げ交渉をオンにして販売をすることで、すぐに購入者(落札者)が決まりやすい傾向があります。
ヤフオクでは「ウォッチリストの数は付くのに全然購入されない・・・」ということがとても多いです。
その理由は、多くのユーザーはいろんな商品を見て最終的にどの商品にするかを決めていくため、商品を見れば見るほどもっと安い商品があればその商品に流れてしまうからです。
ですが、「この商品欲しい!」と思いダメ元で値下げ交渉をし、その後他の商品を見ていた時に値下げ交渉が成功すれば、その商品ページに再度戻ってきてくれすぐに購入されやすくなります。
早く売りたい商品にもおすすめ
オークションの場合は開催期間が決まっているため、即決価格で入札(落札)されない限りオークション終了日時まで落札者が決まりません。
ですが、即決価格の場合はその価格に納得したらすぐに購入手続きができるため、早く売れやすくなります。
さらに値下げを受け付けることで、値下げ後にすぐにユーザーが購入手続きをしてくれるため、早く処分したい・早く売りたい商品にはおすすめの販売方法です。
特に販売できる時期が限られている季節商品は、「値下げ交渉を受け付ける」に設定して出品をすることがおすすめです。
メルカリ等で春服・夏服・秋服・冬服を出品するタイミングはここ!売れる季節商品の販売時期とは?
落札者(購入者)のメリット
値下げ交渉を受け付けることでの落札者のメリットはこちらです。
納得した価格で購入できる
やはりなんといっても、自分の希望価格で購入できるということが落札者側の最大のメリットでしょう。
「この商品欲しいけど少し予算オーバー・・・」という商品は本来諦めるしかありませんが、値下げ交渉を受け付けてもらえることで購入しやすくなります。
値下げ交渉がしやすい
ヤフオクでは「値下げ交渉を受け付ける・受け付けない」を出品者側で選んで出品できるため、購入者側が値下げ交渉をしやすい環境でもあります。
メルカリやラクマではルール上「値下げ交渉OK」となっていますが、出品者の中には「値下げ不可」「値下げコメントは一切返信しません」などと独自にルールを設けて書いている人もいます。
このような出品者の場合は、絶対に値下げ交渉をしてはいけない雰囲気ですし、ユーザーも交渉も購入もしづらくなります。
ですが、ヤフオクで予め「値下げ交渉受け付けます」と書いてあれば、ユーザーも値下げ交渉をしやすくなり、それが結果ユーザーにとっては購入しやすい環境にもなるのです。
「値下げ交渉は受け付けません!」と最初から書いてあるよりも「値下げ交渉はOKですよ」と書いてある方がユーザーにとっても親しみやすい出品者と思われ、購入されやすくなります。
【落札者側】ヤフオクの値下げ交渉のルールややり方
そんなヤフオクでの落札者側の値下げ交渉のルールややり方をご紹介します。
値下げ交渉のルール
まずは落札者側の値下げ交渉のルールを知りましょう。
出品者が値下げ交渉を「受ける」と自動で落札される
落札者(購入者)が値下げ交渉を行い出品者がその交渉を「受ける」場合、自動で落札者の希望価格で落札されます。
つまり、値下げ交渉をする=落札する(購入する)前提で行う必要があります。
1つのオークションで値下げ交渉は3回まで
一つのオークションで値下げ交渉を行うのは3回までとなっています。
一度値下げ交渉をして出品者に断られた場合は、あと2回まで値下げ交渉をすることが可能です。
再度値下げ交渉をする場合は「断る」の返答後か48時間経過してから
再度同じオークションに値下げ交渉をする場合は、出品者が「断る」を選択した場合、もしくは48時間が経過しないと再度交渉はできません。
オークション終了しても48時間は交渉が有効
もし値下げ交渉をしたものの出品者から返答がなく、落札者が現れずにオークションが終了した場合、開催中に行った値下げ交渉は交渉から48時間は引き続き有効となります。
値下げ交渉のやり方・手順
落札者側の値下げ交渉の方法はこちらです。
値下げ交渉可能かどうかを確認する
欲しい商品があれば、まずは値下げ交渉が可能かどうかを確認しましょう。
値下げ交渉が可能な商品の場合は、「落札する」のボタン下に「値下げ交渉する」と表示されています。
この「値下げ交渉する」をタップしましょう。
希望の価格を入力する
値下げして欲しい希望の価格を入力しましょう。
入力したら「確認する」をタップします。
個数を入力
欲しい商品の個数を入力します。
内容確認ページで最終確認をして、問題なければ「ガイドラインに同意して交渉する」ボタンを押します。
その後、「値下げ交渉受け付け完了」と表示されれば値下げ交渉完了です。
あとは出品者からと回答を待ちましょう。
【出品者側】ヤフオクの値下げ交渉のルールや受け方・断り方
では次に出品者側の値下げ交渉のルールや受け方・断り方をご紹介します。
値下げ交渉のルール
上の落札者とはまた別に、出品者側にも値下げ交渉のルールをあるので知っておきましょう。
販売価格1円では出品不可
ヤフオクのフリマ(即決価格)出品で値下げ交渉を受け付ける場合、販売価格が1円では出品ができないようになっています。
1円で出品をするとこのようにエラーが出てしまいます。
フリマ出品で1円で出品することはないとは思いますが、値下げ交渉を受け付ける場合は販売価格は2円以上でないと出品できません。
1件の値下げ交渉に対して「受ける」か3種類の「断る」から選ぶ
もし値下げ交渉が来た場合は、その交渉に対して「受ける」か3種類の「断る」から選択をします。
この4種類の回答は、具体的には下の内容となります。
・受ける
・断る:ご希望にお応えできず申し訳ありません
・断る:出品者は提示価格より高い金額を希望しています
・断る:出品者は●●円以上を希望しています
(●●は出品者が数字を記入)
値下げ交渉がきたら48時間以内に回答をする
値下げ交渉がきたら出品者は48時間以内に回答をする必要があります。
万が一48時間が過ぎた場合は、自動的に「断る」となり引き続きオークションは継続されます。
また、落札されずにオークションが終了しても、開催中に受けた値下げ交渉は交渉から48時間は引き続き有効となります。
値下げ交渉がきた時の対応方法
出品者側の値下げ交渉の対応方法はこちらです。
新着情報を確認する
値下げ交渉がきた場合「マイオク>新着情報」に通知が来るため、その通知を開きます。
内容を確認し4種類の中から回答する
交渉価格を確認し、返答したい依頼にチェックを入れます。
・受ける
・断る:ご希望にお応えできず申し訳ありません
・断る:出品者は提示価格より高い金額を希望しています
・断る:出品者は●●円以上を希望しています
(●●は出品者が数字を記入)
この中からいずれかを選んで「確認する」ボタンを押しましょう。
「受ける」の返答をするとその時点で落札となり、依頼者に交渉成立の旨がメールで通知されます。
また、「断る」を選んだ場合は依頼者に交渉未成立の旨がメールで通知され、引き続きオークションの開催が継続されます。
ヤフオクの値下げ交渉は出品者次第!売りたいなら値引き交渉オンで出品を
以上が、ヤフオクの値下げ交渉のルールややり方についてでした。
値下げ交渉を設定するかしないか、受けるか断るか、そしてどのように断るかは全て出品者次第です。
ユーザーが希望する価格で受けた場合、提示された金額によっては出品者が大幅に値下げをして損になることもあります。
また、断り方によっては「なんか感じ悪いからもういいや」と思われる可能性もありますし、具体的に金額を提示することで再度その価格で値下げ交渉が来ることもあります。
値下げ交渉は全てユーザーとの駆け引きとなるため、お互いが納得する取引になるように金額や断り方を工夫することが大事です。
なかなか難しいとは思いますが、もし早く売りたい商品・早く処分したい商品があれば、その時は値下げ交渉を受け付けて値引きにも対応することがおすすめです。
ヤフオクユーザーは「オークファン」も一緒に使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
画像引用:国内のショッピングサイトをワンクリックでまとめて検索【オークファン】
オークファンでは無料会員登録をするだけで、下記のことができるようになります。
● 国内外のオークション・ショッピングサイトをまとめて比較できるため、一番安いサイトで商品を購入することができる
● 680億件以上のデータから過去の落札相場を調べることができる
● 「入札予約ツール」で予約した時間に狙った商品を入札できる
● オークファンを利用することでポイントが溜まり、現金や電子マネー、商品券などに交換できる
● 商品説明文が伝わりやすくなる「出品テンプレート」が無料で使える
オークファンは会員登録をするだけで、様々な機能が使えるため売り上げアップにつながりやすいです。
また、有料のプレミアム会員・プロPlus会員になるとさらに多くの機能が使えるようになり、今仕入れるべき商品なども知ることができます。
ヤフオクユーザーは、ぜひオークファンも一緒に活用してみてください!
\ 無料会員登録ですぐに使える! /
オークファンをチェックしてみる