この記事では、下記のことについてまとめています。
● Yahooフリマのおてがる配送とは?
● おてがる配送で販売価格よりも送料が高くなった場合は?
● 送料後日請求・送料後日返金とは?
● 売上金から送料を引いたら赤字になる時の対処法
- 【Yahooフリマおてがる配送】送料の支払い方・請求の仕方は?
- おてがる配送で販売価格よりも送料が高くなった場合どうなる?
- Yahooフリマで出品するならYahoo!ウォレットへの登録は必須
- Yahooフリマで売上金よりも送料の方が高くなった時の対処法
【Yahooフリマおてがる配送】送料の支払い方・請求の仕方は?
Yahooフリマ(旧:PayPayフリマ)には、「おてがる配送」という独自の配送方法があります。
おてがる配送は下記の2種類、さらにはそこからそれぞれ配送方法を選ぶことができます。
【おてがる配送の種類】
● ヤマト運輸(ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便)
● 日本郵便(ゆうパケット・ゆうパック)
また、おてがる配送の特徴やメリットは下記となっています。
【おてがる配送の特徴】
● 宛名書き不要
● A4から170サイズまで、幅広い対応サイズ
● 取引ナビ(取引画面)上で荷物状況の確認が可能
● 配送中の荷物の紛失・破損の際は補償あり
● 近隣のコンビニ・ヤマト運輸営業所・郵便局から荷物を出せる
● Yahooフリマ落札者は荷物の店舗受取りが可能
● 匿名配送で送れる
おてがる配送の詳細は下記の記事でご紹介していますので、こちらもお読みください。
おてがる配送の送料は売上金から差し引かれる
Yahooフリマのおてがる配送の送料は、売上金から差し引かれるようになっています。
つまり、送料は発送場所で支払う必要はありません。
自動で売上金から差し引かれるため、出品者にとってはとても手軽に使える配送方法です。
おてがる配送は販売価格よりも送料が高くなることがある
そんなYahooフリマのおてがる配送は、送料が販売価格より高くなっても配送できてしまいます。
Yahooフリマの場合は300円から出品することができ、販売価格が300円であっても「おてがる配送」のどの配送方法を選択・利用することができてしまいます。
その結果、商品が売れた後に「販売価格より送料の方が高くなってしまった!赤字だ!」ということが起きてしまうのです。
また、送料は取引が完了したタイミングで確定するため、出品時に想定していた送料よりも高くなってしまうこともあります。
特に宅急便・ゆうパックの場合は、自分が事前に測ったサイズよりも上のサイズで送料が確定してしまうこともあるので注意です。
おてがる配送で販売価格よりも送料が高くなった場合どうなる?
このように販売価格よりも送料が上回ってしまった場合、Yahooフリマでは送料の差額または全額をYahoo!ウォレットに請求されるようになっています。
これを「送料後日請求」と言います。
また、それとは反対に送料を多く請求してしまった場合は、後日差額を返金されることもあります。
これを「送料後日返金」と言います。
この「送料後日請求」「送料後日返金」にについては、下記となっています。
送料後日請求分
商品代金から販売手数料・送料を差し引けなかった場合は、送料後日請求がされます。
送料後日請求になるケースは、このようなことが考えられます。
① 送料が販売利益より高くなった
② 送料の確定より前に取引が終了した
① 送料が販売利益より高くなった
販売価格から出品手数料を引いた金額よりも、送料が大きくなってしまった場合です。
この差額が「後日請求分」となります。
例)販売価格500円の商品を「おてがる配送(ヤマト運輸)」の宅急便(700円)での発送となった場合
※宅急便コンパクト(380円)での発送を予定していたが、配送会社の採寸により宅急便60サイズ(700円)に変更になった場合など
売上金 | 0円 |
販売価格 | 500円 |
販売手数料 | -25円 |
送料 | -700円 送料支払い済み:475円 送料後日請求分:225円 |
② 送料の確定より前に取引が終了した
連携の遅延などにより、送料の確定より前に取引が終了してしまうケースもあります。
その送料が差し引かれていない売上金を受け取った場合、送料の全額が「後日請求分」となります。
例)販売価格500円の商品を「おてがる配送(ヤマト運輸)」の宅急便コンパクト(380円)で発送。
送料の確定より前に取引が終了し、送料が差し引かれていない売上金を受け取った場合。
売上金 | 475円 |
販売価格 | 500円 |
販売手数料 | -25円 |
送料 | -380円 送料支払い済み:0円 送料後日請求分:380円 |
請求方法
「後日請求分」の支払いは、Yahoo!ウォレットに登録された支払い方法に請されます。
もしも請求金額の支払い確認できない場合は、Yahooフリマの利用が制限されることもあるので注意です。
送料後日返金分
荷物の計測サイズが間違っており、出品者に多く送料を請求してしまうケースもあります。
返金方法
Yahoo!ウォレットに登録している受取口座に返金されます。
Yahooフリマで出品するならYahoo!ウォレットへの登録は必須
もしもYahooフリマのおてがる配送を利用して売上金(販売価格)よりも送料が高くなってしまう場合、Yahoo!ウォレットで請求がされます。
また、それとは反対に多く送料を差し引かれていた場合も、Yahoo!ウォレットで返金がされます。
そのため、ペイペイフリマを利用するのであれば、必ずYahoo!ウォレットの登録は済ませましょう。
もしもYahoo!ウォレットでの請求ができない場合は、利用制限がかかるなどのペナルティを受けてしまうこともあります。
まだYahoo!ウォレットの登録が済んでいない場合は、下記から登録をしましょう。
\ Yahooフリマ出品者は必ず登録を! /
Yahoo!ウォレットの登録はこちらYahooフリマで売上金よりも送料の方が高くなった時の対処法
もしもYahooフリマで売上金よりも送料の方が高くなってしまった場合、出品者は下記のように対応しましょう。
1, 諦めてその配送方法で送る
一番良いのは、赤字でも諦めてその配送方法で送ることです。
商品購入後は、購入者は楽しみに商品の到着を待っています。
キャンセルをすれば悪い評価がつく可能性もあるため、今回は勉強代と思って赤字を諦め、通常通り商品を発送しましょう。
2, 取引を一度キャンセルして再購入してもらう
もしくは購入者に連絡をし、事情を説明しましょう。
そこで承諾をもらってから、一旦取引をキャンセルしてもらうのも手です。
その後、販売価格を買える(高くする)、もしくは送料の安い発送方法に変更した上で再出品をし、購入者に再購入をお願いしてもいいかもしれません。
ですが購入者からすれば、送料で赤字になってしまうのは出品者の都合でしかなく、いい顔はしません。
また、商品代金が高くなるのであれば、再購入はしてくれないでしょう。
この方法はあまりおすすめできませんが、大きく赤字なってしまう場合はこの方法をとってみましょう。
3, 出品前なら出品を取りやめることも大事
また、Yahooフリマに出品する前に商品代金よりも送料が高くなると分かれば、出品をしないということも大事です。
商品代金よりも送料が高くなれば後からYahooウォレットで請求されてしまうため、出品者としては痛手です。
ですが「赤字になるなら・・・」と商品を捨ててしまうのは非常にもったいないです。
そんな時は、送料無料で買取をしてくれる宅配買取業者に依頼することもおすすめです。
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Yahooフリマのおてがる配送は、場合によっては販売価格よりも送料の方が高くなることもあります。
出品者さんは「赤字にならないか?」をよく考えた上で販売価格をつけ、出品をするようにしてください。