メルカリやラクマで「欲しいと思った商品にいいねをしたのに商品自体がなくなっている・・・」という経験はありませんか?
いいね!リストから商品をまた確認しようと思ったのに商品が消えているとなれば、その商品を特定することもできず再度検索して辿るしかありません。
また、中には商品自体は残っていてもコメントをしたのに「自分のコメントのみが削除されている」ことも稀にあります。
実はそれは、出品者になんらかの理由があって商品やコメントを削除してしまっているのです。
なぜいいねをした商品が削除されてしまっているのか?また、自分のコメントのみが削除されている理由とは?などについて詳しくご紹介していきたいと思います!
出品者が商品を削除した場合の考えられる理由とは?
せっかく「この商品欲しい!」と思っていいねをしたのに、後日いいねリストを見たら商品自体が消えている・・・
メルカリやラクマでそんな経験あると思います。
実はこれは出品者側のある理由により商品自体を削除してしまっている可能性があります。
①1つの商品を複数サイトで販売していて他サイトで売れてしまった
例えば私のように、1つの商品をメルカリ・ラクマ・ヤフオクといったように複数のサイトで併用出品している出品者がいます。
その場合、3ショップで販売していても商品は1つしかないため、メルカリで売れてしまえばラクマ・ヤフオクに出品しているその商品を一旦取り下げ・もしくは削除しなければいけません。
そのため、他ショップでその商品が売れて出品者が残りのサイトの商品を削除してしまえば、いいねをしたはずなのに商品が消えているということも起こってしまうのです。
②その商品を削除して再出品をしている
出品者が新しくその商品を再出品をして、古い商品(あなたがいいね!をした方の商品)を削除してしまったということも考えられます。
メルカリ・ラクマといったフリマアプリではトップページを開いた時に一番に表示される画面が「新着順」となります。
↑ラクマのトップページ
この画面はサイトの全ユーザーが見る画面になるため、このトップページに表示されたいがために再出品をする出品者はとても多いです。
また、メルカリでは商品を検索した際に表示される並び順が「新着順」となります。
(ラクマは「おすすめ順」で並びます)
そのため、メルカリでは新しく出品された商品がどんどん上に表示され、出品から時間が経った商品は新着商品に追いやれてしまい、下へ下へスクロールをし続けないと表示されないということにもなるため、出品者はなかなか売れない商品があれば再出品をして新着商品として再度販売をするのです。
再出品をすれば、出品者は古い商品は削除してしまう
メルカリやラクマでは一度出品した商品を再出品をする人が多いですが、その際、再出品をしたはいいものの、古い方の商品を削除しないと同じ商品を2つ販売していることになってしまいます。
もしどちらも売れてしまった場合、商品の在庫が1つしかなければ1人のユーザーには発送することができずキャンセルが発生してしまいます。
つまり、出品者が再出品をしたことで古い方の商品を削除している可能性があります。
その古い方の商品となってしまったのが、あなたがいいねをしていた商品なのでしょう。
また、その場合もう一度その商品を見たいとなれば、再度同じようにキーワードで検索して商品を辿るしか方法はありませんが、再出品されていれば再度その商品を見つけることはできるかもしれません。
③ただ単に出品者が販売するのをやめた
ただ単に出品者が、その商品を販売するのをやめたということも考えられます。
例えば、販売をしていたものの「やっぱり自分で今後も使いたい」となれば出品を取り下げるでしょうし、久しぶりに商品を確認したらシミや汚れがあった、商品が壊れていて販売できない状態だったという理由で出品を取り下げることもあるでしょう。
また、「なかなか売れないからもう捨てよう」と思って捨ててしまうことも考えられます。
他にも、長らくフリマアプリやオークションで売れなければずっと家に保管しておいても保管スペースの無駄なだけなので、なかなか売れない商品をメルカリアッテやジモティーを使って、近隣の人にあげて断捨離をするという出品者もいるでしょう。
そのため、特に大きな理由はないけど「ただ単にメルカリやラクマ、ヤフオクでの販売をやめた」という場合もあるのです。
商品は残っているのに自分のコメントだけが削除されている理由は?
上記で紹介した商品削除以外にも「商品自体は残っていていいねリストから辿れるのに、自分がしたコメントだけが削除されている」ということもあるでしょう。
そんな時は、下記の理由により出品者の判断でコメントを削除していることが考えられます。
①出品者が決めたルールに違反していた
出品者によっては独自のルールをプロフィールに記載している人がいます。
その独自ルールの内容で多いのは
・値引き交渉不可のため、値引きコメントがきても返信しません
・悪い評価が多い方とは取引しません
などです。
「予めプロフィールに書いているのにそれを読まずに値引きコメントや商品コメントをしてくるということは、削除してもいいよね?」と思ってコメントを見た瞬間、削除しているケースも考えられます。
ちなみに、メルカリ・ラクマでは独自ルールを勝手に設けることは禁止されていますが、これらのサイトでは事務局が定めていない独自ルールを設けて販売している出品者がとても多いです。
ですが、独自ルール自体は事務局では認められてはいないものの、独自ルールを設けていることに特にペナルティが課されるわけではないのです。
そのため「自分が設けた独自ルールを守らない人とは取引もしなければコメントのやりとりもしない」という考えの出品者もいるため、そんな理由からコメントを削除されてしまったのかもしれません。
②値引き交渉の額が限度を超えている
値引き交渉コメントをした際、もしかすると失礼に当たるくらいの値引き額を提示してしまったのかもしれません。
商品にもよりますが、私個人の中では値引き交渉として提示していい価格は販売価格の10〜15%オフくらいまでかな?と思っています。
ですが、中には10,000円で販売している商品に対して「3,000円にしてください!」「半額でどうでしょう?」と強気の値引き交渉をしてくるユーザーもいます。
そのような明らかに安すぎる値引きコメントが来ると、正直出品者としてはコメントの返信をする気にもなりません。
コメントの返信をする気にもならないような値引き額のコメントが来れば、出品者によっては返信をせずにそのままコメントを削除してしまうケースも考えられます。
値下げ交渉がウザいと思われないコツとマナーをご紹介!納得してもらえる値下げ交渉の額やコメントとは?
③言葉遣いや態度が幼稚・横柄だった
せっかくコメントを入れてもその内容・言葉遣い・態度が偉そうだったり幼稚であれば、出品者としてはコメントの返信をする気にもならないでしょう。
そんな場合はコメントの返信をするまでもなくコメントを削除されても仕方ありません。
言葉遣い次第で悪い評価がつく?文章次第ではブロックや通報も?
④プロフィールを見て取引したくないと思われてしまった
悪い評価が多くついてしまっていたり、プロフィールを見た感じ明らかに変人・取引したくないと思われてしまえば、コメントをしても返信されず削除されてしまうことも考えられるでしょう。
出品者からすれば、購入さえされなければ取引相手が選べる状況なのです。
そのため、来たコメントを削除する(返信をしない)ことで「あなたに売る気はありませんよ」と遠回しで伝えることもできるのです。
本来は一人一人にきちんとコメントを返信するのがマナーですが、中にはプロフィールや評価を見た上でコメントは削除(返信をしない)という出品者もいるのです。
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出品者にはなんかしらの理由があって商品・コメント削除をしている
以上が、いいねをした商品が削除されてしまっている理由・自分のコメントのみが削除されている理由についてでした!
削除されていることに気づいた時、「なんでせっかくいいねをしたのに削除するの?」「自分のコメントだけ消されている・・・」と思ってがっかりしてしまうと思いますが、実は出品者にも様々な理由や事情があって商品やコメントを削除しているのです。
もしかすると自分のコメントだけが削除されている理由については、自分のコメント内容・プロフィール内容に原因がある場合もありますので、もし思い当たる点がある場合は次回からコメント内容・プロフィール内容を見直した上でコメントをするようにしましょう。
気持ちよく取引するためには、「この人と取引したい」「しっかりコメントを返信して購入してもらいたい」と思われるようなユーザーになることも大事なのです。