2018年5月31日に「メルカリアッテ」がサービス終了しました。
メルカリアッテはフリマアプリ「メルカリ」の姉妹アプリで、400万ダウンロードも突破し人気のアプリと思われていました。
ですが、サービス開始から約2年で終了が決定してしまいました。
この記事では、メルカリアッテの下記のことについてまとめています。
● メルカリアッテとはどんなアプリ?
● メルカリアッテが2年で終了した理由
● メルカリアッテで事件や闇バイトも?
● メルカリアッテに代わりになるアプリ
メルカリアッテとはどんなアプリ?ジモティーに似てる?
メルカリアッテとは、株式会社ソウゾウが運営する「実際に会って取引をするコミュニティアプリ」です。
地域を選択することができるため、売りたいものがあれば近所の人と直接会って取引ができました。
フリマアプリのメルカリでは、販売手数料として販売価格の10%が差し引かれてしまいます。
一方メルカリアッテでは、販売手数料も利用料も全て無料でした。
そのため、フリマアプリの「メルカリ」と併用して利用するユーザーさんも多かったようです。
メルカリアッテではこんなものも取引できる
また、メルカリアッテでは商品の販売以外にも、下記のような取引も可能でした。
● 近所のユーザーに無料で物を譲る
● 習い事や求人の募集
● カットモデルの募集
地域に密着したサービスだからこそ、フリマアプリのメルカリとは異なったサービスが充実していました。
このような特徴から、「地元に密着した掲示板アプリ『ジモティー』の代わりにもなるのでは?」と言われていました。
【闇】メルカリアッテが2年で終了した理由は?事件もあった?
そんなメルカリアッテは、サービス開始から2年足らずで終了となりました。
メルカリアッテの公式サイトやアプリを見ても、「2018年5月31日をもってメルカリアッテのサービス提供を終了します」としか書いていません。
詳しい閉鎖の理由が書かれていないのです。
ですが、噂では「メルカリアッテはトラブルが多かったからでは?」と言われています。
メルカリアッテは、アプリ内で出会った人と直接会って物やサービスの売買できるアプリです。
これには、利用する前からトラブルの匂いがしてしまうのも仕方ありません。
トラブルや事件になりかねない例
実際にメルカリアッテを利用した私の友人の中に、下記のようなことを経験した人がいます。
「取引相手と会う当日になって急に連絡が取れなくなった」
「こちらは女性一人なのに、相手は男3人で来て怖かった」
「取引して帰ろうとした時に、ご飯に誘われた」
これは女性にとっては怖いですよね。
やはり直接知らない人と会って取引するのには、たくさんのリスクがあります。
闇バイト?メルカリアッテで事件にも?
他にもネット上には、メルカリアッテでこのようなトラブルや事件を経験した人もいました。
「【拡散希望】今日暇やったから前々から気になってたメルカリアッテにあった時給4万円のバイトに潜入してみました。
注意喚起のレポなんで拡散希望っす。
始まりはこの案件だったよ。
2時間ほどの作業で日当3万円っていう魅力的な条件だったよ。
前日の急なキャンセルも大丈夫って事だったから応募してみたよ。(中略)
大まかな流れを説明すると指定のショップで携帯を特定のキャンペーンで二台購入した後SIMカードを抜いて本体を先方に渡して後日解約する流れだよ。
このシステムの要は特典で得られる商品券45000円分で、ここから相手の詐欺会社が手数料で10kギッて残りが俺の報酬になる仕組みだよ。
購入費用がおよそ一台あたり4万でそれが二台で8万、解約費用が2万×2台で4万、トータルで俺がローン契約で払うと仮定する額面はおよそ12万ほどで、それは後日振込みで向こうが全て負担すると言ってたよ。
多分ここ、泣き寝入りポイントです。
多分この後日振込の段階で相手と連絡がつかなくなるんだろうなと、この時点で悟りました。
ここで怖いと思ったのが向こうもこの弱点を知った上で、話の中頃くらいで【報酬の4万が入っている封筒を俺の目の前に置いて】話を進めたよ。現ナマを見せてこの弱点から目をそらさせるためだね。
名刺の段階でやましい事あるんやねってのがわかってたから質問する気もなかったけど最後に1つだけ聞いたよ。
「正直あなたのことを信用できてない。でも長い付き合いにしたいからもし良ければあなたが今手に持っているiPhoneの電話番号を教えてもらえないか」と。
教えてもらった番号に目の前のその場で電話かけたよ。
鳴らなかったよ。
あのまま僕が契約して端金の4万を受け取った後の未来は、多分違約金の負担のやりとりの段階で最初は何度か対応するんだけど、いつの間にかLINE消えてて電話も出なくて存在しない12万の携帯機器の違約金を抱えて泣き寝入りだったよ。
ほんまにこわいね。」
引用:https://twitter.com/nzm_abracadabra
メルカリアッテの投稿の中には、闇バイトのようなものもあったようです。
事務局の負担・利益を考えて終了?
このような危険性・事件性の高い闇投稿もあったメルカリアッテ。
そんなこともあって当時のメルカリアッテ事務局では、危険な投稿がないかを24時間体制で見守っていたそうです。
それくらい、トラブルにつながりそうな投稿が多かったのかもしれません。
さらにメルカリアッテ自体は手数料無料なので、メルカリアッテを運営してもそれほどの利益があったとは思えません。
ユーザー同士のトラブルが起こりやすい環境を提供してしまっている上に、メルカリ事務局側も24時間体制で人員を使わなければいけない。
その結果、メルカリアッテが閉鎖になってしまうのも頷けます。
メルカリアッテに代わりになるアプリはある?
今回のメルカリアッテの閉鎖の理由は、事務局が公表していないためあくまで憶測でしかありません。
ですが、やはり取引相手と直接会って取引をするのは、トラブルにつながりやすいのは事実です。
それでも家が近い人同士で簡単に会って物やサービスの売買ができるため、「メルカリアッテのようなアプリが欲しい」と思う人もいるかもしれません。
そのような人は「ジモティー」のアプリを使ってみるのもおすすめです。
ジモティー
上でもご紹介した通り、ジモティーもメルカリアッテと同じように、直接取引相手と会って取引をすることを目的としたアプリです。
ですがジモティーもメルカリアッテと同様、直接会って取引をするため危険度は断然高いです。
ただしジモティーでは、投稿をすると事務局が全て確認をしてOKを出さない限り、投稿が公開されないようになっています。
つまり危険性の高い投稿は、一切投稿ができないようになっています。
そのため、メルカリアッテよりも安全ではあります。
ですが、ジモティーも知らない人と会って取引をすることには変わりません。
そのため、すべて自己責任であることを考えて利用するようにしましょう。