メルカリ・ラクマ・ヤフオクでは、漫画、DVD、ブルーレイ、ゲームはかなり売れやすい商品です。
特に男性の多いヤフオクでは、これらの商品はかなり売れやすいと思われます。
そんな漫画、DVD、ブルーレイ、ゲームをもっと効率的に、利益をより多く残す販売方法があるので、出品者さん向けに使えるテクニックをご紹介します。
ネットで漫画やDVD、ブルーレイ、ゲームを高値で売る法とは?
メルカリやラクマ、ヤフオクでは、漫画・DVD・ブルーレイ・ゲームの取引はとても多く、出品点数も購入者数も多いジャンルとなっています。
ネットで漫画・DVD・ゲームが売れやすい理由とは?
漫画・DVD・ブルーレイ・ゲーム等は、リアル店舗でも売れやすいですが、メルカリ・ラクマ・ヤフオクではさらに売れやすくなると言われています。
その理由がこちらです。
①近くの店舗にない商品をすぐに探すことができる
リアル店舗の場合は、置いてある在庫の中から一つ一つ商品を確認して探して購入する必要があります。
ですが、メルカリやヤフオク等であれば、欲しい商品名を入力して検索をすれば一発で商品を見つけることができます。
②リアル店舗よりも商品点数が多い
リアル店舗の場合は、商品の数に限りがあります。
もちろんそのお店の規模にもよりますが、やはり店舗の中で保管できる商品の数には限りがあります。
ですが、これら3サイトの場合、大きな倉庫で管理している業者もいれば、個人の自宅で管理している人もいます。
つまり、様々な人からこれらの商品を購入することができるため、商品点数が多いという特徴があります。
③性別、年齢問わない商品のため探しているユーザー数が多い
これら漫画・DVD・ブルーレイ・ゲーム等は、性別、年齢問わず誰もが探すような商品であるため探しているユーザー数がかなり多いことも挙げられます。
そのため自然と需要の高い商品となり、「出品してすぐに売れた!」となりやすい商品ジャンルでもあります。
漫画・DVD・ゲームを売るなら全巻売り・セット売り!
そんなメルカリ・ラクマ・ヤフオクでかなり需要の高い漫画・DVD・ブルーレイ・ゲームは単品でももちろん売れやすいでしょう。
ですがさらに売れやすくなるためのおすすめの販売方法があります。
それは、全巻売り・セット売りにすることです。
例えば、漫画なら1巻から最終巻まで、DVDやブルーレイもシリーズものなら全巻セットに、ゲームならシリーズごとにセットで売るなどです。
ご自身がセットでその漫画やゲーム、DVDを揃えていたのなら1巻(1枚)ごとに売るのではなく、セット売りにした方が効率も良く売れやすく、さらに利益も多く残せるのです。
まとめ売りが効率アップ&利益が高くなる理由
ではなぜ漫画・DVD・ブルーレイ・ゲーム等のセット売りが、効率的で利益が多く残せるのかを解説していきます。
①出品にかける時間が短縮できる
例えば1~100巻まである漫画を販売するとします。
セット売りなら1~100巻の漫画がまとまった画像を1枚撮るだけでOKですが、単品売りなら1~100巻を1巻ずつ撮影をして1巻ずつ出品しなければいけないのです。
これ非常~~にめんどくさいですよね?
時間も100倍取られるわけですから。
また、発送も単品売りなら100回しなければいけないところを、全巻セット売りなら1回で済むのです。
出品にかかる時間、発送の時間を考えれば全巻セット売りの方が断然効率が良いのは当たり前の話なのです。
②配送作業も配送料も1回で済む
①で説明したように発送が1回で済むので、配送料も1回分で済みますよね。
では例えば1~100巻まである漫画を販売するとします。
それを1冊400円で販売したとしたら、下記のような計算で利益が残ります。
例:メルカリで販売
商品代金400円-販売手数料10%(40円)-送料198円(クリックポストで計算)=利益162円
単品売りで計算してみると、1冊あたり172円しか利益が残りません。
その172円の利益を100巻全て発送しきったとすると、利益は下記となります。
1冊あたりの利益172円×100冊=17200円
一方、1~100巻までの100冊をセットにすると1冊400円計算なら販売価格は40,000円となります。
40,000円で販売した際、下記のような計算で利益が残ります。
例:メルカリで販売
商品代金40000円-販売手数料10%(4000円)-送料約1000円(宅配便で計算)=利益35000円
どうですか?
宅配便は重量やお届け先までの距離によって前後しますが、だいたい1000円と考えても倍近くの利益が出ますよね。
つまり、値引き交渉をされても十分に利益が残ります。
また、セット売りのため1冊あたり300円として100冊で30000円で販売したとしてもそれでも26,000円の利益が出ます。
(商品代金30000円-販売手数料3000円-送料約1000円=利益26,000円)
配送料が1回で済むだけでこんなに利益が変わるのです。
それなら1冊あたりの販売価格を安くしたとしてもセット売りにした方が断然利益が残るのです。
③購入者にとっては興味のあった商品が全て手に入る
購入者にとっては、前から読んでみたかった漫画、挑戦してみたかったゲーム、次のシリーズが気になっていたDVD・ブルーレイなどがセット売りされることによって1回で手に入るのです。
元々その商品に興味があったユーザーならお得に買えて嬉しいですよね。
また、漫画、DVD、ブルーレイ、ゲームは常に持ち歩いたり身につけるようなアイテムではないため、「中古品でいいから安く揃えたい」という考えの人が多いです。
①②で説明したような出品者側だけでなく、購入者側にもしっかりメリットはあるのです。
セット売りする際の注意点
漫画・DVD・ブルーレイ・ゲームはセット売り・まとめ売りがおすすめ!とご紹介しましたが、実はセット売りをする際の注意点もあるのです。
①単品での販売希望はお断りをする
セット販売をしていると、中には「1~30巻は持っているから31巻以降だけ売って欲しい」と言ってくるユーザーもいます。
その場合は、丁重にお断りしましょう。
なぜならそのユーザーに31巻~100巻を売ったとしても、残った1~30巻は絶対に売れません。
100巻ある中からピンポイントで「1~30巻だけ欲しい!」なんてユーザー絶対にいませんから。
巻を指定くるユーザーの場合は、売れ残ってしまうことも考えて丁重にお断りして、多少売れるまでに時間がかかっても全巻セット売りをした方が断然いいです。
②数巻だけ足りないなら買い足しがおすすめ
最初は1~100巻まで全巻持っていたのに、気づいたら数巻無くなっていたという経験はありませんか?
「友達に何巻か貸してそのまま帰って来ない」「コーヒーをこぼして汚くなったのでそのまま捨ててしまった」など、なんらかの理由で数巻だけ揃っていないという場合が稀にありますよね。
そんな時には少し手間ですが、古本屋さんで足りない巻を買い足すことをおすすめします。
「売りたいのになんでこっちが買わなきゃいけないの?」と思う方もいると思いますが、同じ漫画が2人のユーザーが販売していて、1~100巻揃っているユーザーと、1~100巻中3巻くらい揃っていないユーザーなら、高くても全巻揃ってるユーザーから買いますよね?
3巻揃っていないユーザーから買ってしまったら、結局購入者がその後足りない巻を買い足さなければいけませんから。
それなら古本屋さんで比較的きれいなものを選んで購入して、それを足りない巻に補充した上で販売しましょう。
その方が圧倒的に売れやすくなります。
また、ユーザーからしたら元々揃っていた巻も買い足した巻も同じ古本なので買い足したとかわかりませんから・・・
中身が欠けているセット売りはセット売りの意味がないので、しっかり全巻揃えた上で販売するようにしましょう。
元々数巻持っているユーザーに対しての全巻売りはどうなのか?
「漫画やDVDは全巻売りがおすすめ!」とたくさん言ってきましたが、1つ疑問が浮かぶと思います。
それは「1~100巻出版されている漫画の場合、その漫画を1~10巻を持っている人にとってはセット売りは迷惑ではないのか?」ということ。
必要のない商品までセットにされている上に、その商品の分までお金を払わなければいけないのでそういった購入者の場合には11~100巻だけ欲しいと思うはずです。
ですが、セット売りにすることで1冊あたりが割安で購入できるのなら購入者にとっても損はないでしょうし、購入後にいらなくなった1~10巻は古本屋さんに売ってしまえば購入者にも多少は利益になるのです。
なので私の過去の経験からも、全巻売り・セット売りにしても「1冊あたり◎◎◎円です!」と割安感をアピールできればコンスタントに売れてくれていました。
ですのであまり細かいことは気にせず、全巻揃えている漫画やDVDがあるのなら全巻売りでぜひ販売してみてください。
漫画・DVD・ゲームはセットなら効率良く高い値段で売れる
以上が漫画、DVD、ブルーレイ、ゲームの全巻売り・セット売りをおすすめする理由でした!
メルカリ・ラクマ・ヤフオクでは、元々これらの商品カテゴリーは売れやすい傾向にありましたが、バラバラでの単品販売は非常にもったいないです。
セット売りは販売額が大きくなる上に配送料も抑えられるので一石二鳥ですし、売れれば一気に在庫が片付きます。
漫画、DVD、ブルーレイ、ゲームをたくさん揃えている人はぜひセット売り・まとめ売りで一気に在庫を片付けましょう。