メルカリ・ラクマで商品を販売する際、安ければ安いほど売れやすいと思っている人は多いです。
ヤフオクでは1円オークションもたくさん開催されていて、注目度が高いため1円〜でも入札はどんどん入りますが、メルカリとラクマでは実はそうではないのです。
安ければ売れやすい、安ければ安いほどいいってものではなく、安いと逆に売れづらくなる可能性もあります。
なぜ安いと逆に売れづらくなるのか?安い方がお客さんは嬉しいに決まっていますよね。
今回はそんなメルカリ・ラクマで商品を販売した際の販売価格の付け方についてご紹介したいと思います。
- レディースアパレルを利益度外視で激安で販売してみた話
- 500円の激安価格で販売したのになかなか売れない・・・
- 1200円へ値上げして再出品をしたらすぐに売れた!その理由とは?
- 旦那の有名ブランドのTシャツを激安価格で出品してしまった話
- 商品内容と価格の釣り合いを考えることが大事
レディースアパレルを利益度外視で激安で販売してみた話
先日、もう着なくなった夏物のノーブランドのワンピースががあったのでそれをメルカリ、ラクマで同時に出品することにしました。
ですがノーブランドといえどもデザインもすごく可愛くて、数ヶ月前に購入したばかりで汚れもシミもなくまだまだ綺麗でした。
「でももうそのワンピースはもう着ていないしこれからももう着ないかな。家にあっても邪魔だし夏が終わる前にとにかく早く売りたい!」と思い、ノーブランドであることも考えてメルカリとラクマで送料込み500円で販売してみることにしました。
(ヤフオクはオークション形式で売れるまでに時間がかかるため、一旦出品はやめてみることに)
もう利益度外視です。
その時、出産のため里帰りも控えていたので、「とにかく売ってしまいたい!片付けたい!」という感じでした。
「こんな新しくて可愛いワンピースが500円送料込みで買えるならお客さんも嬉しいはず♪すぐに売れるかも」なんて考えていました。
ですが意外な結果となって売れることになったのです。
500円の激安価格で販売したのになかなか売れない・・・
そんなまだまだ綺麗な状態の買ったばかりのワンピースを500円送料込みで販売してみたところ、「すぐに売れるだろう」と思っていたのに、全然っ売れないのです。
いいねもそんなにつかない・・・
「え?500円だよ?争奪戦になると思ったのに!」と思ってしまうほど、しばらく売れてくれませんでした。
商品説明文にまずいこと書いたっけな?
商品名なんて書いたっけ?
もしかして何かミスってる???
と思い、出品した商品情報を隅々まで確認してけど特にまずそうなところもない。
「何がだめなんだろう???」と思いつつ、いろいろと思考錯誤してみました。
するとその結果・・・
実はあるものを変更した途端、すぐにそのワンピースは売れてくれたのです。
1200円へ値上げして再出品をしたらすぐに売れた!その理由とは?
販売当初はそのワンピースを500円で販売していたのですが、「激安で販売しても売れないなら思い切って値上げしてみよう」と思い、販売価格を500円から1200円へ変更して再出品をしてみることに。
すると、なんとすぐに売れたのです。
普通に考えてみれば、ユーザーからしたら1200円よりも500円で買えた方が嬉しいはずですよね?
500円で販売した方がいいねの付きも良さそうだし、むしろただでさえ安いので値下げ交渉もなく早い者勝ち状態で売れそうな気もします。
ですが、実際には1200円で販売した時の方がいいねがだだっとついて、結局値下げ交渉なしでメルカリですぐに売れてくれました。
なぜ500円では売れなかったのに1200円ではすぐに売れたのか?
私が考えるに、きっとこんな理由から1200円の方が売れてくれたんだと思っています。
商品と価格が釣り合っていないとユーザーは不信感から入る
その販売したワンピースは今年の夏前に3900円ほどで購入したのですが、買ったもののそんなに着ていなかったので状態もすごくきれいだったんです。
この↑説明も書いた上で販売したのですが、普通に考えれば500円で売ってしまうのは本当にもったいないくらいですよね。
ですが、近いうちに出産前に実家に里帰りをしなければいけなかったので「とにかく早く売ってしまいたい!」ということもあって、利益は考えず今回は500円で販売してみたのです。
結局これが売れない原因だったのだと思います。
要するに「商品と価格が釣り合っていない」ため、その商品ページを見たユーザーからすると「なんでこんな安く販売するの?」と思ってしまうんですよね。
「え!このワンピース500円なの!?」と思って飛びついても「買ったばかりであまり着ていない商品をこんなに安くするのには、何か裏には何かあるんじゃないか?」と思われてしまうこともあるのです。
中には「こんだけ安いんなら失敗してもいいや」と思って購入する人もいるでしょうけど、最初にまず不信感を抱く人も少なからずいるはずです。
何か裏があるのではないか?トラブルになるのではないか?と思われる
また、安すぎる商品・商品と価格が釣り合っていない商品の場合には「載せていないけど本当は汚れやシミがあるんじゃないか?」「これだけ安く販売するということは定価3900円というのも嘘なのではないか?」といった不安要素が先に出てしまって購入に至らないケースもあるのです。
つまりユーザーは「この人からこの商品を買ったらトラブルになるのかもしれない」と思ってしまうのです。
このワンピースの場合は、ユーザーからしたら500円よりも1200円で販売されている方が商品内容と価格に納得ができ、購入したいと思ってくれたユーザーがいたようでした。
旦那の有名ブランドのTシャツを激安価格で出品してしまった話
実はこのワンピース以外にも、価格を見直しただけですぐに売れた商品があります。
過去に旦那に「これ俺の代わりに出品して」と言われて私のアカウントで旦那の私物を販売している時期がありました。
その中に有名ブランドのTシャツを販売したのですが、残念なことに私はその有名ブランドの名前も聞いたことがなければ価値もわかりませんでした・・・笑
元々は定価15,000円以上するTシャツだったのですが、「聞いたことのないブランドだしこのくらいの価格でいっか!」と思い、なんと私は1900円で販売してしまったのです。
すると、いいねが付く前にこんなコメントが入りました。
「失礼ですがこれは偽物ですか?
安く販売している理由を教えて欲しいです」
「え???元々安いんじゃないの!?」と思いそのブランド名をググったり、メルカリ内で相場を調べた結果、自分が異常に安く販売してしまったことが発覚!
「これは偽物と思われても仕方ないかも・・・」と思うレベルでした。
その後、申し訳ないですがコメントは一旦無視させていただき(←)商品は削除、価格を見直して6000円ほどで再出品をしたところ、無事に売れてくれました。
結果、1900円では疑われてしまうのに、6000円では問題なく売れた。
実は価格を異常に安くしてしまうと、「偽物か?」と思われてしまうようなこんなケースもあるんです。
後から旦那に聞いたところそのブランドは「誰でも知っているわけではないけど知ってる人は知っている、好きな人は本当に好きなブランド」というざっくりな説明を受け、一瞬でも1900円で販売したことを叱られました。。。
商品内容と価格の釣り合いを考えることが大事
上で書いた通り、商品と価格が釣り合っていないとユーザーに不信感や不安要素を与えてしまい、それが原因で購入に至らないケースがあることもあるのです。
皆さんも「とにかくいらない」「早く売ってしまいたい」という商品を激安で販売することもあると思います。
それが場合のよってはスムーズに売れることもあるとは思いますが、意外と先に不信感を抱いてしまうユーザーもいるということを忘れないでくださいね。
大事なことは、どんなにいらなくて早く売りたい商品でも「自分だったらこの内容の商品をどのくらいの価格で納得して購入するか?」ということなのです。
販売価格は安いければ安いほど売れるというわけではなく、商品内容との釣り合いが大事なのです。