ヤフオクでは利用の際に年齢制限があり、さらに商品のカテゴリーにより年齢制限があるものがあります。
この年齢制限が設けられている商品は、その年齢に達していないと入札・落札・値段交渉をすることができません。
一体それはどんな商品カテゴリーなのか?その年齢制限は何歳までが対象なのか?制限の内容とは?などについて詳しく解説していきます。
ヤフオクを利用するには年齢制限がある
ヤフオクを利用するにあたり年齢制限が設けられています。
まずヤフオクは、高校就学が可能となる満15歳以上で利用することができます。
中学生は利用はできません。
また未成年の場合、年齢によって機能が制限されます。
成人(20歳)以上
年齢による制限はなく、ヤフオクの全ての機能を利用できます。
※オークション出品など、利用する機能によって登録が必要な場合があります。
18歳以上20歳未満
この年齢の場合は出品・入札は可能ですが、保護者などの法定代理人の同意を得てから利用する必要があります。
また、「食品、飲料 > 飲料 > アルコール」のカテゴリには入札できません。
15歳以上18歳未満(中学生は不可)
この年齢の場合は、満15歳であっても中学生の場合は当てはまりません。
4月2日より年度が変更となるため、高校生になる歳の4月2日から利用できます。
出品はできず入札のみ利用可能ですが、入札にあたり下記の制限が設けられます。
①保護者の同意が必要
18歳以上20歳未満と同じで、入札する時は保護者などの法定代理人の同意を得てから利用する必要があります。
②入札できないカテゴリーがある
15歳以上18歳未満の場合は、下記のカテゴリには入札できません。
自動車、オートバイ > 中古車・新車
自動車、オートバイ > トラック、ダンプ、建設機械 > 車体
自動車、オートバイ > バス > 車体
自動車、オートバイ > キャンピングカー(車体)
自動車、オートバイ > 部品取り車
花、園芸 > 農業 > 農業機械 > コンバイン > 車体
花、園芸 > 農業 > 農業機械 > トラクター > 車体
スポーツ、レジャー > キャンプ、アウトドア用品 > ナイフ
ホビー、カルチャー > ミリタリー > トイガン
食品、飲料 > 飲料 > アルコール
その他 > アダルト
※アダルトカテゴリは表示自体ができません。
これに関しては全て当たり前の話ですね。
未成年、ましてや15歳以上18歳未満向けに販売するものではなありませんので、これらは入札不可となっています。
③入札・落札に金額の制限がある
1か月(1日~月末日)に5万円まで入札できます。
これを超えると入札はできませんのご注意ください。
<上限についての注意点>
入札した金額について
入札した金額は入札した時点で「今月のご利用可能金額」から引かれ、落札できた場合は、実際の落札額に更新されます。
落札できなかった場合
落札できなかった場合(または価格交渉不成立の場合)は、オークション終了から一定時間が経過すると入札した金額が「今月のご利用可能金額」に加算され、その分がまた利用できるようになります。
また、落札できなかったあとに繰り上がって落札者候補となった場合、同意した時点で「今月のご利用可能金額」から引かれます。
その際に上限を超えていた場合は同意できませんので、その場合は必ず「この商品の落札を拒否」のボタンを押ましょう。
※ただし、下記の場合は「今月のご利用可能金額」から引かれたままになります。
・出品者があなたの入札を取り消した
・出品者がオークションを取り消し(キャンセル)した
・落札できたあとに出品者が落札者を削除した
・利用規約やガイドライン違反により、Yahoo! JAPANがオークションを削除した
「今月のご利用可能金額」の確認方法
15歳以上18歳未満の場合、今月あといくら入札できるかが気になりますよね。
それはヤフオクのマイオークションで確認が可能で、画面右側のプロフィール欄の下に表示される「今月のご利用可能金額」を確認しましょう。
ヤフオクで年齢を偽って登録してもバレない?
未成年の方は上の制限内容を知ると「年齢制限が設けられていて煩わしい!」「早く普通にヤフオクを利用したいのに!」と思うかもしれません。
その場合「年齢を偽って20歳以上で登録したらバレないかな?」という考えが頭をよぎるかもしれませんが、偽った年齢の登録はできませんしすぐにバレます。
その理由は、ヤフオクではYahoo!JAPAN IDの登録が必要となり、その登録では本人確認を要求されます。
その際、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの身分証明証の提示が必要となるからです。
これらの身分証明証を提示しないとヤフオクの利用はできませんので、年齢を偽って登録したところでヤフオクの利用までにはいかないでしょう。
未成年の方は今は「早く使いたい!」と思うかもしれませんが、いずれ数年経てば利用できますし、その頃にはヤフオクが今よりもさらに使いやすくなっている可能性もあるので、それを心待ちにしていましょう。
なぜヤフオクにはこんなにも年齢制限があるの?
未成年の方が思うのは「なぜヤフオクはこんなにも年齢制限を設けるのか?」ということですよね。
私がヤフオクやメルカリ、ラクマといった販売サイトを利用したのは成人してからですが、「これが学生時代に知っていてもっと早く始めていたらお小遣い稼ぎもできたし、安くいろんなものを買えたのにな~」と思った時期もありました。
ですが、ヤフオク、ラクマ、メルカリなどで2000件近く取引をしてきた私が今思うことは、「未成年の時にこれらのサイトを使わなくてよかった・・・」ということです。
なぜならやはりこれらの個人間で簡単に販売ができるサイトは、一歩間違えると様々なトラブルにも発展します。
その際、「未成年の頃の私がきちんと対応できていたのか?」と考えると、恐らくできていません。
未成年の方は、果たして自分がこれをしっかり理解した上でヤフオクを利用しているかを考える必要があると思います。
1, 個人情報を教えて取引をするリスクを考える
個人情報を教えることにはやはり様々な危険性があります。
もし取引中に相手の怒らせてしまうと、人によっては嫌がらせや仕返しをしてくる可能性だってあります。
そんな時に個人情報を教えているとやはり怖いですよね。
これは未成年に限らずで成人していてもやはり個人情報を教えることへの不安はありますが、やはりまだ学生、未成年であれば危険なことに繋がる可能性があることには参加がしないのが一番です。
2, 丁寧な言葉遣いでメッセージを返せるか
ヤフオクの年齢層はメルカリやラクマよりも高めだと言われています。
私がヤフオクを利用している感覚でも、落ち着いた年齢層高めの方が多い印象です。
そんな自分よりも明らかに年上、さらに自分の親と同じくらいの年齢の人と取引をする際、メッセージ上の言葉遣いができていないと「ん?」と思われます。
相手は社会に出ている大人ですので、文章を読んだだけで相手が大人か子供かくらいの判断はつきます。
お金が絡む取引だからこそ、相手も安心できる取引相手と取引をしたいものです。
3, 梱包が汚いと悪い評価にも繋がる
梱包の綺麗さ、汚さは年齢に関係なく、大人でも汚い人は汚いですし、綺麗な人は綺麗です。
ですが売れた商品を発送する際、綺麗な梱包をするためにもいくつか梱包用品を揃えておくことをおすすめします。
汚い梱包は落札者をがっかりさせます。
その際、梱包資材を揃えるのにはやはりお金がかかりますし、綺麗な梱包ができていないと悪い評価やクレームで返ってくることもあります。
4, 相手が子供だと気づけば何を要求されるかわからない
取引相手が自分のことを子供だと気づけば、何を要求してくるかはわからないですし、いきなり横柄な態度に出てくる可能性もあります。
特に若い女性だと分かればどんな対応をしてくるかわかりません。
自分と何十個も年の離れた相手と取引をすることを考えた上で、利用をするべきでしょう。
5, クレームが発生した時に落ち着いて対応ができるか
ヤフオクでは少なからずクレームが発生してしまうことがあります。
例えば発送した商品が壊れていた、商品ページと商品に異なるところがあるなど理由は様々です。
取引完了後の返品・返金作業はとても面倒臭いですし、クレームが来るとやはりストレスです。
そんな時相手の意図を汲みとり落ち着いて対応はできますか?
いろんなユーザーに対してそれぞれに対応ができるか、ということがヤフオクを利用する上で大事になります。
6, お金が絡む取引には危険がいっぱい
ヤフオクに限らず、メルカリやラクマといった個人間取引のサイトはお金が絡むので何かあるととても面倒です。
上でもご紹介した通り、商品の返品や返金になった場合に金額を間違えずに返金をしてあげられるか、またその際自分の銀行口座を相手に教えるリスクもあります。
さらに18歳未満は入札の上限があるように「自分の中できちんとやりくりをして買い物ができるか」など、一歩間違えるとお金が絡んだトラブルも起こる可能性はあるのです。
7, やはり安心できる相手と取引がしたい
未成年の方がヤフオク商品を落札したとして、メッセージのやりとり等で明らかに未成年だと相手が気づいたとします。
そんな時、出品者が思うのは「相手は子供かぁ・・・」というがっかり感は少なからずあるでしょう。
未成年と取引をする際、何か問題があれば成人している相手が責められることだってあります。
また、社会のルールを知らない未成年のユーザーが好き勝手に取引をすれば、やはり相手だって不安を覚えますし、できれば安心のできる相手と取引がしたいのが本音です。
「未成年である=相手が不安になる」というのはどうしても拭えない事実ですので、20歳以上の相手と取引したいと思うのは自然なことなのです。
年齢制限があるのは社会から守ってもらえているということ!
以上が、ヤフオクの年齢制限についてでした。
未成年の方からすれば年齢制限が煩わしいと感じると思いますが、つまり年齢制限がある=守ってもらえているということです。
これはヤフオクに限らず、日本の法律でもやはり未成年はいろんな面で守られています。
これと同じことだと言えます。
顔の見えない相手と取引をすると危険な面がたくさんあります。
そんな時、トラブルに繋がりそうなことを事務局が早めに制限をかけることでそのトラブルを防止してくれているのです。
成人すれば全てのヤフオクの機能も使えますが、何かトラブルがあれば事務局は守ってくれません。
私も事務局に頼ったこともありますが、特にヤフオク事務局はトラブル対応にさっぱりしている印象です。
20歳以上の場合は全てにおいて自己責任になるからです。
また、私が今まで経験してきたヤフオクでのトラブルなどを踏まえると、やはり未成年の頃にヤフオクを始めていなくてよかったなと思います。
上で挙げたような危険性を踏まえた上で、しっかり取引ができていたかが不安になります。
ヤフオクでは15歳以上からは利用はできますが、ヤフオクにはいろんなユーザーもいて顔が見えないからこそ悪い人もいます。
私個人としてはそんな相手とも取引してもしっかり対応が出来るよう、ぜひ20歳になってから利用して欲しいところです。
ですがそれでも早くヤフオクを始めたいという方は、制限が設けられていることをしっかり守った上で、さらに保護者に同意を得た上で利用するようにしましょう。
ヤフオクユーザーは「オークファン」も使うのがおすすめ
ヤフオクで出品・入札(落札)する場合は、「オークファン」というサイトを一緒に使うことがおすすめです。
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