メルカリやラクマ、ヤフオクでは取引が終わると相手に評価をつけます。
その評価とは、良い・普通・悪いの3段階で選び、その評価をつけた理由を記載することができます。(ヤフオクのみ5段階評価)
また、その評価と評価内容は、そのユーザーのプロフィールから評価ページに飛べば、他のユーザーも見ることができるのです。
ですが稀に悪い評価の中には「こんな理由で悪い評価をつけられちゃうの?」という評価があったりするのです。
こんな理由で悪い評価をつけるのはアリ?悪い評価をつける基準とは?
先日、私がメルカリを見ていたら「こんな理由で悪い評価をつけられてしまった」とプロフィールに書いているユーザーさんがいました。
その方は全体の評価も良く、いい評価が100件以上ついていて、普通の評価が0、悪い評価が1でした。 残念ながら悪い評価が1つついてしまっていたのですが、その悪い評価をつけられてしまった理由があまりにもかわいそうだったのです・・・
かわいそうな理由で悪い評価をつけられた人を発見
以前、メルカリでいろんな方の出品している商品を見ていたら、あるユーザーさんのプロフィールにたどり着きました。
その方は上でも書いた通り、全体の評価も良く、いい評価が100件以上ついていて、普通の評価が0、悪い評価が1つだけついてしまっていました。
その悪い評価をつけられてしまった理由を自己紹介文にたらたらと書いていたのですが、「これはかわいそうかも・・・」と思ってしまう内容だったのです。
その悪い評価をつけられてしまった理由というのがこちら。
以前、良い評価をたくさん持っていらっしゃる出品者さんから商品を購入し、すごく急ぎではなかったけど早めに届いたら嬉しいなと思い、「もし可能であれば早めに発送していただけると助かります!」とメッセージを送りました。
するとメッセージの返信はなかったのですが、商品を購入後すぐに送ってくださり、良い評価をつけた上で受け取り評価をしました。
その後、出品者からも評価が来たので見てみるとなんと悪い評価でした。
その悪い評価をつけた理由が
「早めに発送してほしいと言われて不快でした。こちらの都合も考えず、自分のことしか考えていない人だと思います。もう二度と取引しません。」
私の言い方が悪かったのかもしれませんが、こんな理由で悪い評価をつけられてしまったのは初めてでしたので驚いております。
とのことでした。
「えええええ!?これだけのことで!?」と私は思ってしまい、このユーザーさんがとても気の毒に感じてしまいました。
一度ついた評価は変更することも消すこともできないので「少し気の小さいユーザーに当たってしまったんだな」と運が悪かったと思うしかないと思いますが、「これはあまりにもかわいそうだなぁ」と思ってしまいました。
「早く送ってほしい」などの要望を言ったらいけないのか?
こんな理由で悪い評価をつけてくるユーザーがいるなら、商品を購入しても「なるべく早く送ってもらえるととても助かりますなどの購入者側の要望は言ってはいけないのか?」と思ってしまいますよね。
ですが、これは全く購入者側は悪くないと思います。
私は過去にメルカリだけでなくラクマ(旧フリル含む)・ヤフオクを使って何百件も発送してきましたが、こんな要望を言うユーザーはわんさかいました。
「2〜3日後の発送と書いてありますが今日の発送は無理なのでしょうか?」 「支払いが完了したので今日中に送ってくださると嬉しいです!」なんて言われることしょっちゅうです。
むしろ支払い期限ギリギリまでずっと支払ってくれなかったのに、支払いが完了した途端に「今日の発送は可能ですか?」と聞いてくる購入者もいたくらいです。笑
ですが私はそんなユーザーでも最後まで問題なく取引ができたら良い評価をつけるようにしていますし、問題なく取引ができた相手に悪い評価をつけた経験はないです。
フリマアプリやオークションサイトでは顔が見えない分、いろんなユーザーがいるので言動ひとつひとつを気にしていたらキリがないと思います。
「些細なことで相手に悪い評価をつけていたら、自分も気持ちよくサイトを利用できないのにな〜」なんて思ってしまいます。
ですが、人によっては相手の些細な言動を悪い評価として返す人もいるんですよね。
悪い評価をつける基準とは?
今回例に挙げた悪い評価をつけられてしまった理由は本当にかわいそうだなと思いますが、本来、悪い評価をつけるのなら「取引をする上でこんなマナー違反があった」という場合のみだと私は思います。
個人的に定めたルールや考え方で悪い評価をつけるのではなく、あくまで「メルカリやヤフオクなどのサイトが定めたルールに従わなかった場合」を基準に悪い評価をつけるべきでしょう。
例えばこんな理由であれば悪い評価をつけるに価すると思われます。
出品者が購入者に対して悪い評価をつけてもいい行為
①購入後、購入者都合でキャンセルとなった
②支払い期限までに代金を支払わず、その後も連絡が取れず取引がキャンセルとなった
購入者が出品者に対して悪い評価をつけてもいい行為
①購入後、出品者都合でキャンセルとなった
②遅延の連絡なしに配送目安より大幅に遅れて発送された
③商品がいつまで経っても発送されず取引がキャンセルとなった
④商品ページには記載のなかった汚れや傷があった
⑤届いた商品が壊れていた
もしこのようなことが実際に起これば悪い評価をつけるべきですが、購入者側の④、⑤の行為に関しては、商品ページと異なる商品(商品状態)が届いた場合は、返品を要求することも可能です。
その場合は、受け取り評価はせずに出品者に事情を説明した上で返品が可能かどうかを聞いてみましょう。
また、これらの行為があった場合は悪い評価をつけていいと思いますが、それ以外の個人的な感情や考え方から悪い評価をつけることはやめておきましょう。
相手に悪い評価をつければ、誰がその評価をつけたのかが他のユーザーからもわかる
メルカリ・ラクマ・ヤフオクの場合、悪い評価を相手につけると、その悪い評価をつけたのがどのユーザーなのかを全ユーザーが見れるようになっています。
ユーザーのプロフィールの評価一覧から悪い評価をタップすると、どのユーザーが悪い評価をつけたのかが見れるのです。
つまり、「このユーザーなんか嫌だから悪い評価つけちゃおっと」と思って軽い気持ちで悪い評価をつけると、他のユーザーも「悪い評価をつけたのがあなた」だということが確認できてしまうのです。
また、評価をつける際に悪い評価をつけた理由も書けば、その理由も全ユーザーが見ることができます。
そのため、あまり厳しい基準でいろんなユーザーに悪い評価をつけまくれば「この人、こんな小さい理由で悪い評価つけるんだ。今後、この人から取引するのやめよう」と思われても仕方がありません。
「悪い評価をつける=相手の評価に傷をつける」ことですので、自分の独自の評価基準ではなく、サイトのルールに従わない・マナー違反があった場合のみ悪い評価をつけるようにしましょう。
自分勝手な理由で悪い評価はつけてはいけない
以上が「こんな理由から悪い評価をつけられてしまったユーザーがいた!」というお話でした。
何度も言いますが、自分の考えや勝手なルールから相手に悪い評価をつけていたらキリがありません。
また、悪い評価をつければ全ユーザーからあなたが悪い評価をつけたことも見れてしまうので、後に自分の売り上げや評価などに返ってくる場合もあるのです。
取引相手への評価は慎重につけ、できるだけ気持ち良く取引ができるように心がけましょう。