先日ラクマであった横取りをされた話をしたいと思います。
このブログでも横取りについては別の記事で解説していますが、その記事では実際に自分が横取りされたという話ではなく、横取りの意味や防止策についての解説でした。
「商品の横取り」が起きたら?そもそも横取りとは何?出品者・購入者の対応&横取り防止の対策とは?
つい最近立て続けに2回商品の横取りをされた私ですが、それまではまさか自分が横取りされるなんて思ってもなかったし、「こんな簡単に横取りされるんだ!?」と思った経験がついこの間ありましたので、紹介していきたいと思います。
- まず「商品の横取り」とは?
- 値下げ交渉をして子供のオムツを替えてたら…
- 横取りされた理由にはラクマのいいね機能が関係している?
- 実際にいた!横取りの取引をキャンセルしてくれる出品者もいる
- だけどマナー上、商品の横取りはしないように。
まず「商品の横取り」とは?
まず「商品の横取りがわからない」という方向けに、メルカリやラクマで稀に起こる「商品の横取り」について解説していきます。
商品の横取りとは、コメントなどで購入者が決まりそうなのに、他のユーザーがその購入者になりそうな人よりも先に購入してしまうことです。
例えば、下記のようなことが挙げられます。
①専用ページでの横取り
商品ページのコメント欄で専用ページを作成してもらうようにお願いしたところ、出品者が自分専用の商品ページを作成してくれた。(もしくは専用ページとして編集してくれた)
しかしその専用ページで買おうとしたら別のユーザーに購入されてしまった。
②値下げ交渉後の横取り
値下げ交渉をしたら出品者が快く引き受けてくれて、出品者が値段を下げてくれた。
その変更後の価格で購入しようとしたら、別のユーザーに購入されてしまった。
どちらの横取りのケースも実は違反にはならないのでやる人は多い
どちらのケースも、「私が買います!」と出品者に意思表示をしそれを了承してもらいあとは購入するだけという段階です。
ですが、そのタイミングを見計らって横取りで購入してしまうユーザーもいるのです。
このような場合、確かに商品を購入しようとしていて、買う前提でコメントのやり取りをして後は購入するだけという段階なので、商品の横取りと言えば横取りです。
でも実際は、フリマアプリでは早く購入したもの勝ちなので横取りではないと言えば横取りではないのです。
ですが、専用ページでの横取りの場合も値下げ交渉後の横取りの場合も、出品者が専用ページまで作成、もしくは値段を変更までしたのに、全く関係のない別のユーザーがそのページで購入するのはおかしな話です。
コメント欄でもう購入者が決まりそうなら、他のユーザーは遠慮をしてその商品の購入を諦めるというのがマナーですが、残念なことに中には「まだ交渉中だし購入したわけではないから買っちゃえ!」とタイミングを見計らってその商品を購入してしまうユーザーもいるのです。
値下げ交渉をして子供のオムツを替えてたら…
先日実際に、私も購入者側としてラクマで商品の横取りを経験しました。
ラクマで欲しいブランド子供服があり、その商品は3000円で販売されていて、いいね!が8件ほどついていました。
この価格で買ってもいいけどダメ元で聞いてみようかなと思い、「初めまして。もし可能でしたら2500円にならないでしょうか?」とコメントをしてみました。
すると10分後くらいに
「いいですよ!では2500円に変更してもよろしいでしょうか?」
と返信をいただいたので
「お願いします!すぐに購入します!」
とコメントをし、子供のオムツを替えて待っていました。
そしてオムツを取り替え、「さあ買うか。価格変更してくれたかなー?」と思いラクマのアプリを開き商品ページを見ると…
SOLD OUT
え!!!????
なんで!?私まだ買ってないよ!?
まさか…
と思い見てみると、商品の価格は確かに2500円に変更されていて、他のユーザーが2500円になった上で商品を購入していたのです・・・
つまり、私が値下げ交渉をして価格を3000円から2500円へ下げたのに、それをいい事に何もコメントもせずにただ見ていただけの他のユーザーが、出品者が価格を変更した瞬間に私よりも早く購入したということなのです。
ええええ!?!?
この人ズルくない!?
値下げ交渉したの私だけど!
というか子供のオムツ替えてたたった3分くらいの間に横取りするってなんなの!?
とめちゃくちゃムカつきました。
めっちゃ欲しい商品だったからものすごく悔しかったです・・・
結局は値下げ交渉後だろうが専用ページだろうが早く購入した人の勝ち
このラクマで横取りされてしまった商品は、残念ながら私が子供のオムツを取り替えてた間に購入したユーザーの元へ渡ったようです。
でも仕方ない。
フリマアプリは早い者勝ちだから。
他のユーザーが値下げ交渉した後だろうが、出品者がわざわざ別に作った専用ページだろうが、早く購入ボタンを押したもの勝ちなのがフリマアプリなのです。
出品者も「この人思いっきり横取りして買ったな…」と思っても、購入されてしまったなら仕方なく取引をするでしょう。
この横取り事件は、横取りしたユーザー(購入者)が誰だかは出品者以外にはわからないですし、特定する方法もないので(別に特定しようとは思いませんが)諦めるしかないのです。
横取りされた理由にはラクマのいいね機能が関係している?
ではなぜ今回、値下げ交渉をした後に別のユーザーに横取りをされてしまったのでしょうか?
考えられる理由としては、ラクマのいいね!機能にあると思われます。
ラクマではいいね!をした人に対して、その後出品者が価格を下げると「◎◎◎(商品名)が◎◎円から◎◎円へ変更されました」と通知がされます。
それは値下げ交渉をしたユーザーだけでなく、その商品に対していいね!をしているユーザー全員に通知がされるのです。
つまり、事前にその商品にいいね!をしていて、「もう少し価格が下がってから買おうかな~」と思っていたユーザーがいた場合、「◎◎◎(商品名)が◎◎円から◎◎円へ変更されました」と通知が入れば、すぐに他のユーザー達が購入してしまう可能性があるということです。
たとえそれが事前に別のユーザーが値下げ交渉をしていたとしても、その通知がいいね!をしているユーザー全員に渡っているのもあり、誰でもすぐに横取りできてしまうのです。
メルカリとラクマのいいね!をした人への通知とは?
メルカリやラクマで商品にいいね!をした人に対しては、下記のように通知がいくようになっています。
メルカリ
通知対象:いいね!をしているユーザー全員
通知の内容:
①10%以上の値下げがあった場合
②コメントが入った場合
ラクマ
通知対象:いいね!をしているユーザー全員
通知の内容:商品を100円以上値下げした場合
現在のところ、メルカリは10%以上の値段変更があった場合と、商品に対してコメントが入った場合に通知がされるようになっていますが、ラクマは100円以上値下げした場合のみ通知が入るようになっています。
つまり、メルカリでは値段交渉をしているコメントもいいね!をしているユーザー全員に通知が入りますが、ラクマの場合は値段交渉をしているコメントはいいね!をしているユーザーには一切通知が入らず、値段変更をした時だけ通知が入るのです。
よって、ラクマでは値段変更の通知だけを見て「安くなった!買おう!」と購入した結果、実は他のユーザーが値下げ交渉をしていて知らず知らずのうちに商品の横取りをしてしまっていた、ということも起こりうるのです。
自分の気付かないうちに横取りをしないためにも、ラクマの場合は値段交渉中のコメントはいいね!をしたユーザーには通知が入らないため、もし「◎◎(商品)の値段が下がりました!」と通知が入っても、値段交渉をしていたユーザーがいないかを一度確認するのがいいでしょう。
実際にいた!横取りの取引をキャンセルしてくれる出品者もいる
実は以前、また別の商品に対してメルカリで横取りをされたことがあります。
この商品の場合も私が値下げ交渉をしたにも関わらず、出品者が値下げをした瞬間に別のユーザーに買われたことがあります。
「えーーー!他のユーザーに取られた!欲しかったのに…」と思ってへこんでいましたが、なんと出品者がその横取りをしたユーザーの取引をキャンセルして再販売をしたのです。
そしてその商品ページのコメント欄で
「◎◎様(私)
先ほどの取引はキャンセルいたしましたので、よろしければご購入ください」
とコメントを下さったことがあります。
もちろんまだ欲しい商品だったので「では購入させていただきます!」と購入させてもらいました。
中にはわざわざ取引をキャンセルして、コメントのやり取りをしていたユーザーを優先してくれる出品者もいるのです。
本当にありがたかったです。
ですが「購入してもらえたなら横取りした人だとしても別に気にしない」という出品者も多いので、横取りが起きて元のコメントでやり取りをしていたユーザーを優先してくれるケースは、私の経験上稀かもしれません。
だけどマナー上、商品の横取りはしないように。
以上が私が体験した商品の横取りについての話でした!
商品によっては一つの商品に対して「欲しい!」というユーザーがたくさんいれば、商品の横取りが起きても仕方はありません。
メルカリやラクマといったフリマアプリでは早い者勝ちなので、一つの商品に対して争奪戦になることはよくあるのです。
ですが、基本的には自分以外のユーザーが値引き交渉をして値下げしてもらっていたなら購入を控えるべきですし、他のユーザーの専用ページを無断で購入するのも良くないでしょう。
これらはメルカリ、ラクマの規約違反ではありませんが、横取りをされてしまったユーザーも不快な思いをしますし、出品者に対しても印象は良くないです。
もし自分以外のユーザーが値下げ交渉やコメントのやり取り中に、その商品をどうしても欲しくなってしまった場合は、購入しても良いかを念のためコメントするのが良いでしょう。
気持ちよく取引をするためにも、商品の横取りは控えるようにしましょう!