ヤフオクには、偽ブランド品(偽物商品)を購入してしまった時のサポートとして「偽造品トラブル安心サポート」があります。
ですがそのサポートがありながらも、残念ながらヤフオクでは偽物が出品・販売されてしまっていることがあります。
そこで「ヤフオクで商品を買ってみたら偽物だった・・・」なんてことにならないためにも、ヤフオクで偽ブランド品を購入しないために注意すべきことをご紹介したいと思います!
- こんな商品は入札しちゃだめ!偽物の可能性が高い3つの特徴
- 判断に迷ったらストア出品の商品を入札する
- それでも個人出品のブランド品を入札したい場合は?本物か偽物かの見分け方とは?
- シリアルナンバーがあるからといって本物とは限らない
- ヤフオクでブランド品を購入する場合は必ず確認を
こんな商品は入札しちゃだめ!偽物の可能性が高い3つの特徴
偽物(偽ブランド品)を購入しないために気をつけることをお話しする前に、まずは明らかに偽物だとわかる商品がヤフオクで販売されている場合もあります。
下記のような商品は調べるまでもなく、購入するのはやめましょう。
1, 明らかにそのブランドが製造していないような商品
偽ブランド品の中には明らかにそのブランドが製造していないような商品が販売されていることがあります。
例えば、ルイヴィトンやグッチのくるぶし丈のソックス、シャネルのヘアゴムなどです。
これらは韓国の露店などで販売されていることが多いため、旅行がてらそこで購入をして帰国後にヤフオクで販売しているケースが多いのです。
明らかにブランドの公式ショップなどで販売されていないようなジャンルの商品は、偽物の可能性があるので購入は止めましょう。
2, そもそも明らかに販売価格が安すぎる
新品のブランド品の場合、「明らかに安すぎる」と感じたら、それは偽物である可能性が高いです。
新品が本来5万円するような商品の場合、正規品であれば5万円より少し安めに販売する出品者が多いはずですが、1~2万円といった破格で販売している場合は、それよりも安い値段で偽物を仕入れていることが考えられます。
もちろん正規品であっても中古品の場合は、商品の状態が悪ければ破格で販売する出品者もいますが、状態がまだきれい・もしくは新品であるのに明らかに値段が安い場合は偽物の可能性が高いです。
3, 個人で大量のブランド品を出品している
ヤフオクでは個人出品とストア出品が存在します。
個人出品はその名の通り、個人でオークションに参加・出品をすることです。
一方ストア出品は、法人(ショップ)としてオークションに参加・出品をすることです。
ストア出品の場合は企業(法人)として運営しているので、大量のブランド品を販売していてもおかしくないですが、個人出品で大量のブランド品を販売している場合は「なぜこんなに大量のブランド品を出品できるのか?」と疑った方が良いです。
恐らく、海外から偽物を輸入していると思われるので、そのような出品者からの入札・落札はやめましょう。
判断に迷ったらストア出品の商品を入札する
次に、商品だけをみても偽物か本物かがわからなかったら、個人出品の商品ではなく、ストア出品の商品を入札するようにしましょう。
上で説明した通り、ヤフオクでは企業やショップが出店する「ストア出品」があるため、大手のブランド品買取店が出品をしています。
例えば、エコリング、ブランディア、ベストライフなどブランド買取を専門にしているショップです。
これらのショップでは、偽ブランドを撲滅を徹底するために専門の知識を持ったスタッフが商品の査定をし、本物だと証明できた商品のみを出品・販売しています。
ストア出品の商品は、個人出品の商品よりも偽物のリスクが低く、ショップ相手となるためトラブルが起きた時も迅速に丁寧に対応してもらえることが多いです。
そのためにもブランド品をヤフオクで購入する際は、ストア出品の商品のみに絞って入札をするようにしましょう。
ヤフオクの個人出品とストア出品の見分け方とは?
ヤフオクのストア出品の場合、ショップのトップページの右上に「STORE」というロゴが表示されています。
(↓スマホのヤフオクアプリで見るとこのようになっています)
もしこの「STORE」表示がない場合は個人出品となるので、必ず出品者のトップページに飛んでストア出品かどうかを確認するようにしましょう。
偽造品トラブル安心サポートは個人出品は対象外なので注意!
上でも紹介した通り、ヤフオクでは「偽造品トラブル安心サポート」という偽ブランド品を購入してしまった時の補償がありますが、これは個人出品の商品は対象外となります。
偽造品トラブル安心サポートは、ストア出品の商品のみが対象となるため、それを考えてもやはり個人出品のブランド品を購入することはかなりのリスクがあるのです。
ヤフオクで偽物を買っても泣き寝入りはしないで!「偽造品トラブル安心サポート」に該当するかをチェック!
それでも個人出品のブランド品を入札したい場合は?本物か偽物かの見分け方とは?
上でもご説明した通り、ヤフオクでは個人出品ではなく、ストア出品の商品を購入(入札・落札)することをおすすめします。
ですが中には「どうしても個人出品の商品を入札したい」という場合もあると思います。
そんな時に見分ける方法として、いくつかのポイントをご紹介します。
1, 購入店を確認する
ルイヴィトンやシャネル、グッチ、プラダなどの高級ブランド品の場合、正規品であればそれなりのお店で購入していると思われます。
また、高級ブランド品は一般的には頻繁に購入できるものではないため、「直営店」「◎◎駅前の◎◎百貨店」「◎◎空港の免税店」「◎◎県のアウトレット店」「ブランド公式通販サイト」など、出品者がしっかり購入店を覚えている場合が多いです。
ですが楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどの「インターネット上のショッピングモールで購入した」と言われた場合は、必ずショップ名まで確認したほうがいいでしょう。
そのショップ名を一度調べてみて、問題がなさそうかどうかを確認しましょう。
2, 他のサイトから画像を使っている場合は実物の画像を追加してもらう
ブランド品を販売している出品者の中には、明らかに公式サイトから画像を引っ張ってきて掲載している人もいます。
その場合、手元に商品がなく注文が入ってから仕入れをするパターンであったり、現物は手元にあったとしても「実際に届いてみたら商品画像と色味やデザインが微妙に違う」ということも起こる可能性があります。
しっかり現物の写真を掲載してもらい、問題がないかどうかを確認しましょう。
3, 現物の画像であっても商品画像が1,2枚なら増やしてもらう
ブランド品を販売する際、正規品であればユーザーに安心感を与えるため最大枚数の10枚近くまで商品画像を載せる出品者が多いです。
ですが、偽ブランド品の場合、偽物とバレないように画像枚数を少なくする出品者もいるため、商品画像が少ないと感じたら画像枚数を増やしてもらいましょう。
4, 保証書やレシート、ギャランティカード、箱やショッパーがあるかを確認する
高級ブランド品の場合、購入をした際に保証書やギャランティカードが付属するため、もし出品者が残しているようであればそれらも画像で撮ってもらい商品画像に追加してもらいましょう。
ですが、中にはすぐに捨ててしまうという人もいるので、手元にないからといって偽物と判断することはありません。
その場合は、商品が入っていた箱やショッパー(ショップ袋)も手元に残っているかも念のため確認してみましょう。
5, 洋服の場合はタグ、サイズを確認する
残念ながらChampion(チャンピオン)、SUPREME(シュプリーム)といったブランドでも偽物の洋服が出回ってしまっているようです。
そのようなブランドアパレル商品の場合は、下記を確認するようにしましょう。
洋服にタグがついているか
偽物の場合、タグがついていないものが多い
Freeサイズの場合は注意
偽物はフリーサイズの場合が多い
ブランド名・輸入代理店名を確認
「◎◎ジヤパン」など日本語の綴りがおかしい場合は偽物の可能性が高い
電話番号
存在しない番号の可能性もあるため番号検索をしてみる
製造国表示
公式の情報と異なる場合は偽物の確率が高い
ブランド独自の品番
ブランド独自の品番がきちんとあるか、またその品番を出品者に聞き、一度ネットで検索して商品が存在するか、商品が合っているかを確認した方が良いでしょう。
現在も公式ショップで販売されている商品の場合は、正規品の情報が公式ショップやホームページに掲載されていることが多いため、公式ショップの情報と見比べてみることも大事です。
6, その商品をamazonで調べてみる
ヤフオクで見つけた商品を一度、amazonで調べてみることもおすすめします。
その理由は、その出品者はヤフオクだけでなくamazonなどにも出品している可能性もあるからです。
また、amazonはヤフオクよりも利用者や購入者が多いため、その商品を既にamazonで購入してレビューを書いている人もいます。
そのレビューを参考に「本当にこれは本物なのか」「既に購入した人が怒りのレビューを書いていないか」などを調べてみることも大事です。
もしレビューが悪い内容ばかりであれば、ヤフオクでの購入はやめておきましょう。
シリアルナンバーがあるからといって本物とは限らない
高級ブランド品の商品の場合、バッグや財布などにシリアルナンバー(製造番号)が商品に刻印されています。
このシリアルナンバーがあれば本物だと思う人が多いようですが、残念ながら今ではスーパーコピー品でもシリアルナンバーが刻印されているものが増えてきているようです。
つまり、シリアルナンバーがあるから安心できるとは限らないのです。
ですが、本物のブランド品であればシリアルナンバーは商品に入っています。
このシリアルナンバーの位置は、どのモデルも場所は決まってなく、年代によってもシリアルナンバーの位置が変わっているものがほとんどのようです。
ルイヴィトンの場合になりますが、シリアルナンバーの見方などについて詳しく書いているページがありますので、もしシリアルナンバーを出品者から確認できたら一度、シリアルナンバーの見方について調べてみたほうがいいかもしれません。
ヤフオクでブランド品を購入する場合は必ず確認を
ヤフオクでは様々なジャンルの商品が販売されていますが、トラブルにつながりやすい商品はやはりブランド品なのです。
トラブルにあわないためには、購入前に自分が納得できるまで確認をするしか方法はありませんが、一番はリアル店舗の直営店で正規品を購入することが確実です。
やはり自分の目で直接見て、確認するのが良いでしょう。
それでもヤフオクで購入したいと思う人は、ストア出品の商品を選び入札・落札するようにしましょう。
ヤフオクユーザーは「オークファン」も使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
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