ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」という販売サイトは、ハンドメイド作品の売買に特化しています。
「ミンネはCMで見たことがある」「イベントで見たことがある」など、様々なきっかけでミンネを知った人が多いと思いますが、今ではテレビや雑誌でも取り上げられるほど女性からの支持が高く、非常に注目されています。
そんな人気のアプリ「ミンネ(minnne)」の特徴や販売手数料、販売してもいいもの・ダメなものなどを詳しくご紹介していきます。
minne(ミンネ)とは?販売手数料や特徴・出品OKのハンドメイド作品はどんな商品?

minne(ミンネ)は、GMOペパボ株式会社が運営しているハンドメイド作品の販売・購入に特化した販売アプリです。
以前、「ミ・ン・ネッ♪」という水川あさみさんを起用したCMが有名でした。
メルカリやラクマと同様スマホがあれば、商品の写真を撮ってすぐに自分で作った作品を出品することができます。
ハンドメイド作品を作る方が増えていることや「他の人とかぶらない世界に1つだけの商品が欲しい」というニーズから、今大人気の販売サイトとなっています。
ミンネ(minnne)の特徴
そんなミンネ(minne)では、一般的なフリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)とは違ったいくつかの特徴があります。
出品されているのは全てハンドメイド商品
上でも紹介した通り、ミンネはハンドメイド作品の販売・購入に特化した販売アプリとなるため、出品されている商品は全て出品者の手作り商品となります。
そのため、商品は全て完全オリジナルの世界に1つしかないものだけなのです。
つまり、メルカリやラクマのような既製品がメインに出品されているフリマアプリとは違い、「一度見逃すともう二度と買えないかもしれない」という商品と出会うことのできるのもミンネの面白さです。
また、「他の人とは被りたくない」というニーズから珍しいデザインのもの、一般のお店には売られていないものを求める人の需要も高くなっています。
幅広いジャンルのハンドメイド作品が出品されている
ハンドメイド作品と聞くとアクセサリーや雑貨などを思い浮かべますが、ミンネでは幅広いジャンルのハンドメイド作品が販売されています。
例えば、ピアス、ネックレス、スマホケース、洋服、バッグ、ペットグッズ、ぬいぐるみ、家具、財布などがありますが、最近では食べ物の販売もスタートしました。
さらに「作品」という形だけでなく、ハンドメイド作品を作るのに必要な材料や素材も販売されているので、ハンドメイドに関する全てがミンネで購入することができます。
ミンネでは出品者のことを「作家」と呼ぶ
一般的なフリマアプリやオークションサイトでは、商品を出品・販売する側の人を「出品者」と呼びますが、ミンネでは出品者はみな「作家」と呼びます。
なぜなら世界に一つだけの作品を作って展示・販売しているため、個人で趣味で作った作品であってもミンネの中では立派な「作家さん」だからです。
また、商品を販売していく上で徐々にリピーターがついたり、アイディア満載の作品を出品したりすると、人気作家としてミンネ内で取り上げられることもあります。
登録料は無料・販売手数料は9.6%(税抜)
ミンネの登録料は購入者・クリエイター(出品者)共に無料です。
ですが、出品した作品が売れた際の販売手数料として出品者に販売価格の9.6%(税抜)がかかります。
またこれは、商品価格+オプション価格+送料の9.60%(税抜)となります。
メルカリは商品代金に対して販売手数料10 %・ラクマは商品代金に対して3.85%と商品代金だけを計算すれば良いので楽ですが、ミンネの場合は少し複雑なので注意が必要です。
販売手数料は税抜で表記!税込だと10.56%
また、ここで注意したいのが「9.6%」は税抜ということです。
(なぜかミンネでは、販売手数料を税抜表記がされています)
つまり税込になると販売手数料は10.56%となります。
意外にもミンネの販売手数料は、メルカリの10%よりも気持ち高めに販売手数料が設定されています。
リアルイベントも開催している
ミンネでは一年に一度、「minneのハンドメイドマーケット」というリアルイベントを開催しています。
「minneのハンドメイドマーケット2017」では、2日間で約1,200名・1,700ブースが出展し、ホビーショー(3日間開催)と併せて20万名以上の方が来場しています。
日頃、ミンネのアプリ上でしかやりとりできない作家さんと直接会って作品を見て買うことができるため、とても人気のイベントとなっています。
実際にミンネのアプリで販売してみて「お客様の反応を生で見たい!」「いろんな作家さんと会ってお話ししたい」と思えば、気軽にリアルイベントにも出店することができます。
また、「minneのハンドメイドマーケット」では人気芸能人のトークショーや人気作家さんの作品を限定販売をしたりと、様々なイベントが開催されています。
ハンドメイド作品はミンネの方が圧倒的に売れやすい
ハンドメイド作品を販売するのなら、総合ジャンルを取り扱っているメルカリやラクマといったフリマアプリよりも、ミンネで販売したほうが断然売れやすくなっています。
なぜなら、ミンネはハンドメイド作品に特化した販売サイトのため、ハンドメイド作品を購入したいユーザーしか集まらないからです。
そのため、総合ジャンルを取り扱っているフリマアプリよりもターゲットがしっかり絞られていて、ハンドメイド作品を求めるユーザーに直にアピールすることができるため、売れやすくなっています。
もちろんメルカリやラクマ、PayPayフリマ、ヤフオクでもハンドメイド作品を出品することは可能ですが、ハンドメイド作品の売れやすさは圧倒的にミンネの方が高くなっています。
ミンネで出品できるもの・出品できないもの
ミンネではハンドメイド作品であればすべての商品を展示・出品できるわけではありません。
ミンネで出品できるもの・出品禁止なものは下記となっています。
◎ミンネで展示・出品できるもの
①手作り品
自分で手作りした雑貨やアクセサリー、インテリアなど
②リメイク品
自分でリメイクした雑貨やアクセサリーなど
③アート作品
自分で制作したイラストやポスター、絵画、オブジェなど
④素材・材料
作品を制作するためにのみ使用するもの
⑤印刷物
自分でデザインしたものを印刷業者でハガキや冊子にした作品
×ミンネで展示・販売できないもの
大量生産されている既製品
②転売品
他の第三者が制作した雑貨やアクセサリー、生活雑貨などを無断で使用したもの
③一部の食品・飲み物
ミンネ事務局が定めていない種類の食べ物
④化粧品・石けん
法律上化粧品に該当する基礎化粧品や香水、シャンプー、入浴剤、手作りの石けんなど
⑤データ類
作品の作り方や画像データなどをメールやダウンロードで納品する販売
ミンネで趣味がお小遣い稼ぎに変わる!ハンドメイド作家さんはぜひ出品を
以上が、ハンドメイドマーケットアプリ・minne(ミンネ)についてでした。
上で紹介した通り、ミンネはハンドメイド作品を展示・販売したい人にとっては本当におすすめの販売アプリです。
今までは趣味程度にピアスや小物を手作りしていた人でも「実際にミンネで販売してみたらすぐに売れた!」ということがミンネでは頻繁に起こっています。
自分のハンドメイド作品はどれくらい需要があるのか?自分の作品はどのくらい価値があるのか?などを試してみたい人にもおすすめのサイトです。
「自分の趣味がお小遣いに変わる」なんてこれ以上のことはないと思います。
また、今までハンドメイド作品を作ることに少しマンネリしていた方も、他の作家さんがどんな作品を日々作っているのかを知るためにミンネを覗いてみるのも楽しいと思います。
ぜひハンドメイド作品を売りたい・購入してみたいという方はぜひミンネを利用してみてくださいね!