メルカリを利用していると「商品を購入したけど支払いをするのを忘れていて支払期限が過ぎてしまった!」ということがたまにあります。
中には同じ日に複数の商品を購入したため、その商品を購入したこと自体忘れていたという方もいます。
また上では購入者側の視点ですが、出品者側からすると「相手が支払い期限を過ぎても代金を払ってくれない!」ということもあると思います。
果たしてメルカリの支払い期限がいつまでなのでしょうか?また、商品購入後に支払い期限が過ぎてしまった場合、取引はどうなるの?など、出品者・購入者別の対応方法についてご紹介します!
メルカリで支払い期限が過ぎてしまった!その場合は取引はどうなる?
メルカリでは、商品の支払い方法により後払いのものがあります。
後払い決済を選択すると、支払い期限が設けられその期限内に支払いをする必要があります。
メルカリで支払い期限が設けられる支払い方法とは?
メルカリで商品購入時にその場で決済できる支払い方法については、支払い期限が過ぎるというようなことは起こりません。
例えば、下記の支払い方法であれば購入時に決済が完了します。
・クレジットカード払い
・d払い
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて支払い
・メルカリポイントで全額支払う
・売上金で全額支払う
・メルペイ残高で全額支払う
・メルペイスマート払い
・チャージ払い
・Apple Pay支払い
また、上記以外の支払い方法は商品購入後に支払い手続きをする(後払い)となり、商品購入時には決済が完了しません。
つまり、取引上のステータスは「支払い待ち」の状態となり、出品者はまだ商品を発送できる段階ではないのです。
そんな後払いは下記が挙げられます。
・コンビニ支払い
(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート)
つまり、このコンビニ支払いのみ商品購入後に支払い期限が設けられ、購入者はその期限内に支払いをする必要があるのです。
メルカリの支払い期限はいつまで?
メルカリのコンビニ支払いの支払い期限は購入日から翌々日の24時までとなっています。
このように聞くといまいちピンと来ないかもしれませんが、購入から3日以内と覚えて良いでしょう。
支払い期限がすぎると自動で取引はキャンセルされる?
メルカリで支払い期限が過ぎてしまった場合、購入者からすると「ただ単に支払い期限が過ぎているのを忘れてた」という人もいれば、「仕事が忙しくて支払いに行く暇がなく、止むを得ず支払い期限が過ぎてしまった・・・」という人もいるでしょう。
そんな時、「支払い期限が過ぎた時点で取引は自動でキャンセルになってしまうのか?」と不安になってしまう購入者さんもいるかもしれませんが、メルカリでは支払期限が過ぎても自動でキャンセルとなることはありません。
支払い期限が過ぎても出品者・購入者間で話し合われていて、出品者が承諾していればそのまま支払いを待つこともできます。
メルカリで支払い期限を過ぎてしまった場合の対処法
ではメルカリで商品を購入したものの支払期限が過ぎてしまった場合、購入者・出品者共にどのように対応をすべきなのでしょうか?
購入者・出品者別に詳しくご紹介していきます。
購入者側の対応
基本的に、支払期限を過ぎた後に取引のキャンセルができるのは出品者側からだけとなります。
購入者からはキャンセルができないので、支払いの意思がなく取引をキャンセルしたいのであれば、出品者にその旨を連絡しましょう。
また、その時点でも商品が欲しいと思うなら「◎日までに必ず入金しますので、支払いをお待ちいただけますでしょうか?」と入金ができる日にちをすぐに連絡しましょう。
この連絡を早めにしなければ購入の意思がないと思われ、出品者側からキャンセルされてしまう可能性もあります。
また、出品者はずっと支払いを待ってくれている場合もあるので、早急に連絡を入れて早急に入金をしましょう。
商品購入後は支払い方法の変更はできない
ここで「コンビニに支払いに行く時間がないから支払い方法を変更したい!」と思う購入者さんもいるかもしれませんが、残念ながらメルカリでは商品購入後に、支払い方法を変更することはできません。
コンビニ・ATM支払いを選択した場合、コンビニ・ATMの選択肢内のみ支払い方法を変更することができますが、クレジットカード支払いへ、売上金支払いへなどの他の支払い方法には変更はできないため、コンビニ支払いを行うしか方法はありません。
出品者側の対応
支払い期限を過ぎた場合、その取引をキャンセルにするか、もう少し待ってみるかは出品者次第です。
この時点で出品側の取引画面上にキャンセルボタンが表示されるため、出品者から取引をキャンセルすることが可能です。
この場合、支払い期限までに支払いをしなかった購入者に過失があるため「もうこの人とは取引をしたくない」と思うのなら、キャンセル手続きをしても良いでしょう。
ですが購入者の中には「購入自体を忘れてしまって、支払い期限が過ぎたメールが事務局から来てやっと購入したことに気づいた」という人もいます。
また、仕事や育児が忙しくてなかなか支払いに行けなかったという人もいるのです。
そのため、支払い期限を過ぎたからといってすぐにキャンセルするよりも、購入者に一度連絡を入れて見ることがマナーです。
その際、下記の内容でメッセージを送ることをおすすめします。
こんにちは。
支払い期限が過ぎてしまっておりますが、いつ頃までにご入金をいただけますでしょうか?
具体的に日にちがわかれば教えていただけましたら幸いです。
なお、支払い日について●日までに連絡をいただけない、もしくはお支払いをいただけない場合は、この度の取引はキャンセルとさせていただきます。
勝手ではありますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
では、お手数ですが返信をお待ちしております。
このメッセージのポイントとしては、下記となります。
・「支払い期限が過ぎてますよ〜」と教えてあげる
・いつ頃までに支払いをしてくれるかを聞く
・具体的に支払日を教えてくれたらその日までは待つ
・期日までに返信・支払いをしてくれなければキャンセルをする
この中で特に大事なのは、「期日までに返信・支払いがなければキャンセルをします」と伝えることです。
「もしかしたら待っていれば購入者はいつか支払いをしてくれるかもしれない!」といつまでも待っていれば、それは時間の無駄です。
一度支払い期限が過ぎている購入者は必ずしも支払いをしてくれない可能性の方が高いので、改めて返信・支払い期日を決めることが大事です。
それでも連絡をくれない、購入者が◎日までと言ったのにその期限を過ぎても支払わない、などがあればその時は取引をキャンセルし、再出品をしましょう。
私の場合は返信・支払い期日を翌日にして後1日は待ってみるようにしていますが、それでも連絡がない、支払いがない場合はキャンセルをし、すぐに再出品をしています。
メルカリで再出品をするべき理由とは?頻度・やり方を詳しくご紹介!
購入者は悪気がない場合もあるので、優しく連絡を入れてみる
ここで注意なのは、支払い期限を過ぎたからといって横柄な態度で連絡を入れるのはやめましょう。
購入者の中には、購入したものの出張や残業が続き仕事が忙しくて振込に行けなかった、自分や子供の体調不良でメルカリどころじゃなかった、ただ単に支払い自体を忘れてしまっていた、という人もいますので、購入者に悪意がない場合もあります。
そんな時「支払い期限が過ぎていますよ?キャンセルでいいですか?」などと冷たくメッセージを送ってしまうと「あ!支払い忘れてた!・・・でもこの出品者感じ悪いからキャンセルでいいや」と思われてしまうこともあるのです。
支払い期限が過ぎたといってもまだ取引中です。
未払いの購入者に連絡を入れるときは喧嘩腰にならず、優しく連絡をしてあげましょう。
メルカリで支払い期限が過ぎたら購入者はすぐに支払いを・出品者は優しく連絡を
以上が、メルカリで商品購入後に支払い期限が過ぎてしまった場合の対処法についてでした!
最近のメルカリではクレジットカード決済、メルペイ決済が増えている中でも、まだまだコンビニ支払いをする購入者はいます。
そうすると「いつまで経っても購入者が支払い手続きをしてくれない」ということが出品者側に起きてしまう場合がありますが、そんな時は優しく連絡を入れることが大事です。
また、「いつ支払いますか?」だけではなくしっかり返信・支払い期日を決めて、その日までは待ってあげましょう。
それでも返信・支払いがなければその時はキャンセル・再出品をし、もう一度新たな購入者を探しましょう。