メルカリで急ぎ発送希望のコメントが来た！問い合わせの対処法・返信例文

この記事では、下記のことについてまとめています。

● メルカリで急ぎ発送コメントが来ることも？

● 急ぎで発送してと言うユーザーは要注意な理由

● 急ぎ発送希望のコメントが来た時の対処法

● 急ぎユーザーがコメントなしに購入してきた場合は？

メルカリで急ぎで発送してとコメントが来た！実は要注意人物？
メルカリで急ぎ発送希望のコメントが来た時の対処法
メルカリで急ぎユーザーがコメントなしに購入してきた場合は？
- この返信メッセージのポイント
メルカリで急ぎ発送ユーザーのコメントは慎重に返信を！
メルカリ出品者さんにおすすめ情報・サイト

メルカリで急ぎで発送してとコメントが来た！実は要注意人物？

メルカリで商品を販売していると、下記のようなコメントが来ることがあります。

「購入希望ですが急いでいます！明日到着しますか？」

「なるべく早く欲しいのですが、いつの発送になりますか？」

メルカリの中には早めに到着して欲しい人もいるため、このような急ぎ発送を希望するコメントが来ることがあります。

ですがそんな「急いでいます！」というユーザーと取引をすると、トラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。

急いでいるユーザー＝トラブルになりやすいユーザー

結論から言うと、発送や到着を急いでいるユーザーと取引をするのは危険です。

その理由は、急いでいるユーザーはトラブルにつながる可能性が高いからです。

以前私が働いていたネット通販会社では、「急いでいるお客様＝慎重に対応しろ」と言われるくらい、クレームにつながりやすいお客様という認識でした。

なぜならネット通販では、商品のお届けが手渡しではなく配送のため、商品のお届けは早くて翌日ですが、遅ければ数日〜1週間程度かかってしまうものもあるからです。

ユーザーが住んでいる地域や配送方法によっては、翌日のお届けを約束できないこともあります。

また、最近では「ネット通販は早く届く」と思っているユーザーも多く、配送状況によってお届けが前後してしまうことを理解してくれない人もいます。

配送トラブルが起こる可能性はゼロではない

また、通販会社（出品者）が急いで商品を梱包し発送をしても、配送業者内でトラブルが起こり到着が遅れてしまうこともあります。

例えば、下記のようなトラブルが起こる可能性もゼロではありません。

【配送中に起こるトラブル例】

● 荷物の紛失

● 荷物の破損が起こり、確認のため配送が遅れる

● 仕分けミスで荷物が別の場所に行ってしまい配送が遅れる

● ドライバーがお届け先・ポスト投函先を間違えてしまう　など

出品者がどんなに発送を急いで行っても、配送業者内でこのようなことが起こることもあります。

そうなれば配送業者ではなく、出品者に購入者からのクレームが来ることもあります。

購入者からすれば「その荷物を発送したのも販売したのも出品者」という認識のため、「こんな配送業者を選んで利用したのはお前だろ！」と言われることもあります。

また、配送業者の手元に荷物が渡ってしまえば、出品者がお届けを急ぐこともできません。

つまり、購入者の手元に商品が無事到着するまでは、何が起こるかわからないのです。

これを理解した上で急ぎユーザーの対応をするように

以前の通販会社では翌日指定をした荷物でも「配送トラブルで届けられなかった」ということも、何度も経験してきました。

また、商品の到着を急いでいるお客様は、商品が希望の日時までに届くことを一番に考えています。

そのため、何かのトラブルで希望通りに到着ができなかった場合、100％の確率でクレームが入るか低評価レビューを書かれるかのどちらかでした。

そのくらいメルカリを含むネット通販では、急いでいるユーザーは慎重に対応しなければいけないのです。

メルカリで急ぎ発送希望のコメントが来た時の対処法

ではメルカリで発送を急いでいるユーザーからコメントが来たら、出品者はどのように対応すれば良いのでしょうか？

急ぎコメントが来た場合のおすすめの対処法を、パターン別にご紹介します。

確実に希望通りの到着ができる場合

商品の購入前に、「●日までに欲しいのですが到着可能ですか？」とユーザーからコメントが来ることがあります。

ユーザーが希望する日程までに荷物の到着が確実にできる場合は、購入を承諾しても良いでしょう。

返信例文

この場合は、下記のように返信をしてみましょう。

「コメントありがとうございます。

商品は【発送日】（本日・明日など）、【配送方法】（ゆうパックなど）にて発送予定です。

そのため●●県までのお届けは、◎日頃になるかと思います。

ですが配送状況により、お届け日が前後する可能性があることをご了承ください。

いずれにしましても、商品は【発送日】に発送させていただきます。

上記をご確認の上、ご了承いただけましたらご購入をお願いいたします。

よろしくお願いいたします。」

ここで大事なのが、下記の点を必ず記載することです。

【コメントに記載すべきこと】

● 発送日

● 配送方法

● お届け予定日

● 「お届けが前後する可能性がある」という注意書き

● 「内容を必ず確認した上で購入してください」と伝える

重要な情報はしっかり伝える

急いでいるユーザーにとっては、発送日・配送方法・お届け予定日は必ず知りたい情報です。

購入前に必ず伝えておき、それ以外の日に発送をしたり、別の配送方法は利用しないようにしましょう。

注意書きもした上で、最後はユーザーに購入を決めてもらう

また、配送中に何が起こるかわからないため、確実に希望日までのお届けができないこともあります。

そのため「お届けが前後する可能性がある」という文言は、必ず入れておきましょう。

さらには「内容を必ず確認した上で、ご自身の判断で購入してくださいね」と最後に伝えることも大切です。

「絶対に大丈夫です！その日までに届きます！」などとは伝えず、最後はユーザーに購入をするかしないかの判断を委ねましょう。

希望日に間に合いそうだけど到着に時間がかかる配送方法の場合

到着に時間のかかる配送方法を利用する場合、ユーザーの希望日までの到着に間に合うかがわかりません。

例えば下記のような配送方法の場合は、発送から到着までに日数がかかります。

【お届けまでに時間のかかる配送方法】

● 定形郵便

● 定形外郵便

● クリックポスト

● ゆうパケット　など

上記の配送方法で発送予定の場合は、長ければ一週間くらい到着に時間がかかることもあります。

これらの配送方法は「◎日までのお届けができます」と言わずに、配送方法の変更等を提案してみることもおすすめです。

返信例文

この場合は、下記のように返信をしてみましょう。

「コメントありがとうございます。

商品は【発送日】（本日・明日など）、【配送方法】（ゆうパケットなど）にて発送予定です。

ただしこちらの配送方法の場合、発送から到着までに1週間程度かかることがあります。

そのため、確実なお届け日がわかりかねます。

つきましては、お届けの早い「ゆうパック」へ変更をすることも可能です。

その場合は＋●●●円を上乗せさせていただいた上で、変更をさせていただきます。

上記をご確認の上、配送方法の変更をする場合は購入前にご連絡をお願いいたします。

よろしくお願いいたします。」

この場合は、配送の早い宅配便（ヤマト宅急便・ゆうパック）などで発送することがおすすめです。

ですが送料が高くなってしまうため、その場合は送料の差額を上乗せした金額へ販売価格を変更するのが良いでしょう。

ユーザーが確実に希望日までに到着して欲しいと思っている場合、送料の差額を払ってでも宅配便をお願いするケースもあります。

一度、配送方法の変更をするかどうかを聞いてみるのもおすすめです。

配送方法の変更をしなくて良いと言われた場合

上の返信例文のように聞いてみたところ、ユーザーから「配送方法の変更をしなくて良いので送ってください」と言われることもあります。

その場合は下記のように伝えた上で、ゆうパケットなどの配送方法で発送をするようにしましょう。

ご返信ありがとうございます。

ご連絡いただきました通り、今回の配送方法は【ゆうパケット】にて承らせていただきます。

ただし事前にお伝えの通り、ゆうパケットは発送からお届けまでに1週間程度、もしくはそれ以上かかるケースもございます。

もしもご希望の日程までの到着ができなかった場合、こちらは責任が取れませんことをご了承ください。

それでは商品の発送までお待ちくださいませ。

よろしくお願いいたします。

この場合は、「希望通り配送方法の変更はしないけど、希望日までに届かなくてもこちらは何も責任は取れません」ということを、念を押して伝えることが大切です。

もしもお届けまでに時間がかかった場合でも、クレームを防止するためにこのように最後に伝えておくことが重要です。

確実に希望日までの到着が無理・自信がない場合

中には「明日の午前中までに欲しい！」などと無理な要求をしてくるユーザーもいます。

その場合は、しっかりお断りをしましょう。

最短で発送をしても、その後のお届け状況は配送業者にしかわからないことです。

また、購入された後に色々言われると面倒なので、この場合ははっきり断りましょう。

返信例文

この場合は、下記のように返信をしてみましょう。

「コメントありがとうございます。

調べてみたところゆうパックでは、●●県から●●県までのお届けの場合は翌日到着ができないようです。

ご希望に添えず申し訳ありませんが、何卒ご理解くださいませ。

日時指定なしでよろしければ、●時までのご購入で最短の本日発送を致します。

ご検討くださいませ。」

「コメントありがとうございます。

明日の到着をご希望とのことですが、発送からお届けまでに数日かかってしまう配送方法を利用致します。

そのため、明日のお届けは難しい状況です。

申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。」

「コメントありがとうございます。

明日午前中の到着をご希望とのことですが、日時指定のできない発送方法を利用予定です。

そのためお届けに関して、確実なお約束ができかねてしまいます。

申し訳ありません。

お届け日の指定なしでよろしければ、ご購入をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。」

クレームを防ぐためにも、お届けの約束ができない場合ははっきりお断りした方が良いです。

急いでいるユーザーの場合、本当に到着にシビアです。

少しでも荷物の到着が遅れれば、怒りのクレームや悪い評価が来ることもあります。

出品者も希望の日時までの到着は約束できませんし、約束してしまえば何が何でも最後まで荷物を見張らなければいけません。

もし到着できなかった時のリスクもしっかり考えて、返信をするようにしましょう。

メルカリで急ぎユーザーがコメントなしに購入してきた場合は？

急いでいるユーザーの大半は、購入前に希望日までの到着が可能かどうかをコメント欄で質問をしてきます。

ですが中には、いきなり商品を購入して支払いが済んでから「急いでいます！今日中の発送は可能ですか？」などと聞いてくる人もいます。

そんな時、出品者からすれば「購入前に言ってよ・・・」と思ってしまいます。

ですがこの場合は、下記のようにメッセージを送った上で発送をしてしまうことがおすすめです。

【例】

● ゆうパケットでの発送の商品

● 購入後に「明日の到着でお願いします」と連絡が来た

「この度はご購入いただきありがとうございます。

申し訳ありませんがこちらの商品は、送料込み・ゆうパケットでの発送の商品となっています。

ゆうパケットは郵便と同じ扱いの配送方法のため、発送からお届けまでに数日〜1週間程度かかる場合があります。

つきましては、配送状況によってはご希望に添えない場合がございます。

予めご了承ください。

なお、商品は今日中に発送をさせていただきます。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。」

まずは購入のお礼をした上で、希望通りに到着ができない場合があることを説明しましょう。

本来なら事前に要望や質問があれば、購入前にするのがメルカリのマナーです。

また、メルカリのルール上、原則購入後のキャンセルはできません。

そのため、購入後に質問をしてその答えが自分の希望ではなかった場合でも、取引は継続しなければいけません。

出品者にとっては、あとは商品の発送さえして評価を付け合えば取引は終わります。

ここは丁重にお届け日のお断りを入れた上で、丁寧にメッセージを返し商品を発送するようにしましょう。