ヤフオクでは違反申告機能というものがあります。
この違反申告とは、他のユーザーが「この商品は規約に違反している!」と判断をすれば違反申告ボタンを押すことができ、それが出品者に通知が入り、さらにヤフオク事務局へ通報が行くという機能です。
ですが、誰でも簡単に違反申告ボタンを押すことができるが故に、違反申告を巡るトラブルがあるのも事実です。
そんな私もトラブルまでとは言いませんが、ヤフオクで違反申告絡みの面倒な経験をしました。
そこで今日は実際に私が経験したヤフオクの違反申告トラブルについて詳しくご紹介したいと思います!
ヤフオクの違反申告機能とは?
ヤフオクの違反申告機能とは、ヤフオクに出品されている商品の中で「あ!これヤフオクの規約違反だ!」と他のユーザーが判断すると、違反申告ボタンを押せば簡単にヤフオク事務局に通報ができるという機能です。
つまり、「ヤフオクの規約に違反しているけど事務局に見つかる前に売ってしまえば大丈夫」と思って違反をした上で出品をしても、他のユーザーに違反申告をされてしまえば事務局の調査が入るのです。
ヤフオクユーザーであれば誰でも簡単に違反申告をすることができるため、違反していればすぐに違反申告をされてしまうこともあります。
私が経験したヤフオクの違反申告トラブル
実際に私がヤフオクで経験をした、違反申告を使った嫌がらせの例をご紹介します。
①腹いせに違反申告
トラブルまでとは言いませんが、実際に違反に該当していないのに他のユーザーから違反申告をされた経験があります。
実際に、過去にヤフオクでレディースの洋服を普通〜に出品したのですが、300円と安めの価格からのスタートにしたため、送料を落札者負担にしていました。
その時の送料はクリックポスト(当時164円)にしていました。
すると、出品してしばらくしてから「すいませんが送料を出品者負担にできませんか?」と商品の質問が入りました。
もちろん300円スタートの商品だし、販売価格の割には商品の状態もいいし、この商品を私が送料を負担したら赤字になるので「申し訳ありませんがこの商品の送料は落札者様負担でお願いしたいと思っています。」と返信をすると、すぐに違反申告が・・・
別に何にも違反もしていないし、ただただ無理だから断っただけですし、出品者はユーザーの要望を全て聞く必要はないので悪い対応ではなかったはずですが、ま〜気に食わなかったのでしょう。
違反内容「商品説明の中で表示価格より高い金額で取引を行う旨を記載すること」で速攻で違反申告が入りました。
ですが、なんにも該当していないし規約違反でもないので、無視して販売し続けました。
②ライバルの全商品に違反申告
ヤフオクで商品を販売していた時、当時人気の家電を何商品か販売していたのですが、その人気家電全てに違反申告が入りました。
立て続けに入ったのでもちろん同じ人が違反申告をしていました。
違反内容は「その他、利用規約やガイドラインに違反するもの」だったと思います。
ですが、他にも同じ商品を販売している出品者は何人もいるし、出品禁止商品でもなく何も違反はしていないのでそのまま販売し続けたところ、ヤフオク事務局からも特にペナルティはなかったのでその家電全てを完売させました。
すると後日、私が出品している他の商品に違反申告がどどどどど!!!と入りました。
見てみると、その時私がヤフオクで販売していた全ての商品に違反申告がされました。
もちろん家電以外の家にあるガラクタのような不用品たちにも。笑
恐らく私が販売していた人気家電をその人も販売をしていて、私の出品をやめさせたかったのでしょう。
いわばその家電においてはライバルです。
そのライバルに違反申告という名の攻撃(嫌がらせ)をしたかったのでしょう。
違反申告を使って販売をやめさせようとする人も
違反申告は出品者に「あなた違反していますよ!!!」と教える機能でもありますし、さらに相手に不安を与える機能でもあるのです。
「違反申告ばかり来るからもうヤフオクでの販売をやめよう・・・」と私に思わせたかったのかもしれませんが、これが完全なる嫌がらせなのもわかっていますし、事務局が問題ないと判断すれば無視し続けても大丈夫なのでそのままにしていました。
その後、違反申告が入った商品たちが入札が入らずに終了したので再出品を行ったところ、それ以降違反申告をされることはありませんでした。
違反申告機能はトラブルにもつながる?攻撃されると面倒な機能。
以上が私が経験したヤフオクの違反申告トラブルでした!
違反申告は、「違反商品を見つけたらすぐに調査するから教えてくださいね!」というユーザーと事務局が協力してヤフオクの安全性を保つためでもある、とても大事な機能です。
ですが、それを使って他のユーザーに嫌がらせをする悪い奴もいるのです。
また、上でも説明した通り、違反申告は誰でも簡単にできてしまう上に、あまり規約をわかっていないユーザーが「これ違反」と思えばそのユーザー1人の判断で違反申告ができてしまいます。
最終的にはヤフオク事務局が問題のある商品かどうかを判断するため、ヤフオク事務局が規約に違反していないと判断すれば何も問題はないのですが、ユーザー1人の判断で振り回されてしまうこともあるのです。
ですが、違反申告を相手への嫌がらせのように使えば、ヤフオク事務局から何かペナルティが課される場合もあるかと思われます!
くれぐれも相手への攻撃に使うようなことはせずに、正しい使い方をするようにしてくださいね。