メルカリ・ラクマ・ヤフオクでは偽ブランド品を出品・販売してしまった時は事務局からペナルティが課されます。
これはフリマアプリ・オークションサイトうんぬんというよりも、偽ブランド品の販売自体が法律で禁止されているため、販売するお店に関係なく偽ブランド品を出品・販売してしまうと厳しいペナルティが課されます。
今日はそんな偽ブランド品をもし販売してしまった時の各サイトのペナルティについて詳しくご紹介したいと思います。
- 各サイトの偽物商品を出品した際のペナルティとは?
- 偽ブランド品の販売は警察に逮捕されることも
- 偽ブランド品の購入を防ぎたいなら正規店で購入することが一番
- 「偽物とは知らなかった」では済まされないのがブランド品販売
各サイトの偽物商品を出品した際のペナルティとは?
偽ブランド品を出品することはメルカリ・ラクマ・ヤフオク全てのサイトにおいて違反となります。
その場合、全サイトでペナルティを設けているため、偽物商品を出品・販売した出品者には下記のようなペナルティが課されます。
メルカリのペナルティ
メルカリでのペナルティは下記となっています。
・商品の削除
・利用停止・もしくは強制退会
利用停止となると、一定期間そのアカウントを利用できなくなってしまいます。
また、強制退会となるとそのアカウント自体が二度と利用できなくなるため、今まで溜めてきた評価、売上金共に全て抹消してしまいます。
▼メルカリのペナルティについて詳しくはこちら▼
ラクマのペナルティ
ラクマのペナルティは下記となっています。
・出品削除(停止)
・機能制限
・利用停止
・退会処分
ヤフオクのペナルティ
ヤフオクでは出品禁止物一覧に「偽ブランド品」と表記があるものの、ペナルティ内容については記載されていません。
ですがおそらく他サイトと同様、出品削除・利用停止のペナルティが課されると思われます。
すべてのサイトにおいて、偽ブランド品を出品してしまったアカウントの利用停止・退会処分がされると思っていたほうがいいでしょう。
偽ブランド品の販売は警察に逮捕されることも
もしメルカリやラクマ、ヤフオクで偽ブランド品を販売し、購入者が偽ブランド品だということに気づき事務局・警察に相談をすればもちろん警察沙汰になることだってありえます。
それは出品者が「 偽物だと知らなかった」「 知人からプレゼントされたもののため自分で購入していないのでわからなかった」など言い訳を述べてももちろんそんなことでは済まされる話ではないのです。
どんな理由があっても偽ブランド品を販売して被害者を出したことには変わりはないのです。
実際に、2017年には偽の高級ブランド時計を個人輸入し、ヤフオクで販売していた男が逮捕されるという事件も起きています。
偽ブランド品を海外旅行などで購入しても税関で止められてしまうのはよく聞く話です。
それくらい世界的に偽ブランド品の輸入、持ち込み、購入、販売は禁止されていることのため、メルカリやヤフオク内で偽ブランド品の販売が発覚すれば警察が動くことは当然のことなのです。
偽ブランド品の購入を防ぎたいなら正規店で購入することが一番
メルカリ・ラクマ・ヤフオクでブランド品を購入する人にとっては「正規店よりも少しでも安く購入したい」という理由の人がほとんどでしょう。
本来は新品のブランド品を定価で購入することに越したことはないのでしょうが、「少しでも安く購入したい」という気持ちはよくわかります。
ですが、やはり偽ブランド品の被害に巻き込まれないためには「正規店で購入する」ことが一番なのです。
ちなみにアウトレットモールに出店しているアウトレット店ももちろん正規店ですので偽物が混じっていることはないでしょう。
ですがアウトレットは正規店ではありますが、アウトレットとは「出口・はけ口」という意味であり、正規ショップで売れ残った商品でもあります。
また、「ファクトリー・アウトレット」の場合は、工場で生産する際に出てくるB級品、規格外品と言う意味のため、それを理解した上で購入することをおすすめします。
他にも「中古品でいいから本物のブランド品を購入したい」と思うのなら、ブランド品の中古販売店で購入するのがいいと思います。
ブランド品を取り扱っていれば、プロの鑑定士が本物であるかをしっかり見極めた上で値段をつけて販売しているため、フリマアプリやオークションサイトで購入するよりも断然、安心して購入できるのでおすすめです。
また、「家の近くにブランド品の中古販売店がないからどうしてもネットで購入したい」という場合は、ヤフオク内に出店・出品しているエコリング、ブランディア、ベストライフが出品している商品を購入するのがおすすめです。
これらのショップは個人で販売しているのではなく、お店単位で出品していて、さらにプロの鑑定士が検品をした上で販売しているので安心して購入ができます。
「偽物とは知らなかった」では済まされないのがブランド品販売
メルカリやラクマ、ヤフオクでは様々な商品を出品・販売することができ、もし商品自体と商品説明文や画像と異なる点があったとしても、購入者が返品・返金対応で納得をすれば大事にならずに済む場合があります。
ですが、ブランド品販売に関しては、もし偽ブランド品を販売してしまうと「事務局からのペナルティはもちろん、場合によっては警察に逮捕されてしまう・・・」なんてことにもつながりかねないのです。
それくらいメルカリ・ラクマ・ヤフオクでのブランド品販売は気をつけて出品・販売するようにしましょう。
また、自分が本物だと思っていたブランド品を販売した後に、購入者が調べてみたら実は偽ブランド品だったという話もあるようです。
そのような商品の場合は、プレゼント・頂きもののブランド品に多いため、しっかり保証書やギャランティカードがあることを確認した上で販売するのがいいと思います。
大きな事態にならないためにも、フリマアプリやオークションサイトでのブランド品の販売・購入は出品者・購入者共に気をつけるようにしてくださいね。