メルカリ・ラクマ・ヤフオク等で物を販売する出品者さんにとっては、少しでも安く抑えたいのが「送料」ですよね。
これらのサイトでは送料を出品者負担(送料込み)にしないとほぼほぼ売れないので、送料を負担するのはどうしても出品者になってしまいます。
ですが、なんとたった63円で荷物を送れる配送方法「ミニレター」があることをご存知でしょうか?
そんなに安く送料を抑えられたら利益もぐっと上がりますよね!
そんな送料を1円でも安く抑えたい出品者さん必見の、超格安で商品を送れるミニレターについてご紹介したいと思います。
たった63円で送れるミニレターの対応サイズや送れる商品などをご紹介!
ミニレターは1通63円で送れる、数ある配送方法の中でも最も安い配送方法です。
※ミニレターは2019年10月の消費増税に伴い、価格が62円から63円へ変更となりました
そんなミニレターについて詳しくご紹介していきます。
ミニレターとはどんな配送方法?
ミニレターとは日本郵便の配送サービスの1つで、1通につき63円で送ることができます。
日本郵便の郵便サービスの中には、定型郵便、定形外郵便、ミニレター、レターパックライト、レターパックプラスの5種類があり、ミニレターはそのうちの1つです。
別名、郵便書簡と言われていますが、名前の通り「指定の封筒に荷物が入れば手紙のように荷物を送れる」というサービスです。
ミニレターは、どの配送業者の中でも最安値で送ることのできる配送サービスです。
ミニレターの指定封筒とは?
ミニレターの封筒は日本郵便が指定をするものになっています。
このような感じで、シンプルな郵便用封筒です。
この画像のように封筒を開いて荷物を入れ、のりで留めて封筒の形にして送ります。
封筒に直接、宛名や差出人の情報を書くことができるので、封筒を自分で用意する手間もなければ、送り状を用意する必要もありません。
また、この画像に写っていませんが封筒の裏側は便箋のようになっているので、メッセージを書くこともできます。
メルカリやラクマ、ヤフオク等で売れた商品を発送する際に使う場合は、購入のお礼などを手書きで書くこともできます。
ですが、封筒といっても自分で作成するタイプなため、折りたたんでのりで貼ったり、ハサミで切ったりしなければいけないので少し手間がかかります。
ミニレターには荷物の対応サイズがある
ミニレターは封筒のサイズ・対応重量が決まっていますので、利用の際は荷物のサイズと重量をしっかり確認しましょう。
<ミニレター対応サイズ>
・封筒サイズの16.5×9cm以下
・厚みが1cm以内
・重量25g以下
ミニレターの重量は25gとなっていますが、ミニレターの専用封筒本体の重量は9gなので、実際に送れる荷物の重量16gまでとなっていますので注意です。
もし規定の重量の25gをオーバーしてしまった場合は定形外郵便扱いとなってしますので、その際は定形外郵便で送りましょう。
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ミニレターはこんな商品の発送におすすめ
上で説明した通り、ミニレターはミニレターの封筒内に収まるサイズ、かつ重量25g以下のものしか送ることができません。
また、上でもご紹介した通りミニレターの封筒自体が9gあるため、16g以内の商品でないと発送することができません。
そのため、超軽量でコンパクト、厚みのない商品を送るのに適しています。
<こんな商品の発送におすすめ>
・クオカード
・図書カード
・商品券
・チケット
・ピアス、リング、ブレスレッドなどのアクセサリー
・カードゲームのカード(遊戯王やポケモンなど)
・缶バッチ
・L判サイズのアイドルの写真
・スマホのSIMカード
・信書(領収書・納品書・免許証)
日本郵便ではX線検査を行っている
ミニレターは薄くて軽いものしか送れないとなると、現金をミニレターで送ることもできてしまいまいそうですが、ミニレターは現金を送るのは禁止されていますのでご注意ください。
日本郵便ではX線による荷物チェックを行っているため、現金を入れていた場合はX線検査で引っかかってしまいます。
そのため、ミニレターで現金を入れて送ることはやめましょう。
信書を送るのにミニレターは安くて便利
ミニレターは、信書を送ることが可能となっています。
信書とは、領収書や納品書、確定申告書、給与支払報告書、免許証などのに個人情報が記載されている書類のことです。
この信書を送ることが出来る配送方法は少ないですが、ミニレターは信書を送ることができる配送方法となっています。
送料も安いので、もし信書を送る機会があればミニレターを使うことをおすすめします。
追加料金を払えば特定記録・速達も可能
実はミニレターは料金が安いため、追跡番号や配送補償がついていない配送サービスとなっています。
ですが、別途料金を払えば特定記録や速達にも対応しています。
「配送トラブルを防ぐために購入者にしっかり荷物が届いたかを把握したい」「急ぎで送りたい荷物だから速達で送りたい」といった場合でも別途料金を払えば可能です。
荷物の問い合わせ番号をつける特定記録なら+160円、速達なら+280円で対応可能です。
特定記録・速達をつけた場合の最終的な料金は下記となりますので、事前に確認しておきましょう。
<特定記録・速達サービスをつけた場合>
・特定記録→送料63円+特定記録160円=223円
・速達→送料63円+特定記録280円=343円
特定記録は購入者との荷物トラブルを防ぐためにも、プラス料金を払ってでも念のためつけることをおすすめします。
ですが、このようにオプションをつけてしまうと送料が高くなってしまうため、特定記録だけをつけたい場合は追跡番号がついているクリックポストを使うのがおすすめです。
クリックポストは全国一律送料185円ですので、特定記録をつけたい場合は断然、クリックポストの方がお得です。
クリックポストは追跡可能で送料格安!登録方法や使い方、お届けまでの日数などを詳しく解説!
ミニレターの封筒は郵便局で購入できる
ミニレターの封筒は最寄りの郵便局で購入することができます。
このミニレターの封筒自体が63円で販売されているため、ミニレターの封筒を買ってしまえばあとは荷物を入れて宛名を書いてポストに投函すればOKです。
頻繁にミニレターで商品を発送するようなら、まとめて購入しておいてもいいかもしれません。
激安で発送ができるミニレターを上手に使って送料の節約を!
以上がたった63円で荷物が送れるミニレターについてでした!
ミニレターは一番安く荷物を配送できる配送方法ではありますが、送れる荷物が限られているため頻繁に利用する機会が少ないかもしれません。
ですが、もしクオカードや図書カード、チケットやアクセサリーを発送する機会があれば、ぜひ利用してみる価値ありです。
また、ミンネやクリーマなどで手作りののピアスやリングなどを販売している方にもおすすめの配送方法なので、送れる荷物がある場合にはぜひ利用して送料の節約に役立ててください。